測量阻止行動6日目(9/10)最終日/皆さん、喜んでください。!!!「オオタカの森の家」は、102名の仲間の力で、守り抜きました。測量をさせませんでした。
土地収用法35条調査、最終日の今日、
県は、昨日のように早朝の測量を警戒し、
5時までに集まった仲間は20名、そして、県が動き出した6時30分には、
30名ほどに増えていました。
昨日と同じように、前からと、後方からの侵入を試みる、県に対し、
前面では、スクラムを組み、そして、県職員の前にはだかり、まさに体を張っ
た、阻止行動が展開されました。
後方では、山の上部より、いつもの阻止線を難なく突破し、小屋の5メートル
後方に張った阻止幕まで来ていました。
このとき、かかんに、体を張って止めたのは、女性と、高齢の仲間たちでし
た。(少し前に、始まった、全面の動きに、強力メンバーが裂かれたため)
この人数で、約50分持ちこたえたのです。
7時30分少し前、静岡からの、マイクロバスでの参加者が加わり、
そして、続々集まるメンバーは、約80名。
「オオタカの森の家」の周りに張られた、最終阻止線の、幕の前面、その中
と、配置が完了し、個別、各所で、県職員との攻防が行われていたのです。
前面では、対峙が続き、後方では座り込みが続き、
8時30分には、県に対し、桜井より最終通告が行われたのです。
「幕の前で、座り込み、阻止する仲間は、非暴力で、体を張る!!
そして、幕の中の仲間は、『オオタカの森の家』の敷地に侵入する、
不法侵入者に対し、泥棒に対し、なべ釜で立ち向かうと同じように、
取り押さえ、逮捕する!!」
このマイクでの意思一致と、アピールは、参加者の歓声ともつかぬ沸き上がる
声で、承認され、みんなのものとなり、県は、窮地に立たされたのです。
そして約1時間、シュプレヒコールと横の沢からの侵入を止めるため、
体当たりを続ける地権者大井さんの頑張りにより、
9時30分ついに、県は撤退、撤収をしていったのです。
早い食事が持たれ、昼に、
地権者の記者会見が設定されました。
これは実質的な、『オオタカの森の家』を守りきった勝利の記者会見です。
4名の地権者、とりわけ、昨日早朝の闇うち測量に怒る、
桧林さん、「昨日の朝では、本当に、腹が立ちました。
しかし、心寄せる多くの人が、6日間一緒になって、茶畑や、トラスト地を
守った事は、
うれしい限りです。今後とも長い運動が続くと思いす、よろしくお願いします。」
村田さん「昨日の、県のやり方には、怒りが頂点に達し、真っ白になってし
まったが、
まだ、この森、このオオタカの家が残っている。それも、私たちの運動に共感し、
支援し、6日間県と立ち向かった、多くの仲間が居たからです、本当にありが
とうございました。」
午後になり、県は「反対派の抵抗が激しいため」35条調査をあきらめ、
37条の写真撮影に切り替え、3時になり勝手に、「土地収用法35条調査の終了
宣言」を小松、空港建設事務所長は「空港反対、収用を阻止するぞー」のシュ
プレヒコールで聞こえない中、発表し、私たちの前から退散しました。
今回の、土地収用法、35条調査、「測量阻止行動」は、
18年間続いた静岡空港反対運動の中で、始めての、静岡県との直接実力対決
が、オオタカの森の家を守りきった闘いとして終了しました。
メールの読者の皆さん、支援してくれた全国の仲間の皆さん
今後ともよろしくお願いします。
空港に反対する榛原オオタカの森トラストの会(増田)
---------------------------------
9月8日、空港の反対地権者の土地への測量阻止行動のなかで、森植物生理研
究室の岡本さんが県知事宛に提出された公開質問状です。
公開質問状
静岡県知事石川嘉延殿
05年9月8日
森植物生理研究室
岡本 尚
拝啓
納税者の一人として私見をのべ、質問をさせていただきます。
貴方は静岡空港予定地に存在する地権者の私有地を、公共の利益の名に於いて
強制収用することを考えておられます。その行為は、土地収用法と言う法律に
