エジプト識者:サダム処刑判決はアラブ為政者への米国の恫喝で執行はない/アラビアニュース

2006-11-10 23:15:54 | イラク
人民議会議員のガマール・ザハラーン博士は、「サダムの法廷は刑事裁判ではなく、最初から政治裁判で、アラブ人民に屈辱を与える米国政策の一環だ」と断じた。

 同議員は、サダムへの処刑は実行されず、、延期され、軽減されると予測する。理由は、米国はイラク情勢の紛糾を望まず、刑の執行が出来なくなるからだという。 

 一方、政治学教授のハサン・ナーフィア博士は、「サダムの信奉者たちはサダムのためでは無く、占領下のイラクの(解放の)ために抵抗を続けているので、処刑が理由で武器を放棄することは無いから、処刑するとイラクの暴力が激化すると予測する。

 ムスリム同胞団の第一副議長のムハンマド・ハビーブ氏は、「絞首刑判決は、米国の命令により多く受け入れないと、同じ運命が待ち構えているぞ、とアラブの支配者たちへ発したメッセージのようなものだ」と語った。

 アハラーム新聞社の政治研究所の戦略問題専門家、ムハンマド・クドリー博士は、「イラクの政治や治安の観点から、また分派間の現状やマーリキー首相を初めとするイラク現政権は刑の執行を恐れていることなどに鑑みて、処刑が急がれることは無いと予測する。

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/B9A0B897-84BA-41C4-A42A-E5C7E76E4E6F.htm
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 他方、アルクドゥス・アルアラビーは8日、バース党などイラク抵抗勢力に米国と対話させ、武器を放棄させる圧力として、サダム処刑というカードを使っているとする匿名のイラク人政治家の発言を報じた。同筋は、米国は処刑中止と引き換えに譲歩を迫ると見るが、処刑判決は駆け引きの材料に過ぎず、米国は違約するとバース党が感じているので、対話は成功しないと予測する。

【アラビア・ニュース】  齊藤力二朗 転載は一日1記事、再転載は見出しと序文、URLのみに限定
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