学力テストで予算に差 東京足立区教委、小中学校4ランクに/朝日新聞

2006-11-05 22:06:58 | 教育
図

「特色づくり予算」のランク別予算枠(案)

 区教委によると、差をつけるのは各校の自主的な取り組みを支援する「特色づくり予算」の金額。各校の申請をもとに配分し、外国人講師や補習指導ボランティアの派遣費用などに使われている。07年度は前年度比約1億5000万円増の約4億1000万円を予定している。

 ランクづけの大きな根拠は、年1回実施される都の学力テスト(小5と中2の全員が対象)と区のテスト(小2以上の全学年全員が対象)。都テストで、各校の平均正答率が、都平均と区平均以上の科目がそれぞれいくつあるか▽区テストの成績が前年度からどれだけ伸びたか――などの項目を設けて査定する。

 これらの成績と校長からのヒアリング結果を8対2の比率で数値化し、各校の「実績」とする。満点は小学校が165点、中学校が170点で、上位から順にA(全体の1割)、B(同2割)、C(同3割)、D(同4割)のランクに区分けする。

 予算枠はAランクの中学校で約500万円、小学校で約400万円。B、Cと減らし、Dランクは小中学校ともに約200万円にする。各校が「特色づくり予算」について申請すると、ランクの枠内で認める。

 教材費や光熱費など学校運営の必要経費は、従来通り児童・生徒数やクラス数などの「基礎数」に応じて配分する。これまで中学校は1校あたり平均で約1000万円、小学校は約850万円を配分してきた。07年度はこの経費にむだがないかどうかを厳しく精査して圧縮し、「特色づくり予算」の増額分に振り分ける方針だ。

 同区は02年度に区全域の小中学校で学校選択制を導入。都と区のテスト結果については、教科別まで各校の平均正答率をホームページなどで公表している。人気中学校の多くが学力テストの平均点が高い傾向がある。今回のランクづけは公表しない。

 04年2月に初めて実施された都のテストで、同区の成績は23区中23位だった。今年1月の都のテストでは中学校は22位、小学校は21位と順位を上げた。

 内藤博道・区教育長は「頑張った学校に報い、校長と教員の意欲を高めることが、区全体の基礎基本の学力向上につながる。これまでも希望に応じて非常勤講師を追加配置するなどの対策をとっており、成績のよい学校ばかり優遇するわけではない」と話している。

 文部科学省の担当者は「学力テストの結果を予算に反映する例は聞いたことがない」と話している。

http://www.asahi.com/life/update/1104/004.html

東京新聞の夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20061104/eve_____sya_____005.shtml

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061104i305.htm?from=main3

NIKKEI NET
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061104AT1G0400Q04112006.html

ジャンル:
その他
コメント   トラックバック (2)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 06/11/03 日本国憲法・公布の... | トップ | 最近訪問したスコット・リッ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

教育」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事

2 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
足立区教育予算配分 (プラウドシティ梅島自治会)
『テストに応じて4ランク分け』 11月4日 足立区は小中学校の予算配分をテスト結果で決めることになったと報道されました。 学力テストで予算に差 足立区教委、小中学校4ランクに(asahi.com) 東京都足立区教委は、区立小中学校に配分する07年度予算で、 ...
内藤教育長インタビュー (プラウドシティ梅島自治会)
『内藤教育長インタビュー(ケーブルテレビ足立)』 本日ケーブルテレビ足立にて内藤教育長へのインタビュー内容が放送されました。 まず今まで問題となった報道内容を整理すると 特色ある学校づくり予算に関わる一連の報道について 経緯 11月4日の各社報道 ...