基づくものと説明されています。
これにたいして、多くの心ある県民は大きな疑問を感じています。その理由
は、現在の県庁組織に、そもそも法の代執行者としての資格があるのかと言う
原理的な問いかけです。この僅かの期間の間に、県民の血税からなる公金を横
領して逮捕された県職員は、熱海土木事務所長をはじめとして8名にのぼり、
県民の怒りは頂点に達しています。
さらに同封の記事をごらんください(週刊ダイヤモンド、2004年1月31
日号)。太田川ダム関連工事の入札結果をみると、27件の入札中13件が落
札率98%を超えています。土木部内から予定価格が業者にもらされることな
しにこんなことが起きるでしょうか。
それ以上に不自然なのは、2002年9月25日の入札です。それまで97%
以上もあった落札率が、この4件に限って75%に下落しています。しかも低
入札率が4件とも、限り無く100%に近い。最低制限価格を業者に教えた職
員がいない限り、業者がこのようなリスクを犯すはずがありません。解説によ
るとこれは談合破りを企てた業者に対して、談合を取り仕切って来た業者が
行った逆クーデターといわれます。(なおこれらの数値は私ども自身も、情報
開示によって確認しました)。知事はどうお考えですか。このような不正が未
だに摘発されず、新たな逮捕者も出ていないことは、いかに現在の県庁組織に
自浄能力がなく、もはや法の代執行者としての資質を欠いていることを、火を
見るよりも明らかに示しています。
強制収用はおやめください。かつてある西欧の哲人はいみじくも言いました。
「国家に正義無くんばそは強盗団に異ならず」。
現在この地にあって祖先伝来の土地を守ろうと闘っている4人の本来地権者
方は、私利私欲でここまで抵抗を続けて来たわけではありません。彼らは県民
の利益を守るために、そしてなによりも正義を、人間の尊厳を守る為に、権力
の手によってなされる強盗行為にたいして闘って来たのです。榛原、吉田両町
の住民の大半は最初から空港建設には反対でした。特に地権者の多くはそうで
した。それを県庁組織は、有力者を抱き込み、金にものを言わせ、最後は脅迫
まがいの脅しによって切りくずし、あらゆる権謀術数を弄して最後まで反対す
る本来地権者を4名にしたうえ、それを県議会で「少数者のわがまま」とか、
「反対運動によってあやつられている」とか誹謗中傷を加えています。それこ
そ「何とかの勘ぐり」というものです。
今県知事は胸に手を当てて、これらの地権者の真情に今一度思いを致してくだ
さい。強制収用は人間として為すべき道ではなく、最悪の場合は流血の惨事を
招きかねません。それは○○有徳のモットーに反します。収用中止の英断は今か
らでもおそくありません。
最後に質問をまとめます。
1. 同封記事にある太田川ダム関連の入札結果を県民にどう説明されますか。
2. 公金横領で8人の逮捕者を出したうえ、このような入札を放任してい
て、あなたは法の代執行者としての資格があると御考えですか。
3. 強制収用発動をさけるため、もう一度県民の意向を住民投票の形で問
い直す考えはありませんか。
---------------------------------------
<ご参考>
土地収用法
(測量等が著しく困難な場合の土地調書及び物件調書の作成)
第37条の2 起業者は、土地所有者、関係人その他の者が正当な理由がないの
に第36条第1項の土地調書又は物件調書の作成のための第35条第1項の規定に
よる立入りを拒み、又は妨げたため、同項の規定により測量又は調査をするこ
とが著しく困難であるときは、他の方法により知ることができる程度でこれら
の調書を作成すれば足りるものとする。この場合においては、これらの調書に
その旨を付記しなければならない。
《改正》平13法103
-----------------------------
まつや清の日記
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/44292/diary.html
