泊原発廃炉訴訟:北電「絶対的安全は不可能」 初弁論で請求棄却求める
北海道電力泊原発(泊村)の安全性が確保されていないとして、道内外の612人が北電に原子炉全3基の廃炉などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日、札幌地裁(千葉和則裁判長)であった。福島第1原発事故後、稼働中の原発の存廃を司法に問う全国初のケース。北電側は請求棄却を求め「高度な科学技術の利用に絶対的安全性を求めることは不可能」などと主張した。
原告側弁護団によると、原発訴訟で電力会社側が「絶対的な安全性はない」と認めたのは過去に例がないという。原告側は「開き直りの論理だ」と非難している。
原告団は小野有五・北海道大名誉教授(環境科学)らが共同代表を務める「泊原発の廃炉をめざす会」が母体で「原発の存在は住民の人格権の侵害に当たる」と訴えている。この日の弁論で、副団長の常田益代・北大教授(美術史)は「世界有数の地震国の日本で、原発は最も危険な発電方法。安心して日々を過ごすには原発を止めるしかない」と意見陳述した。
これに対し北電側は「原告は発電所の危険について具体的な主張をしていない」と反論。さらに「科学技術を応用した機器、装置、施設は、常にある程度の危険の可能性を持っている」との見解を示したうえで、泊原発は多重防護の考えに基づく事故防止対策で安全性が確保されていると主張した。【円谷美晶】
毎日新聞 2012年2月14日 1時33分
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20120214hog00m040003000c.html
「原発の絶対安全、不可能」=北海道電、答弁書で表明―泊廃炉訴訟・札幌地裁
2012年02月13日
北海道電力泊原発(北海道泊村)は耐震性が不十分などとして、北海道民ら612人が北電を相手取り、同原発1〜3号機全ての廃炉などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日、札幌地裁(千葉和則裁判長)で開かれた。北電は提出した答弁書で「原発に絶対的な安全性を求めるのは不可能」などと表明した。
原告弁護団の河合弘之弁護士(脱原発弁護団全国連絡会代表)によると、全国の原発をめぐる訴訟で、電力事業者など被告側が原発について「絶対安全」との主張を自ら否定する答弁書を提出したのは初めて。
北電は答弁書で請求棄却を求め、全面的に争う姿勢を示した。答弁書は「原発に関し、絶対的な安全性を求めることはできず、危険性が社会的効用との対比で社会通念上容認できる水準以下であるかどうかを基準に判断されるべきだ」と主張。その上で、泊原発は東京電力福島第1原発事故後に津波の影響を受けない高台に移動発電機車を配備するなどしており、「十分な安全性が確保されている」とした。
泊原発のある日本海側では、設置許可時に考慮されなかったプレート境界や活断層の存在がその後明らかになっており、訴訟では、同原発の耐震性や安全対策が争点となっている。
市川守弘原告弁護団長は、閉廷後の記者会見で「福島の事故後(電力事業者などは)絶対安全と言えなくなった。『そんなもの無理に決まっている』というのが今回の答弁書だ」と北電を批判した。(了)
千葉和則(ちば・かずのり)、河合弘之(かわい・ひろゆき)、市川守弘(いちかわ・もりひろ)
[時事通信社]
http://news.toremaga.com/nation/nnews/384450.html
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こうした橋下流のすばやい動きに脱原発運動の側ももっと敏速に動かなければと思います
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原告側弁護団によると、原発訴訟で電力会社側が「絶対的な安全性はない」と認めたのは過去に例がないという。原告側は「開き直りの論理だ」と非難している。
原告団は小野有五・北海道大名誉教授(環境科学)らが共同代表を務める「泊原発の廃炉をめざす会」が母体で「原発の存在は住民の人格権の侵害に当たる」と訴えている。この日の弁論で、副団長の常田益代・北大教授(美術史)は「世界有数の地震国の日本で、原発は最も危険な発電方法。安心して日々を過ごすには原発を止めるしかない」と意見陳述した。
これに対し北電側は「原告は発電所の危険について具体的な主張をしていない」と反論。さらに「科学技術を応用した機器、装置、施設は、常にある程度の危険の可能性を持っている」との見解を示したうえで、泊原発は多重防護の考えに基づく事故防止対策で安全性が確保されていると主張した。【円谷美晶】
毎日新聞 2012年2月14日 1時33分
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20120214hog00m040003000c.html
「原発の絶対安全、不可能」=北海道電、答弁書で表明―泊廃炉訴訟・札幌地裁
2012年02月13日
北海道電力泊原発(北海道泊村)は耐震性が不十分などとして、北海道民ら612人が北電を相手取り、同原発1〜3号機全ての廃炉などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日、札幌地裁(千葉和則裁判長)で開かれた。北電は提出した答弁書で「原発に絶対的な安全性を求めるのは不可能」などと表明した。
原告弁護団の河合弘之弁護士(脱原発弁護団全国連絡会代表)によると、全国の原発をめぐる訴訟で、電力事業者など被告側が原発について「絶対安全」との主張を自ら否定する答弁書を提出したのは初めて。
北電は答弁書で請求棄却を求め、全面的に争う姿勢を示した。答弁書は「原発に関し、絶対的な安全性を求めることはできず、危険性が社会的効用との対比で社会通念上容認できる水準以下であるかどうかを基準に判断されるべきだ」と主張。その上で、泊原発は東京電力福島第1原発事故後に津波の影響を受けない高台に移動発電機車を配備するなどしており、「十分な安全性が確保されている」とした。
泊原発のある日本海側では、設置許可時に考慮されなかったプレート境界や活断層の存在がその後明らかになっており、訴訟では、同原発の耐震性や安全対策が争点となっている。
市川守弘原告弁護団長は、閉廷後の記者会見で「福島の事故後(電力事業者などは)絶対安全と言えなくなった。『そんなもの無理に決まっている』というのが今回の答弁書だ」と北電を批判した。(了)
千葉和則(ちば・かずのり)、河合弘之(かわい・ひろゆき)、市川守弘(いちかわ・もりひろ)
[時事通信社]
http://news.toremaga.com/nation/nnews/384450.html
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こうした橋下流のすばやい動きに脱原発運動の側ももっと敏速に動かなければと思います
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