半農半学農園日記

作物や果樹の生育状況を伝える。
家庭科の調理実習で使える献立を紹介する。

今日の農園

2012-05-27 19:34:14 | 
 自転車で農道を走って、精米所に行った。途中、畦道でご近所の婆ちゃん二人(83歳と85歳)が、竹棒持って立ち話していた。2軒の畑が隣同士で、、田植えの準備をしていたのだ。今年は田植えが遅れて、まだこれからの家が多いという。「昔は6月15日が田植えの目安で、6月中に終わればいがったのに、年々早くなってきた」という。例年連休中に田植えする、あの米つくり名人のとこも未だらしい。

 5月にヒョウが降った。それも2回もだ。
「すごかったよ~。ヒョウが10㎝も降ったんだから。次の日まで溶けなかったなんて、初めてだよ」
85歳が言った。

 帰りにお隣さんに聞いたら、またびっくりした。                          「2回降って、梅は実が落ちて、全滅した。金冠の木や一才柚子の木は、葉や枝が落ちてしまった。ジャガイモもやられたし、どうしょうもない。それが、このだけなのよ。隣りのはぜ~んぜん。あと3か所やられた場所があるけど、ホントに、狭い場所に集中して降ったみたい」
どうらや、スポット集中降りに雹だったらしい。ちなみに、我が家の若い梅の木には沢山実がついている。ジャガイモはいまいちだがーーー。

 竹林の下草刈りをした。今年は倒木が多い。竹だけでなく、木まで倒れている。どうして?
危険なので、枝を切り落として、枯れた竹は、全体重をかけてつぶした。下草は刈った。本当に山仕事だ。広いので、どこまでやってもきりがないので、2時間やって今日は終了。あとは後日。

赤倉温泉

2012-05-25 14:32:17 | 温泉
 週末に赤倉温泉に行った。ここは、以前、膝が痛くて正座できなかった時に、温泉につかって治したことがある。今回は、膝・股関節痛みの仕上げにきた。鬼首温泉でかなり治ったので、今回はあちこち歩きもできた。

 赤倉は、標高800m、秘湯燕温泉は1100m、ある。この冬は大雪で残雪がまだ沢山残っている。いもり池では、例年より遅くまだ水芭蕉が咲いていた。妙高山を背景にこの池のたたずまいを見たとき、なんてすばらしい景色だと、すっかり魅了された。その時は秋の紅葉、今は春の芽吹きのパステルカラー、どちらもいい。背広をきた白髪のじいちゃんが、
「真ん中に立っている棒みたいのが、花なんだ。そこに小さい花がいっぱいついているっちゃ。白いのは、ほうで、花を包んでいる」
若い女の子が答えた。
「んだ!」

 燕温泉には、山の斜面にある、本当の野天風呂目当てに行った。しかし、観光シーズンには早すぎたのか、まだ湯は入ってなかった。がっかりしたが、しかたない。せっかく行ったし、何しろ次のバスまで3時間もある。そこで、旅館の日帰り入浴に入った。燕温泉は白濁の硫黄泉で、タオルにまで臭くなる。秘湯だ。なにしろ、旅館は4軒、建物も数件しかない。

 日本の滝百泉にも選ばれている苗名滝に行った。ここも大量の雪どけ水で、かなりの増水だ。

バス停から滝までは歩いて10分くらいかかる。手前に砂防ダムがあり、そこに茶屋・グランカフェがある。ここのソフトクリームが実に美味しい。300円。
 ”信越高原で一番おいしいソフトクリームはここです”
という看板が立っていいる。10種類の自家製ソース(フルーツ、ラム酒、カラメルなど)がトッピング自由なのもいい。このソースが見た目は、大したことないが、かけると実に味がいい。 

今日の畑・ひょう被害

2012-05-19 19:57:28 | 
 ジャガイモの生育状況を見に、農園に行った。

 柚子の木の下に蕗が生えている。見るも無残にが葉ボロボロになっていた。何事かと思ったら、1週間位前に雹・ひょうが降ったらしい。

 ジャガイモ畑に行った。シャドークィーンは紫色の茎に白い花が咲き、レッドムーンにはピンクっぽい花が咲いていた。男爵はまだ蕾もない。畑全体をみると、何となくすっきりした感じだ。もっと大きくなってもいいのになあ~。
畝の間の雑草取りをしたら、なんとジャガイモもかなり雹の被害を受けていた。葉に穴があき、ボロボロだ。茎が真ん中から折れているのがある。そうとう強い雹が降ったに違いない。芋の生育にどれくらいの影響がでるだろうか?