2005年09月10日(土)
ついに静岡県、トラストの森の小屋の測量あきらめる
すばらしい闘いが繰り広げられた6日間でした。ついに静岡県は35条調査
を完遂できませんでした。5日の時点でこのような闘いの勝利を予測できたで
しょうか。5日目は、とにかく、大勢の仲間が集まってくれて測量をさせませ
んでした。2日目はどうなるんだろうと、思いきや地権者と住民による徹底的
な抗議で持ちこたえました。3日目は、台風、神頼みもしましたが、これまた
住民の粘り強さで、乗りきれました。4日目も辛うじて。そして、5日目の抜
き打ちで、気分一心。今日の闘いになりました。
6日間は、地権者の抵抗につきます。この経験は12月の闘いに大きな財産
となります。これまでの空港反対運動をある意味で転換させる闘いになると思
います。「現地の力関係」が政治を動かすという、当たり前の社会運動の原則
ですが、この事を実感しました。静岡県において、新しい社会変革の主体が編
成され直されたということでしょうか。静岡県の大誤算です。自分たちの強権
的やり方が、新しい住民運動の主体を作っている事に気づくべきです。
以下は今日の「空港はいらない県民の会」の声明です。
土地収用阻止闘争を闘い終えて 県民の会 9月10日
本日、午後3時静岡県は、土地収用法35条調査の初期の目的を達成すること
なく終了宣言を行いました。最後に残されたオオタカの森・トラストの家は、
地権者初め多くの静岡県内から集まった空港反対派住民によって埋め尽くさ
れ、土地収用を阻む県民の力がいかに強いものであるかを明らかにしました。
5日から始まった35条調査が、静岡県が議会やマスコミに説明していた「反
対派への粘り強い説得工作」と「事業遂行における安全優先」方針とは程遠い
ものであったことはマスコミの皆さんの報道を通じて広く県民に伝えられまし
た。土地の強制収用を食い止めようとする私たちに対して、県は、時に大部隊
で威嚇し、手薄であれば強行突入を行い、そして、陽動作戦を用いるというや
り方を繰り返しました。それらは、行政執行というより軍隊的執行スタイルで
多くの県民からの強い批判を巻き起こしました。私たちは、この静岡県の姿勢
に、強く抗議するとともに謝罪を求めるものであります。
しかしながら、この悪辣卑劣・言語道断な行為に地権者は大地で生きる人間
として、屈することなく、非暴力で体を張って敢然と立ち向かいました。私た
ちは、この地権者の戦いに感動し、勇気をもらいながら、雨の日も、台風の日
も、暑い日も、この自然豊かな森や茶畑で、6日間を戦い抜くことができまし
た。多くの県民の共感に支えられたこの戦いこそが、最後に残されたオオタカ
の森の家に測量隊を一歩も踏み込ませず、静岡県に35条調査をあきらめさせ、
37条に基づく外観調査に方針転換をさせたのです。しかも、外観調査に対して
も、反対派住民は、非暴力で抗議しながら測量隊を追い返しました。
今回の闘いを通じて明らかになったことは、静岡県が土地収用法にこだわれ
ばこだわるほど、静岡県民の静岡空港への批判が強まり、土地収用に反対の声
が広がり続けることです。静岡県は、12月にも制限表面区域の強制測量を計画
しています。今回の教訓を生かして土地収用法に基づく空港建設を中断すべき
であります。地権者と私たちの戦いの決意がますます強まっていることを直視
すべきであります。この問題の解決に住民投票制度を活用することを真剣に考
えるべきであります。
私たちは空港中止に向けて今後も闘い続けることを宣言します。
※※ 選挙最終日。牧野さんの打ち上げに行ってきます。明日に期待です。
------------------------------------
SBSニュース SBSテレビ夕刊 静岡新聞ニュースより
静岡空港の未買収用地 県は全ての調査終了
http://www.digisbs.com/newsilocal/20050910000000000089.htm
