日本の教科書歪曲問題で韓日間の葛藤が最高潮に達した中、韓国内の学者が逆に、韓国の国史教科書が日本の収奪像を過度に誇張しているという主張を提起し、論議となっている。
こうした主張をしているのは、経済史学者であり国内の代表的植民地近代化論者である李栄薫(イ・ヨンフン)ソウル大経済学科教授。 彼は特に、植民地時代の経済的収奪だけでなく、歴史教科書歪曲問題の最大争点の一つである慰安婦問題についても、国史教科書の記述は「事実」でない「神話」だとして強く批判しており、波紋が広がっている。
李教授は23日、ウェブジン「ニューライト」(www.new-right.com)に寄稿した文「北朝鮮外交官と韓国の教科書がはまっている虚数の罠」で、教科書などで通用してきた慰安婦・強制連行者の数字は、正確な検証なく膨らんできた、と主張した。
彼はこの文で、北朝鮮国連代表部のキム・ヨンホ書記官が最近、ジュネーブ国連人権委員会で慰安婦の数が20万人、強制連行された人が840万人と述べた事実と、韓国の高校教科書が慰安婦の数を「数十万」、強制的に連行された人を650万人と記述している事実に触れ、「この数字には賛成できない」と明らかにした。
慰安婦の数が20万人という主張が初めて取り上げられたのは、1969年の国内の日刊紙であり、「挺身隊として動員された朝鮮と日本の女性は概略20万人で、うち朝鮮女性は5万~7万人と推算される」と書かれていたと、彼は主張した。
しかしこれが、宋建鎬(ソン・ゴンホ)氏の「日帝支配下の韓国現代史」(1984)という本で、「日本が挺身隊という名目で連行した朝鮮人女性は、ある記録によると20万人で、うち5~7万人が慰安婦として充員された」に変わったという。
徴用・徴兵に強制動員された男性が「650万人」または「840万人」だったというのも、同じ見解で批判している。
彼は、60年代にある在日史学者が「強制動員された人は約600万人」と主張したが、40年間引用が繰り返されながら、韓国では650万人、北朝鮮では840万人に膨らんだ、と主張した。
旻槿(チョ・ミングン)記者 <jming@joongang.co.kr >
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「固定観念を破ろうとしたのに…」 親日騒動の趙英男氏インタビュー (朝鮮日報)
歌手の趙英男(チョ・ヨンナム)氏が今月26日、朝鮮日報動画コンテンツ制作チームとインタビューを行った。
同日午後、ソウル・潭(チョンダム)洞の自宅でインタビューに応じた趙英男氏は、先日行った日本産経新聞とのインタビュー内容に対し、「本意が歪曲された」と釈明した。
趙英男氏は過去13年間、司会を務めてきたKBS第1テレビの番組『経験!生の現場』をおりるつもりだと話した。取材班は自ら“道化師”と名乗る趙英男氏の日本に対する考えなどについて聞いてみた。以下は一問一答。
-今年1月、『殴り殺される覚悟で書いた親日宣言』という本を出した。タイトルが挑発的だが、親日宣言という言葉が韓国社会で持つ何らかの固定観念を壊したいと思ったのか。
「そうだ。韓国で親日という単語はひどい意味が盛り込まれている。親日という単語には“売国”の意味が含まれている。しかし、60年経った今も過去と同じような意味で使うべきかというのが私が提起したい質問だ。勇気を振り絞ってその単語を使い、本当の意味、親しいという意味としての親日の言葉が広く使われることを希望した」
-本を出した背景は?
「今年は韓日国交正常化40周年、植民地から解放されて60周年になるなど、いろんな面で日本との関係において意味のある一年だ。今年が互いに背を向け合っている隣国関係を解決する絶好のチャンスだと思った。それに、日本で『冬のソナタ』、ヨン様など、いわゆる韓流ブームが巻き起こった。私はそれを、花束を抱えた日本がわれわれに手を差し伸べるジェスチャーだと設定した。韓国文化界が答える番なのだという思いでいっぱいだった」
-本を通じて伝えたかったメッセージは何か。
「米国を行けば日本という国が違って見える。私が大げさに言っているのかも知れないが、米国で見た日本は一等国民だ。しかし、韓国だけは唯一、日本を最下位に評価している。この部分を誰かは指摘すべきだと考えた。過度に日本を低評価するのは大きな問題だ。われわれは商売をし、利益を得なければならない国なのに、このような姿勢ではあまりにも損が大きい。誰かがこれを指摘しなければならないが、政治家や知識人はこのようなことを恐れている。しかし、私は道化師なのだから、こんなことを言っても別に…」
-日本に対する韓国の対応が画一的すぎるのではないか。
「誰かが命令をしたわけでもないのに、日本は絶対駄目だなんて…、おかしいじゃないか。米国を知っている、米国が好きだと言えるように、日本に対してもそうなるべきだが、日本に対してだけは絶対的にノー(No)だとしている。日本の問題というより、われわれの思考の問題だ」
-独島問題に対する韓国の対応が感情的過ぎると?
