前首相、スペイン占領の謝罪をムスリムに要求でイスラム王朝の末裔が反撃/アラビアニュース

2006-09-28 19:33:24 | 世界
ローマ教皇がイスラム冒涜発言で謝罪を求められていることに関連して、アスナール・スペイン前首相が、1300年前から800年間のスペイン占領への謝罪をムスリムに求めたことに、当時のイスラム王朝司令官の末裔のイスラム学者が猛反発している。24日付のイスラム・オンラインが報じた。
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 保守的で反イスラム的な性格を持つことで知られているワシントンのシンクタンク、ハドソン研究所で行った講演で、スペインのアスナール前首相は、「ムスリムたちは謝罪しないのに、西洋だけが謝罪させられる理由は何か? ローマ教皇にはイスラム発言で謝罪を求めながら、スペインを8世紀間も占領したことに謝罪するムスリムは皆無だ」と問いかけた。

 更に「スペインや欧州などの歴史家の一致した証言によると、スペインの最後のムスリムの砦(グラナダのアルハンブラ宮殿)の攻撃を率い、彼らの財産を押収し、数百万人の彼らを海の彼方に追いやり、数千人を生きたまま火炙りにしたイザベル女王とフェルナンド王の支援者であることを私は告げねばならない。西洋とイスラムは今や、戦争状態だ」と語った。

 アスナールの声明は、イスラム側から激しい非難の矢を浴びた。イスラム伝道協会会長で、文明間の同盟支援委員会の書記長のアリー・ライスーニ師は、「重大な事態だ。最近までのスペイン支配層(前首相)の考えの水準や彼の政権時代の政策を示している」と本紙に語った。

 1492年のグラナダ陥落後にモロッコ北部に定住したグラナダのイスラム軍司令官、イブン・ラシードの子孫であるライスーニ師は、「この誰の利益にもならない声明は、怨恨を燃え上がらせるもので、イスラムに対する十字軍的な精神と過激性、狂信性を明瞭に示している」と非難した。

 また同師は、「コルトバやグラナダなどスペインのアンダルシア地方の各都市でのイスラム文明こそが、科学と文明を欧州と西洋に伝えたのだ」と指摘した。

 なお、2011年にはムスリムのイベリア半島進入から13世紀経過する世界的な記念式典が計画されている。多くの西洋歴史家は、イスラムのアンダルシア解放は欧州にとってイスラムの賜物だと見ている。

 北アフリカ系のアンダルシア人の数は、ざっと5百万人と見積もられている。先祖がアンダルシアから追放された後、子孫の多くは国の北部に暮らしている。他のアンダルシア人は現在のアルジェリアやチュニジア、リビア、欧州諸国、パレスチナ、大シリアに定住した。歴史家によると、彼らのうち数千人がグラナダ陥落の同年に(コロンブスに)発見された米国大陸に向かった。

http://www.islamonline.net/Arabic/news/2006-09/24/02.shtml
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昔訪れたコルトバのモスクで、マグレブ方言で聞き取りにくいアラビア語を話す小柄なユダヤ人のお爺さんがガイドをしてくれた。

【アラビア・ニュース】  齊藤力二朗  再転載は、記事題名と序文、URLのみに限定
http://groups.yahoo.co.jp/group/arabianews/
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アンダルシア人 イスラム王朝 アンダルシア ローマ教皇 アルジェリア パレスチナ アラビア語 コロンブス 北アフリカ イベリア半島 ワシントン アルハンブラ宮殿 イザベル女王 フェルナンド アンダルシア地方
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