土地収用法に基づく静岡空港の未買収用地の取得に向けた調査で県は、調査
対象地5・5ヘクタールの全ての調査を完了させました。調査最終日の10
日、県はおよそ350人を動員して午前6時から反対派が陣取るミカン畑など
残る3カ所の調査に踏み切りました。このうち立木トラストエリアでは、反対
派およそ50人が集まり空港反対の看板を立て「県は帰れ」と立ち入りを拒み
ました。また、反対派が集まる小屋周辺およそ600?には調査員が立ち入れ
ず外からの写真撮影に切り替えるなどし県は、午後3時に5.5ヘクタールす
べての調査を終了しました。県は、今回の調査をもとに土地収用委員会に提出
する資料の作成を行い、未買収用地の取得にむけた手続きを進めることになり
ます。
----------------------------------------
静岡空港はいらない県民の会のアピール
土地収用阻止闘争を闘い終えて 県民の会p 9月10日
本日、午後3時静岡県は、土地収用法35条調査の初期の目的
を達成することなく終了宣言を行いました。最後に残されたオオ
タカの森・トラストの家は、地権者初め多くの静岡県内から集ま
った空港反対派住民によって埋め尽くされ、土地収用を阻む県
民の力がいかに強いものであるかを明らかにしました。5日から
始まった35条調査が、静岡県が議会やマスコミに説明していた
「反対派への粘り強い説得工作」と「事業遂行における安全優
先」方針とは程遠いものであったことはマスコミの皆さんの報
道を通じて広く県民に伝えられました。土地の強制収用を食い
止めようとする私たちに対して、県は、時に大部隊で威嚇し、
手薄であれば強行突入を行い、そして、陽動作戦を用いるとい
うやり方を繰り返しました。それらは、行政執行というより軍隊
的執行スタイルで多くの県民からの強い批判を巻き起こしまし
た。私たちは、この静岡県の姿勢に、強く抗議するとともに謝
罪を求めるものであります。
しかしながら、この悪辣卑劣・言語道断な行為に地権者は大
地で生きる人間として、屈することなく、非暴力で体を張って
敢然と立ち向かいました。私たちは、この地権者の戦いに感
動し、勇気をもらいながら、雨の日も、台風の日も、暑い日も、
この自然豊かな森や茶畑で、6日間を戦い抜くことができまし
た。多くの県民の共感に支えられたこの戦いこそが、最後に
残されたオオタカの森の家に測量隊を一歩も踏み込ませず、
静岡県に35条調査をあきらめさせ、37条に基づく外観調査
に方針転換をさせたのです。しかも、外観調査に対しても、
反対派住民は、非暴力で抗議しながら測量隊を追い返し
ました。今回の闘いを通じて明らかになったことは、静岡県
が土地収用法にこだわればこだわるほど、静岡県民の静
岡空港への批判が強まり、土地収用に反対の声が広がり
続けることです。静岡県は、12月にも制限表面区域の強制
測量を計画しています。今回の教訓を生かして土地収用法
に基づく空港建設を中断すべきであります。地権者と私た
ちの戦いの決意がますます強まっていることを直視すべき
であります。この問題の解決に住民投票制度を活用するこ
とを真剣に考えるべきです。私たちは空港中止に向けて今
後も闘い続けることを宣言します。
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■今後の予定
9月13日(火) 原告団事務局会議(18:30 NPOセンター)
16日(金) 県民の会拡大幹事会(18:30 労政会館)
10月2日(日) 08年開港抗議神戸大集会(県民の会から代表参加)
10月20(木) 事業認定取消し訴訟第一回口頭弁論
(10:00 静岡地裁)
11月12日(土)〜13日(日)反空港全国交流集会
(福岡市 県民の会から代表参加)
11月27日(日)土地収用阻止・空港反対全県大集会(予定)
■空港はいらない静岡県民の会HP
http://kuukouno.hp.infoseek.co.jp/