「個人的な立場から言おう。今は私の自宅で話しているのだから…。私が妻と一緒に歩いている時、通りすがりの誰かが『俺の妻だ』と言ってきたとする。この時、反応は大きく二つに分けられる。一つは『何だと、この野郎!」と殴りかかるタイプ、もう一つは『気でも狂ったのか』と言ってそのまま無視してしまうタイプ。私はそのまま無視し、妻を連れて行ってしまうタイプだ」
「ところが、私たちは今、多数がこちら(殴りかかる方)側に立っている。そうすることで問題が解決すればいいのだが、私の考えでは、そうではない。日本は巧みで、術が精巧で、手順もはっきりしている。私たちがその術にはまっているというのが私の個人的な考えだ。(中略)単に大声を出していれば、怒っているように見える。誰かとけんかをする時、怒り出せば、負けになる。精巧に、余裕を持って多角的に対処する方がパワーがあると考える」
-韓国で何らかのイシューに対し、多様な形の論議が行われるためには何が必要だと思うか。
「私のような人間が出て、他愛のないことを話しては叩かれ、また、これからもそれが繰り返される…(様々な趙英男が登場すべきだという意味か?)その通り…。あ、こんな人もいるのか、あんな人もいたんだな、さて、私はどうしようか。あれもよし、これもよしと選択すべきなのだ。そういった面で、私は(冗談ぽく)極めて大きな愛国をしたと思っている(笑)」
-最後に、今回の騒ぎと関連し、何か話したいことは。
「何とまあ、こんなインタビューまですることになってしまったが…。(ため息)とにかく、日本はどこかに移してしまうこともできない隣国だという点…。しかし、これまで一度も互いにいい隣国にはなれなかった。背を向け合って100年になったし、植民地解放からは60年、仲良くやりましょうと言い出してから40年にもなったというのに…(大きなため息)、いつまでこれが繰り返されるのか。今からでも、本当に仲良くやれる韓日関係になるべきだというのが、一貫して私の伝えたかったメッセージだ」
崔勝鎬(チェ・スンホ)記者river@chosun.com
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ヒマラヤシダの「親日」
30年以上ある大学博物館の象徴の木となってきたヒマラヤシダが今月12日に切り取られた。
某地元紙は「3月末、全北(チョンブク)大学博物館を訪問した兪弘濬(ユ・ホンジュン)文化財庁長が『ヒマラヤシダは朴正熙(パク・ジョンヒ)政権時代の1970年代、大規模に植えられた代表的な親日の残骸であるため、抜いてしまった方がよい』と勧めたため」と報道した。
反面、全北大学側は「木が博物館を隠し、以前から抜こうと思っていた。兪庁長の発言とは関係ない」とし、兪庁長は「(どのような話をしたのか)記憶にない」とした。
ヒマラヤシダはヒマラヤ北西部が原産地で、あまりにも形が美しく“世界3大美樹”のひとつに挙げられる木だ。イエスがかけられた十字架の柱がこの木で作られたという話も伝えられている。シム・フンの小説『常緑樹』が書かれた頃の1930年代半ば、韓国の代表的な常緑樹がこのヒマラヤシダだった。
現在も世界で公園を飾る木や街路樹として人気のあるヒマラヤシダが“親日の残骸”という論争に巻き込まれたのだ。兪庁長をはじめとした政府関係者らが親日派と責め立ててきた朴元大統領時代に植えられたという事実が原罪として作用したのだ。
マンドゥン山を緑にするため、木を植えることを国策事業として推し進めてきた朴政権時代、日本から輸入した3種の木であるカラマツ、ヒノキ、スギも、このような区分法に従えば“親日の残骸”に属すことになる。
歌手の趙英男(チョ・ヨンナム)氏は日本の新聞とのインタビューで、「独島問題の対応で日本が一段上」と発言し、ネチズンから「親日売国奴」と罵倒され、結局13年間務めてきた公営放送の番組司会を降板するに至った。
「趙氏の発言内容に比べ反応が過敏ではないか」という論旨を述べるだけで「あなたは大韓民国の国民か」と攻撃される。一旦親日派の烙印を押されれば、その人の近くに行くだけで「親日」になり、その人が手を加えた物まで「親日残滓」になる世の中だ。
どういうわけで木1本、草ひとつまで親日、反日に区分する世の中になったのだろうか。国民を政権のコード(価値観・意見)によって「親」、「反」に分け近づけたり遠ざけたりする冷酷な世相だが、木は木で、花は花と見る余裕まで消えたのだろうか。(朝鮮日報)
こうした主張をしているのは、経済史学者であり国内の代表的植民地近代化論者である李栄薫(イ・ヨンフン)ソウル大経済学科教授。 彼は特に、植民地時代の経済的収奪だけでなく、歴史教科書歪曲問題の最大争点の一つである慰安婦問題についても、国史教科書の記述は「事実」でない「神話」だとして強く批判しており、波紋が広がっている。
