アルジャジーラが反政府活動家を放映でチュニジアがカタール大使館閉鎖/アラビアニュース

2006-10-28 22:12:04 | 世界
率直な報道姿勢のためにアラブ圏でダントツの人気を博しながら、イラクやサウジアラビア、イラン、クウェートなど多数のイスラム国家で活動が禁じられているカタールの衛星テレビ局アルジャジーラが放映した内容が原因で、チュニジア外務省が、カタールの大使館を閉鎖する事態に発展した。アルジャジーラは「あらゆる限度」を超え、また、ジャーナリストの習慣としての「道義的規範」を破ったとチュニジア外務省訴える。25日付のアラブ紙が一斉に報じた。
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チュニジア外務省は25日、カタールのアルジャジーラ衛星テレビが同国の中傷を狙った起こした「扇動キャンペーン」に抗議して、在ドーハ(カタールの首都)チュニジア大使館を閉鎖すると発表した。

「チュニジアは同胞国であるカタールを敬愛し尊重しているが、このような重大な進展に鑑みて、外交代表を終了させ大使館を閉鎖することを決定した」と外務省は述べている。

この措置はアルジャジーラが、チュニジアの ベン・アリー大統領の政治体制に反対しているモンセフ・ マルズーキー氏(61歳)のインタビューを14日に放送した
直後に採られた。同氏は、インタビューの中でも「市民抵抗運動」を呼びかけた。


「アルジャジーラは、明らかにチュニジアを傷つけることを狙って、チュニジアの出来事を真実と客観に基づき報道することを避け続けてきた」と同国外務省は理由を説明する。

アルジャジーラは14日に、5年間にわたってフランスを拠点に反政府活動をしたモンセフ・ マルズーキー氏(非合法政党、共和国のための会議党党首)がチュ
ニジアに戻った直後に、同氏のインタビューを放送した。チュニジアの裁判所は、初回のインタビューで全抵抗運動の統一を呼びかけた理由を問い質すために彼を呼び出したが、同氏はさらにアルジャジーラに、召還には応じないと語った。

マルズーキー氏(61歳)は、今は解散している国会設立に関った一人であるが、チュニジアに戻った土曜日に「この告発は無価値であり、暴力でなく平和的手段で民主的体制を打ち立てて、市民の権利を実行するために人々を鼓舞することを名誉に思う」と語った。

チュニジアの人権連盟の元幹部は二ヶ月から三年の禁固に処せられる危機に直面しているが、彼の弁護士であるアブドッ・ラオーフ アイヤーディー氏によれば、帰国してからも当局
によって捕えられることなしに過ごしている。

反米意識を焚き付けたとワシントンに告発されたが、アル・ジェジーラはアフガニスタン戦争を取り上げ、アル・カーイダ指導者のオサーマ・ ビン・ラーディンの声明ビデオテープを放
送したことで、初めて世界的な注目を引きつけた。
http://www.middle-east-online.com/?id=42069
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