土地収用法35条調査、最終日の今日、
県は、昨日のように早朝の測量を警戒し、
5時までに集まった仲間は20名、そして、県が動き出した6時30分には、
30名ほどに増えていました。
昨日と同じように、前からと、後方からの侵入を試みる、県に対し、
前面では、スクラムを組み、そして、県職員の前にはだかり、まさに体を張っ
た、阻止行動が展開されました。
後方では、山の上部より、いつもの阻止線を難なく突破し、小屋の5メートル
後方に張った阻止幕まで来ていました。
このとき、かかんに、体を張って止めたのは、女性と、高齢の仲間たちでし
た。(少し前に、始まった、全面の動きに、強力メンバーが裂かれたため)
この人数で、約50分持ちこたえたのです。
7時30分少し前、静岡からの、マイクロバスでの参加者が加わり、
そして、続々集まるメンバーは、約80名。
「オオタカの森の家」の周りに張られた、最終阻止線の、幕の前面、その中
と、配置が完了し、個別、各所で、県職員との攻防が行われていたのです。
前面では、対峙が続き、後方では座り込みが続き、
8時30分には、県に対し、桜井より最終通告が行われたのです。
「幕の前で、座り込み、阻止する仲間は、非暴力で、体を張る!!
そして、幕の中の仲間は、『オオタカの森の家』の敷地に侵入する、
不法侵入者に対し、泥棒に対し、なべ釜で立ち向かうと同じように、
取り押さえ、逮捕する!!」
このマイクでの意思一致と、アピールは、参加者の歓声ともつかぬ沸き上がる
声で、承認され、みんなのものとなり、県は、窮地に立たされたのです。
そして約1時間、シュプレヒコールと横の沢からの侵入を止めるため、
体当たりを続ける地権者大井さんの頑張りにより、
9時30分ついに、県は撤退、撤収をしていったのです。
早い食事が持たれ、昼に、
地権者の記者会見が設定されました。
これは実質的な、『オオタカの森の家』を守りきった勝利の記者会見です。
4名の地権者、とりわけ、昨日早朝の闇うち測量に怒る、
桧林さん、「昨日の朝では、本当に、腹が立ちました。
しかし、心寄せる多くの人が、6日間一緒になって、茶畑や、トラスト地を
守った事は、
うれしい限りです。今後とも長い運動が続くと思いす、よろしくお願いします。」
村田さん「昨日の、県のやり方には、怒りが頂点に達し、真っ白になってし
まったが、
まだ、この森、このオオタカの家が残っている。それも、私たちの運動に共感し、
支援し、6日間県と立ち向かった、多くの仲間が居たからです、本当にありが
とうございました。」
午後になり、県は「反対派の抵抗が激しいため」35条調査をあきらめ、
37条の写真撮影に切り替え、3時になり勝手に、「土地収用法35条調査の終了
宣言」を小松、空港建設事務所長は「空港反対、収用を阻止するぞー」のシュ
プレヒコールで聞こえない中、発表し、私たちの前から退散しました。
今回の、土地収用法、35条調査、「測量阻止行動」は、
18年間続いた静岡空港反対運動の中で、始めての、静岡県との直接実力対決
が、オオタカの森の家を守りきった闘いとして終了しました。
メールの読者の皆さん、支援してくれた全国の仲間の皆さん
今後ともよろしくお願いします。
空港に反対する榛原オオタカの森トラストの会(増田)
---------------------------------
9月8日、空港の反対地権者の土地への測量阻止行動のなかで、森植物生理研
究室の岡本さんが県知事宛に提出された公開質問状です。
公開質問状
静岡県知事石川嘉延殿
05年9月8日
森植物生理研究室
岡本 尚
拝啓
納税者の一人として私見をのべ、質問をさせていただきます。
貴方は静岡空港予定地に存在する地権者の私有地を、公共の利益の名に於いて
強制収用することを考えておられます。その行為は、土地収用法と言う法律に
基づくものと説明されています。
これにたいして、多くの心ある県民は大きな疑問を感じています。その理由