李教授は23日、ウェブジン「ニューライト」(www.new-right.com)に寄稿した文「北朝鮮外交官と韓国の教科書がはまっている虚数の罠」で、教科書などで通用してきた慰安婦・強制連行者の数字は、正確な検証なく膨らんできた、と主張した。
彼はこの文で、北朝鮮国連代表部のキム・ヨンホ書記官が最近、ジュネーブ国連人権委員会で慰安婦の数が20万人、強制連行された人が840万人と述べた事実と、韓国の高校教科書が慰安婦の数を「数十万」、強制的に連行された人を650万人と記述している事実に触れ、「この数字には賛成できない」と明らかにした。
慰安婦の数が20万人という主張が初めて取り上げられたのは、1969年の国内の日刊紙であり、「挺身隊として動員された朝鮮と日本の女性は概略20万人で、うち朝鮮女性は5万~7万人と推算される」と書かれていたと、彼は主張した。
しかしこれが、宋建鎬(ソン・ゴンホ)氏の「日帝支配下の韓国現代史」(1984)という本で、「日本が挺身隊という名目で連行した朝鮮人女性は、ある記録によると20万人で、うち5~7万人が慰安婦として充員された」に変わったという。
徴用・徴兵に強制動員された男性が「650万人」または「840万人」だったというのも、同じ見解で批判している。
彼は、60年代にある在日史学者が「強制動員された人は約600万人」と主張したが、40年間引用が繰り返されながら、韓国では650万人、北朝鮮では840万人に膨らんだ、と主張した。
旻槿(チョ・ミングン)記者 <jming@joongang.co.kr >
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「固定観念を破ろうとしたのに…」 親日騒動の趙英男氏インタビュー (朝鮮日報)
歌手の趙英男(チョ・ヨンナム)氏が今月26日、朝鮮日報動画コンテンツ制作チームとインタビューを行った。
同日午後、ソウル・潭(チョンダム)洞の自宅でインタビューに応じた趙英男氏は、先日行った日本産経新聞とのインタビュー内容に対し、「本意が歪曲された」と釈明した。
趙英男氏は過去13年間、司会を務めてきたKBS第1テレビの番組『経験!生の現場』をおりるつもりだと話した。取材班は自ら“道化師”と名乗る趙英男氏の日本に対する考えなどについて聞いてみた。以下は一問一答。
-今年1月、『殴り殺される覚悟で書いた親日宣言』という本を出した。タイトルが挑発的だが、親日宣言という言葉が韓国社会で持つ何らかの固定観念を壊したいと思ったのか。
「そうだ。韓国で親日という単語はひどい意味が盛り込まれている。親日という単語には“売国”の意味が含まれている。しかし、60年経った今も過去と同じような意味で使うべきかというのが私が提起したい質問だ。勇気を振り絞ってその単語を使い、本当の意味、親しいという意味としての親日の言葉が広く使われることを希望した」
-本を出した背景は?
「今年は韓日国交正常化40周年、植民地から解放されて60周年になるなど、いろんな面で日本との関係において意味のある一年だ。今年が互いに背を向け合っている隣国関係を解決する絶好のチャンスだと思った。それに、日本で『冬のソナタ』、ヨン様など、いわゆる韓流ブームが巻き起こった。私はそれを、花束を抱えた日本がわれわれに手を差し伸べるジェスチャーだと設定した。韓国文化界が答える番なのだという思いでいっぱいだった」
-本を通じて伝えたかったメッセージは何か。
「米国を行けば日本という国が違って見える。私が大げさに言っているのかも知れないが、米国で見た日本は一等国民だ。しかし、韓国だけは唯一、日本を最下位に評価している。この部分を誰かは指摘すべきだと考えた。過度に日本を低評価するのは大きな問題だ。われわれは商売をし、利益を得なければならない国なのに、このような姿勢ではあまりにも損が大きい。誰かがこれを指摘しなければならないが、政治家や知識人はこのようなことを恐れている。しかし、私は道化師なのだから、こんなことを言っても別に…」
-日本に対する韓国の対応が画一的すぎるのではないか。
「誰かが命令をしたわけでもないのに、日本は絶対駄目だなんて…、おかしいじゃないか。米国を知っている、米国が好きだと言えるように、日本に対してもそうなるべきだが、日本に対してだけは絶対的にノー(No)だとしている。日本の問題というより、われわれの思考の問題だ」
-独島問題に対する韓国の対応が感情的過ぎると?
