妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、
いくつかの叶った夢、
数え切れないほどの忘れ去った夢、
平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。
変わりのないことを嘆くのでなく、
変わらないことに安堵する、
でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、
そんな小さな変化を言葉に綴り、
週末には酒を飲み、
日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。
そんなブログなのです。
今年中に片づけておこうと思った事は片付き、
ようやく、休日モード。
これで、この先三日間、自堕落な生活が出来る、
多分、これが今年最後の更新。
一年間、お付き合いいただきましてありがとうございます。
良い年をお迎えください。
朝、目覚めると大晦日。 一年の〆の日。
私のお酒のカレンダーは立春起こしだから、
年の始まりはもう少し先。
平成二九年と書かれた表紙のカレンダーを前にすると、
恙無く一年を過ごせたことに感謝の気持ち、
そんな年の瀬に、呑むお酒は、初めてのお酒。
石川県 白山市 菊姫合資会社
菊姫 山廃純米
原材料名 : 米(国産) 米麹(国産米)
原料米 : 兵庫県三木市吉川町(特A地区)産 山田錦100%使用
精米歩合 : 70%
アルコール分 : 16度以上 17度未満
製造年月日 : 2016.09.C
グラスに注ぐと驚くほどの黄金色。それが、美しい。
昔の日本酒を知る人間にとって、この色は、警戒色。
でも、香りが、、その昔の危険なそれとはまったく違う。
どことなく、樽の木の香りが漂い、呑み手を挑発する。
口の中に広がる古風な香りと味、
味蕾に目覚めることを強いる酸味。
蔵元さんの挑発的なコメント「呑み手を選ぶ」を思い出す。
サクサクなんて、呑めない。
ゆっくりと、腰を据えて呑むお酒。
時代と共に、日本酒って深化してきたけど、
こんなふうに古風なお酒も残って欲しい。
追記
とがったお酒だから、ちょいと手を加えたらどうなるのかと、それが大正解。
徳利を頬に当ると、心地よい、そう、人肌に温める。
刺々しさがなくなり、まろやかに、味に深みが増す。
こんなタイプのお酒には、やっぱりこれ
「塩辛干しちゃった」
呑んだくれの正月になりそうな予感