は、現在の県庁組織に、そもそも法の代執行者としての資格があるのかと言う
原理的な問いかけです。この僅かの期間の間に、県民の血税からなる公金を横
領して逮捕された県職員は、熱海土木事務所長をはじめとして8名にのぼり、
県民の怒りは頂点に達しています。
さらに同封の記事をごらんください(週刊ダイヤモンド、2004年1月31
日号)。太田川ダム関連工事の入札結果をみると、27件の入札中13件が落
札率98%を超えています。土木部内から予定価格が業者にもらされることな
しにこんなことが起きるでしょうか。
それ以上に不自然なのは、2002年9月25日の入札です。それまで97%
以上もあった落札率が、この4件に限って75%に下落しています。しかも低
入札率が4件とも、限り無く100%に近い。最低制限価格を業者に教えた職
員がいない限り、業者がこのようなリスクを犯すはずがありません。解説によ
るとこれは談合破りを企てた業者に対して、談合を取り仕切って来た業者が
行った逆クーデターといわれます。(なおこれらの数値は私ども自身も、情報
開示によって確認しました)。知事はどうお考えですか。このような不正が未
だに摘発されず、新たな逮捕者も出ていないことは、いかに現在の県庁組織に
自浄能力がなく、もはや法の代執行者としての資質を欠いていることを、火を
見るよりも明らかに示しています。
強制収用はおやめください。かつてある西欧の哲人はいみじくも言いました。
「国家に正義無くんばそは強盗団に異ならず」。
現在この地にあって祖先伝来の土地を守ろうと闘っている4人の本来地権者
方は、私利私欲でここまで抵抗を続けて来たわけではありません。彼らは県民
の利益を守るために、そしてなによりも正義を、人間の尊厳を守る為に、権力
の手によってなされる強盗行為にたいして闘って来たのです。榛原、吉田両町
の住民の大半は最初から空港建設には反対でした。特に地権者の多くはそうで
した。それを県庁組織は、有力者を抱き込み、金にものを言わせ、最後は脅迫
まがいの脅しによって切りくずし、あらゆる権謀術数を弄して最後まで反対す
る本来地権者を4名にしたうえ、それを県議会で「少数者のわがまま」とか、
「反対運動によってあやつられている」とか誹謗中傷を加えています。それこ
そ「何とかの勘ぐり」というものです。
今県知事は胸に手を当てて、これらの地権者の真情に今一度思いを致してくだ
さい。強制収用は人間として為すべき道ではなく、最悪の場合は流血の惨事を
招きかねません。それは○○有徳のモットーに反します。収用中止の英断は今か
らでもおそくありません。
最後に質問をまとめます。
1. 同封記事にある太田川ダム関連の入札結果を県民にどう説明されますか。
2. 公金横領で8人の逮捕者を出したうえ、このような入札を放任してい
て、あなたは法の代執行者としての資格があると御考えですか。
3. 強制収用発動をさけるため、もう一度県民の意向を住民投票の形で問
い直す考えはありませんか。
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<ご参考>
土地収用法
(測量等が著しく困難な場合の土地調書及び物件調書の作成)
第37条の2 起業者は、土地所有者、関係人その他の者が正当な理由がないの
に第36条第1項の土地調書又は物件調書の作成のための第35条第1項の規定に
よる立入りを拒み、又は妨げたため、同項の規定により測量又は調査をするこ
とが著しく困難であるときは、他の方法により知ることができる程度でこれら
の調書を作成すれば足りるものとする。この場合においては、これらの調書に
その旨を付記しなければならない。
《改正》平13法103
-----------------------------
まつや清の日記
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/44292/diary.html
2005年09月10日(土)