「個人的な立場から言おう。今は私の自宅で話しているのだから…。私が妻と一緒に歩いている時、通りすがりの誰かが『俺の妻だ』と言ってきたとする。この時、反応は大きく二つに分けられる。一つは『何だと、この野郎!」と殴りかかるタイプ、もう一つは『気でも狂ったのか』と言ってそのまま無視してしまうタイプ。私はそのまま無視し、妻を連れて行ってしまうタイプだ」
「ところが、私たちは今、多数がこちら(殴りかかる方)側に立っている。そうすることで問題が解決すればいいのだが、私の考えでは、そうではない。日本は巧みで、術が精巧で、手順もはっきりしている。私たちがその術にはまっているというのが私の個人的な考えだ。(中略)単に大声を出していれば、怒っているように見える。誰かとけんかをする時、怒り出せば、負けになる。精巧に、余裕を持って多角的に対処する方がパワーがあると考える」
-韓国で何らかのイシューに対し、多様な形の論議が行われるためには何が必要だと思うか。
「私のような人間が出て、他愛のないことを話しては叩かれ、また、これからもそれが繰り返される…(様々な趙英男が登場すべきだという意味か?)その通り…。あ、こんな人もいるのか、あんな人もいたんだな、さて、私はどうしようか。あれもよし、これもよしと選択すべきなのだ。そういった面で、私は(冗談ぽく)極めて大きな愛国をしたと思っている(笑)」
-最後に、今回の騒ぎと関連し、何か話したいことは。
「何とまあ、こんなインタビューまですることになってしまったが…。(ため息)とにかく、日本はどこかに移してしまうこともできない隣国だという点…。しかし、これまで一度も互いにいい隣国にはなれなかった。背を向け合って100年になったし、植民地解放からは60年、仲良くやりましょうと言い出してから40年にもなったというのに…(大きなため息)、いつまでこれが繰り返されるのか。今からでも、本当に仲良くやれる韓日関係になるべきだというのが、一貫して私の伝えたかったメッセージだ」
崔勝鎬(チェ・スンホ)記者river@chosun.com
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ヒマラヤシダの「親日」
30年以上ある大学博物館の象徴の木となってきたヒマラヤシダが今月12日に切り取られた。
某地元紙は「3月末、全北(チョンブク)大学博物館を訪問した兪弘濬(ユ・ホンジュン)文化財庁長が『ヒマラヤシダは朴正熙(パク・ジョンヒ)政権時代の1970年代、大規模に植えられた代表的な親日の残骸であるため、抜いてしまった方がよい』と勧めたため」と報道した。
反面、全北大学側は「木が博物館を隠し、以前から抜こうと思っていた。兪庁長の発言とは関係ない」とし、兪庁長は「(どのような話をしたのか)記憶にない」とした。
ヒマラヤシダはヒマラヤ北西部が原産地で、あまりにも形が美しく“世界3大美樹”のひとつに挙げられる木だ。イエスがかけられた十字架の柱がこの木で作られたという話も伝えられている。シム・フンの小説『常緑樹』が書かれた頃の1930年代半ば、韓国の代表的な常緑樹がこのヒマラヤシダだった。
現在も世界で公園を飾る木や街路樹として人気のあるヒマラヤシダが“親日の残骸”という論争に巻き込まれたのだ。兪庁長をはじめとした政府関係者らが親日派と責め立ててきた朴元大統領時代に植えられたという事実が原罪として作用したのだ。
マンドゥン山を緑にするため、木を植えることを国策事業として推し進めてきた朴政権時代、日本から輸入した3種の木であるカラマツ、ヒノキ、スギも、このような区分法に従えば“親日の残骸”に属すことになる。
歌手の趙英男(チョ・ヨンナム)氏は日本の新聞とのインタビューで、「独島問題の対応で日本が一段上」と発言し、ネチズンから「親日売国奴」と罵倒され、結局13年間務めてきた公営放送の番組司会を降板するに至った。
「趙氏の発言内容に比べ反応が過敏ではないか」という論旨を述べるだけで「あなたは大韓民国の国民か」と攻撃される。一旦親日派の烙印を押されれば、その人の近くに行くだけで「親日」になり、その人が手を加えた物まで「親日残滓」になる世の中だ。
どういうわけで木1本、草ひとつまで親日、反日に区分する世の中になったのだろうか。国民を政権のコード(価値観・意見)によって「親」、「反」に分け近づけたり遠ざけたりする冷酷な世相だが、木は木で、花は花と見る余裕まで消えたのだろうか。(朝鮮日報)