辺野古区長、防衛相と面談 条件付き容認決議渡す/沖縄タイムス

2010-06-23 09:51:38 | 沖縄
 【東京】北沢俊美防衛相は22日、米軍普天間飛行場の移設先として5月末の日米共同声明に盛り込まれた名護市辺野古周辺の区長ら数人と防衛省で面談した。関係者によると、辺野古区の大城康昌区長らは、条件付きで現行案を容認するとした同区行政委員会の決議を手渡した。同飛行場の代替施設の工法を埋め立てにし、建設位置を沖合に寄せるよう要望したという。

 面談には、大城区長、同区行政委員で普天間代替施設等対策特別委員会の古波蔵廣委員長、豊原区の城間正昭区長らが参加。同省の事務方も同席した。

 普天間移設をめぐる日米共同声明に対する県民の強い反発がある中、北沢防衛相と辺野古周辺住民との面会は論議を呼びそうだ。

 辺野古周辺3区のうち、辺野古区行政委は5月21日、キャンプ・シュワブ沿岸部を埋め立てる現行案の環境影響評価(アセスメント)の枠内なら条件付きで容認する決議を採択。豊原区は、政府の対応を見守るとして態度を明らかにしていない。久志区行政委は、辺野古移設に反対する稲嶺進市長を支持する方針を全会一致で決議しており、対応が分かれている。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-06-23_7484/

日米声明撤回ヘ連携 普天間移設 名護市長と徳之島伊仙町長 シンポで確認
【名護】シンポジウム「名護・徳之島から5・28日米共同声明を問う」(主催・沖縄の「基地と行政」を考える大学人の会、共催・名護市、徳之島町、伊仙町、天城町)が20日、名護市民会館で開かれた。日米共同声明で米軍普天間飛行場の代替施設や一部訓練の移設先とされた名護市の稲嶺進市長、徳之島伊仙町の大久保明町長らが現状を報告。両首長は普天間基地の移設に伴う辺野古への新基地建設に反対し「県外・国外」移設を求める考えを強調し、日米共同声明の撤回に向けて連携する方針を確認した。

 共同声明で普天間の移設先として辺野古が明記されたことについて、稲嶺名護市長は「辺野古の海にも陸にも新たな基地は造らせないと約束してきた。県外・国外を勝ち取るためには、自覚的・持続的な取り組みが重要だ」と不退転の決意を表明した。

 大久保伊仙町長は「政府が強行的にくるなら徹底的に闘う。徳之島と名護市、沖縄県民が一致団結し、辺野古に基地はいらないという認識を共有したい」と連携をアピールした。

 シンポには市内外から約400人が参加。宮城篤実嘉手納町長、新崎盛暉沖縄大名誉教授が基調報告したほか、民主党鹿児島県連の川内博史代表、ヘリ基地いらない二見以北十区の会の浦島悦子さんが登壇。民主党県連の喜納昌吉代表、大田昌秀元知事らがメッセージを寄せた。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-06-21_7420/


 『変えてゆく 』沖縄慰霊の日追悼式典・平和の詩/名嘉司央里(なか・しおり)さん(普天間高校3年) 
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