ついに静岡県、トラストの森の小屋の測量あきらめる
すばらしい闘いが繰り広げられた6日間でした。ついに静岡県は35条調査
を完遂できませんでした。5日の時点でこのような闘いの勝利を予測できたで
しょうか。5日目は、とにかく、大勢の仲間が集まってくれて測量をさせませ
んでした。2日目はどうなるんだろうと、思いきや地権者と住民による徹底的
な抗議で持ちこたえました。3日目は、台風、神頼みもしましたが、これまた
住民の粘り強さで、乗りきれました。4日目も辛うじて。そして、5日目の抜
き打ちで、気分一心。今日の闘いになりました。
6日間は、地権者の抵抗につきます。この経験は12月の闘いに大きな財産
となります。これまでの空港反対運動をある意味で転換させる闘いになると思
います。「現地の力関係」が政治を動かすという、当たり前の社会運動の原則
ですが、この事を実感しました。静岡県において、新しい社会変革の主体が編
成され直されたということでしょうか。静岡県の大誤算です。自分たちの強権
的やり方が、新しい住民運動の主体を作っている事に気づくべきです。
以下は今日の「空港はいらない県民の会」の声明です。
土地収用阻止闘争を闘い終えて 県民の会 9月10日
本日、午後3時静岡県は、土地収用法35条調査の初期の目的を達成すること
なく終了宣言を行いました。最後に残されたオオタカの森・トラストの家は、
地権者初め多くの静岡県内から集まった空港反対派住民によって埋め尽くさ
れ、土地収用を阻む県民の力がいかに強いものであるかを明らかにしました。
5日から始まった35条調査が、静岡県が議会やマスコミに説明していた「反
対派への粘り強い説得工作」と「事業遂行における安全優先」方針とは程遠い
ものであったことはマスコミの皆さんの報道を通じて広く県民に伝えられまし
た。土地の強制収用を食い止めようとする私たちに対して、県は、時に大部隊
で威嚇し、手薄であれば強行突入を行い、そして、陽動作戦を用いるというや
り方を繰り返しました。それらは、行政執行というより軍隊的執行スタイルで
多くの県民からの強い批判を巻き起こしました。私たちは、この静岡県の姿勢
に、強く抗議するとともに謝罪を求めるものであります。
しかしながら、この悪辣卑劣・言語道断な行為に地権者は大地で生きる人間
として、屈することなく、非暴力で体を張って敢然と立ち向かいました。私た
ちは、この地権者の戦いに感動し、勇気をもらいながら、雨の日も、台風の日
も、暑い日も、この自然豊かな森や茶畑で、6日間を戦い抜くことができまし
た。多くの県民の共感に支えられたこの戦いこそが、最後に残されたオオタカ
の森の家に測量隊を一歩も踏み込ませず、静岡県に35条調査をあきらめさせ、
37条に基づく外観調査に方針転換をさせたのです。しかも、外観調査に対して
も、反対派住民は、非暴力で抗議しながら測量隊を追い返しました。
今回の闘いを通じて明らかになったことは、静岡県が土地収用法にこだわれ
ばこだわるほど、静岡県民の静岡空港への批判が強まり、土地収用に反対の声
が広がり続けることです。静岡県は、12月にも制限表面区域の強制測量を計画
しています。今回の教訓を生かして土地収用法に基づく空港建設を中断すべき
であります。地権者と私たちの戦いの決意がますます強まっていることを直視
すべきであります。この問題の解決に住民投票制度を活用することを真剣に考
えるべきであります。
私たちは空港中止に向けて今後も闘い続けることを宣言します。
※※ 選挙最終日。牧野さんの打ち上げに行ってきます。明日に期待です。
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SBSニュース SBSテレビ夕刊 静岡新聞ニュースより
静岡空港の未買収用地 県は全ての調査終了
http://www.digisbs.com/newsilocal/20050910000000000089.htm
土地収用法に基づく静岡空港の未買収用地の取得に向けた調査で県は、調査
