利害と正義

2017年06月13日 06時20分16秒 | 不動産業界
私の甥に双子の女の子がいますが 
 
これが大変優秀で 
 
この春神奈川県の一番の進学高に合格しました。 
 
中学生の頃は地元の中学で成績は二人で一番と二番を独占してたそうですから 
 
私達の一族は自分達の遺伝子の中にそんな能力もあるんだと 
 
大変喜んでます。 
 
一卵性双生児は一つの受精卵が二つに分れる訳ですか 
 
遺伝的には同じ 
 
ってのが良く分かるエピソードです。 
 
他にも最近たまにゴルフを一緒にやる若い人がいますが 
 
この人は元都内の野球の強豪校のピッチャーですが 
 
やはり双子で 
 
弟の方はキャッチャーをやってたそです。 
 
当時は双子のバッテリーとして良くマスコミに取り上げられたそうですが 
 
これも二人とも優れた運動神経を持ってる訳ですから 
 
元々は同じ受精卵だったてのが分かります。 
 
でこの方 
 
先日飲んだ時に聞いた訳です。 
 
同じ遺伝子を持った双子でケンカする事はあるのか? 
 
と 
 
すると 
 
ケンカばかりしてたそうです。 
 
この話し面白いですよね。 
 
同じ遺伝子を持って一緒に生まれた分身でも 
 
ケンカが絶えない訳です。 
 
脳の構造も 
 
生まれた環境も同じなのに 
 
どうしてそうなるんでしょうね? 
 
まぁ結論から言えば 
 
同じ遺伝子でも自我が違えば 
 
利害が一致しない事があるからです。 
 
同じおもちゃが二つあればケンカしないでしょうが 
 
一つしかなければ 
 
分身同士と言えども奪い合ってケンカをする訳です。 
 
この話し 
 
私達不動産屋はしっかり理解する必要があります。 
 
不動産の世界は利害が対立する世界ですから 
 
争いは頻繁に起こります。 
 
でこの争い 
 
実際に私はたくさん経験して 
 
ほとんどの不動産屋が勘違いしてるのが分かりました。 
 
つまり 
 
争いの原因は立場の違いなのに 
 
それを 
 
さも利害とは無縁の 
 
モラルだとか 
 
あるいは義理だとか正義 
 
そんな感じの 
 
いわゆる良識の違いだと勘違いしてる人が多いのです。 
 
例えば 
 
当社と絶縁になったある同業者は 
 
ある日私に電話をかけてきて 
 
いきなり怒鳴り始めました。 
 
アンタの社員教育はどうなってるんだと 
 
で 
 
私が担当社員を呼んで事の顛末を聞くと 
 
その不動産屋に頼んでた家主が 
 
当社にやってきて 
 
一般媒介で募集してくれないか? 
 
って言ってきたそうです。 
 
で 
 
営業活動を始めると 
 
その業者が怒鳴って来たわけです。 
 
言い分は 
 
例え家主が頼みに来たとしても 
 
自分の会社がアットホームで撒いてる訳だから 
 
手を引くのが業者の良識だろう 
 
って訳です。 
 
つまり 
 
この社長さんは 
 
例え家主がどう思おうが 
 
自分の所でアットホームを撒いたら 
 
それでもう家主は他に頼めないし 
 
同業者は一切近づけない 
 
そんな風に思ってる訳です。 
 
まぁこの話し 
 
これ以上書くとこの世界には 
 
この社長さんと同じ考えの人もゴソゴソいますから 
 
この位にしますが 
 
私がこの社長さんに反論して黙らせたのは 
 
簡単な話です。 
 
つまり 
 
全く逆のケースがあったのです 
 
当社で一般媒介で売り家をアットホームで撒いてるのに 
 
知合いだからと言ってその売主に自分の所でやらせてもらえないか? 
 
と直接訪ねて行った訳です。 
 
その時に私は売主から相談がありましたから良く覚えています。 
 
もちろん当社の姿勢は 
 
頼むかどうかはお客様が決める事です 
 
って訳です。 
 
この話しを持ち出したら 
 
急に大人しくなって 
 
それっきり取引もありませんが 
 
まぁこれが私が言う 
 
利害を正義と勘違いするなって話しです。 
 
つまり 
 
自分の利益になる事が正義 
 
そう思い込んでる人が世の中にはゴソゴソいるって事です。 
 
何も個人だけではありません 
 
企業も国も 
 
実際にはその動く原動力は利益です。 
 
国同士はお互い年から年中相手を非難しまくりますが 
 
言葉は理が自分にあるような 
 
そんな話しばかり出てきますが 
 
実際には利益のために言ってるのです 
 
ですから 
 
私達一般国民は 
 
そんな国際政治の常識もしっかり頭に入れて 
 
やたら熱くならない事です。 
 
政治の話しが好きな人は 
 
この認識が足りない 
 
私がいつも感じてる事です。 
 
結論から言えば 
 
私達ビジネスの世界も 
 
利益を求めて競争する世界です 
 
その中で生きるには 
 
争っても 
 
相手の人格を攻めるのでは無く 
 
彼等とは立場が違うだけ 
 
これをしっかり頭に入れる必要があります。 
 
不動産の世界は狭いですから 
 
時間が過ぎれば 
 
昨日の敵と机を並べる事もある 
 
これも事実です。 
 
 
ジャンル:
アパート・賃貸・不動産
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