 柿の木、キウィ、イチジクから、ブルーベリーのまで、雹の跡がある。去年ジャガイモを植えた畑は、農業法人に貸したが、そこのブロッコリーは全滅に近い。

 お隣の孟宗の竹林では、まだタケノコが出ている。数えると20本以上ある。私も、もう飽きた。あと3週間もすると我が家の真竹のタケノコが、わんさと出てくる。今年も豊作?

べっこう飴を作る

2012-05-18 17:45:49 | 調理実習
 調理室の説明をした。

 まず、1年生で縫ったエプロン・三角巾を返却した。赤・青・黄色・黒・緑・ピンク、様々な色のエプロンと、共布で作った三角巾を着装すると、調理室がまるでお花畑のようにカラフルだ。おまけに、今回は入れる袋まで共布で縫っていた。1m30㎝の布地を余すことなく使い切った。

 調理台や道具類の点検をして、道具や計量の基本で、べっこう飴を作った。
材料は 白砂糖 50g
    水   大1
    酢   小1
作り方は、材料を小さい片手鍋に入れて、加熱する。砂糖が溶けて、煮詰まって、色づいてカラメルになる手前で、火を止める。オーブンペーパーにたらすと、冷えてべっこう飴になる。

 実際やってみると、8班中、正確に計量できない班が2~3班ある。どういうわけか、水の大匙1が出来ない。2はい入れたり、適当だったりする。鍋をみると、異様に水分が多いのだ。男子班は面白がって、勝手に先走る。私は怒って、「やり直しはきかない!」と言ってそのまま続行させた。その分長く水分蒸発させれば、いい。ところが、彼らは待ちきれない。煮詰め不十分で、ペーパーに流した。柔らかいべっこう飴になった。すると、彼らは、飴を両手で延ばしたりねじったり、飴細工をしていた。男子のテンションが高くて、制御するのが、大変そうだ。男女別の班にしたのは、失敗だったかな?

 

 

筍料理最終日

2012-05-16 19:48:29 | 
 5月3日に農園でお隣の孟宗竹の筍をもらった。すぐに茹でて、知り合い二人におすそわけして、あとは水につけて冷蔵庫で保存した。そのタケノコがついに今日で無くなった。毎日筍を使った料理にしたが、思いの外、飽きることはなかった。タケノコご飯以外は、自己主張の少ない素材なので、どうでもよかったのかな?

 最後は、庭に沢山生えている蕗、冷蔵庫にあまっている蒟蒻と一緒に煮物にした。お弁当のおかずにするので、味は濃いめにした。

 食品成分表でタケノコの栄養を調べた。生も茹でても栄養的には変わらない。ビタミンDとコレステロールはゼロだ。あとは少しずつだが、ほとんどの栄養素を含んでいる。比較的多いのが、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維、リン、鉄、亜鉛も含んでいる。現代人には是非とってほしい食品だ。

 あと一か月もすると、我が家では、真竹の筍が出てくる。竹林が2000坪あるから、とてもとりきれない。毎年、友達や親戚が集まってくれて、人海戦術で筍掘りをしている。竹になってしまうと、後始末の労力が半端でない。とにかく、タケノコのうちに始末するのが一番だ。

 今年も、「いつやるの?」という問い合わせが、きている。入院中のボケた母までが、
「タケノコ掘りの連絡はしたかい? 都会の人は珍しいから、喜ぶね。さりげなく言うんだからね」
なんて、言ってる。ボケてても、タケノコ掘りシーズン到来はわかっているらしい。