対象地5・5ヘクタールの全ての調査を完了させました。調査最終日の10
日、県はおよそ350人を動員して午前6時から反対派が陣取るミカン畑など
残る3カ所の調査に踏み切りました。このうち立木トラストエリアでは、反対
派およそ50人が集まり空港反対の看板を立て「県は帰れ」と立ち入りを拒み
ました。また、反対派が集まる小屋周辺およそ600?には調査員が立ち入れ
ず外からの写真撮影に切り替えるなどし県は、午後3時に5.5ヘクタールす
べての調査を終了しました。県は、今回の調査をもとに土地収用委員会に提出
する資料の作成を行い、未買収用地の取得にむけた手続きを進めることになり
ます。
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静岡空港はいらない県民の会のアピール
土地収用阻止闘争を闘い終えて 県民の会p 9月10日
本日、午後3時静岡県は、土地収用法35条調査の初期の目的
を達成することなく終了宣言を行いました。最後に残されたオオ
タカの森・トラストの家は、地権者初め多くの静岡県内から集ま
った空港反対派住民によって埋め尽くされ、土地収用を阻む県
民の力がいかに強いものであるかを明らかにしました。5日から
始まった35条調査が、静岡県が議会やマスコミに説明していた
「反対派への粘り強い説得工作」と「事業遂行における安全優
先」方針とは程遠いものであったことはマスコミの皆さんの報
道を通じて広く県民に伝えられました。土地の強制収用を食い
止めようとする私たちに対して、県は、時に大部隊で威嚇し、
手薄であれば強行突入を行い、そして、陽動作戦を用いるとい
うやり方を繰り返しました。それらは、行政執行というより軍隊
的執行スタイルで多くの県民からの強い批判を巻き起こしまし
た。私たちは、この静岡県の姿勢に、強く抗議するとともに謝
罪を求めるものであります。
しかしながら、この悪辣卑劣・言語道断な行為に地権者は大
地で生きる人間として、屈することなく、非暴力で体を張って
敢然と立ち向かいました。私たちは、この地権者の戦いに感
動し、勇気をもらいながら、雨の日も、台風の日も、暑い日も、
この自然豊かな森や茶畑で、6日間を戦い抜くことができまし
た。多くの県民の共感に支えられたこの戦いこそが、最後に
残されたオオタカの森の家に測量隊を一歩も踏み込ませず、
静岡県に35条調査をあきらめさせ、37条に基づく外観調査
に方針転換をさせたのです。しかも、外観調査に対しても、
反対派住民は、非暴力で抗議しながら測量隊を追い返し
ました。今回の闘いを通じて明らかになったことは、静岡県
が土地収用法にこだわればこだわるほど、静岡県民の静
岡空港への批判が強まり、土地収用に反対の声が広がり
続けることです。静岡県は、12月にも制限表面区域の強制
測量を計画しています。今回の教訓を生かして土地収用法
に基づく空港建設を中断すべきであります。地権者と私た
ちの戦いの決意がますます強まっていることを直視すべき
であります。この問題の解決に住民投票制度を活用するこ
とを真剣に考えるべきです。私たちは空港中止に向けて今
後も闘い続けることを宣言します。
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■今後の予定
9月13日(火) 原告団事務局会議(18:30 NPOセンター)
16日(金) 県民の会拡大幹事会(18:30 労政会館)
10月2日(日) 08年開港抗議神戸大集会(県民の会から代表参加)
10月20(木) 事業認定取消し訴訟第一回口頭弁論
(10:00 静岡地裁)
11月12日(土)〜13日(日)反空港全国交流集会
(福岡市 県民の会から代表参加)
11月27日(日)土地収用阻止・空港反対全県大集会(予定)
■空港はいらない静岡県民の会HP
http://kuukouno.hp.infoseek.co.jp/









