契約が終われば冷たく豹変するのは当たり前

2017年07月06日 18時53分34秒 | お客色々
売主も買主もとても良い人で 
 
すべては順調で 
 
気持ち良く契約と決済 
 
って事になれば不動産屋は大変達成感がある訳ですが。 
 
ところが 
 
その後大もめにモメて 
 
裁判だのなんだのって騒ぎになる事があります。 
 
この騒ぎ 
 
実は不動産取引と言うか 
 
人間が行う契約と言うか 
 
そんな物に付随してる 
 
構造的な問題 
 
そんな事が原因とも言えます。 
 
どうして契約まで順調だったのに 
 
引き渡しを終えた途端にモメるのか? 
 
それは 
 
その引き渡しを境に 
 
売主の立場が変わるからです。 
 
具体的には 
 
契約がまとまるまでは 
 
売主はその契約をなんとかまとめたい 
 
なんて心理が強く働きますから 
 
買主の要望も聞き入れて 
 
良い人格の部分を表に出す訳です。 
 
ところが 
 
引き渡しを境に 
 
売主の心理は逆転します。 
 
つまり 
 
引き渡しまではお金をもらう立場にありますから 
 
なるべく円満に契約を進めますが 
 
引き渡しを終われば 
 
その時点で売主の利益は完結されます。 
 
それ以降は 
 
逆に付き合えば付き合うほど 
 
余計な出費の可能性が高くなる訳です。 
 
水道の水漏れがあれば 
 
修理を要求されますし 
 
地盤に欠陥があれば 
 
大金が出ていく 
 
そんな可能性もあります。 
 
ですから 
 
引き渡し後は 
 
売主は 
 
できればそれっきり 
 
買主からの電話は一切無い 
 
これが望ましい訳です。 
 
絶縁願望があれば 
 
良い人を演じる必要はありませんよね。 
 
それまでとても物分かりが良かったのに 
 
電話を入れたら 
 
まるで別人かと思う位に冷たい口調になる 
 
なんてのはむしろ自然の流れと考えた方が良いでしょう。 
 
不動産屋は 
 
利害の逆流は態度の豹変をもたらす事は 
 
経験的に良く分かってますから 
 
たとえお客様がとても良い人に見えても 
 
それは利害が同じ方向を向いてるからであり 
 
いつその人格が豹変してもおかしくない 
 
この事はしっかり頭に入っています。 
 
ですから 
 
人の良いお客様に見えても 
 
最大限緊張感を持って接する訳です。 
 
ただ 
 
この原理 
 
すべての不動産屋が理解してるかと言うと 
 
長年やってても 
 
まったく理解できてない 
 
なんて同業者もたまにいますね。 
 
特に 
 
昔から地の人同士で 
 
中学も先輩後輩 
 
なんて人達が 
 
不動産屋と家主に分かれる 
 
なんてケースがありますが 
 
これで美味しい思いをして来た人達 
 
そもそもその感覚を身につける気はないようにも見えます。 
 
おっといけない 
 
また話しが逸れましたね 
 
とにかく 
 
私達人間が行う法律行為は 
 
契約を締結するまでは 
 
それをまとめる力が働き 
 
それが終われば 
 
それ以降利益を得る機会がない人は 
 
急激にその関係を消し去りたい 
 
そんな力が働くって事です。 
 
キャバ嬢も 
 
お店で働いてる間は 
 
熱心に営業の電話をかけてきては男をその気にさせますが 
 
お店を辞めれば 
 
もうこちらからの電話に出る事はありません。 
 
利益をもたらさない男は 
 
重荷以外の何者でもないって事です。 
 
利益の切れ目が縁の切れ目 
 
私達人間社会を支配する 
 
基本原理のひとつです。 
 
 
ジャンル:
アパート・賃貸・不動産
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