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勤労意欲が一番の財産

2017年01月14日 | 世間一般
バブルの頃から株をやっていますが 
 
今は塩漬け株だけで売買をする事はありません。 
 
バブル崩壊で大損をして 
 
そしてもう懲りた 
 
ってのが一番の理由ですが 
 
しかし今なると 
 
若い頃大損をして 
 
本当に良かった 
 
そんな風に考えられるようになりました。 
 
授業料としては高い物ですが 
 
色んな事を学び 
 
そしてそれがすべて今につながってるのです。 
 
その中の一つに 
 
不良所得を求める気持ちが冷めた 
 
ってのがあります。 
 
不労所得と言うより浮利って言った方が適切かもしれません。 
 
私がバブルの崩壊で目が覚めたときに 
 
それまで何とも思わなかったシーンに 
 
急に嫌悪感が湧いた事があります。 
 
それは証券会社のロビーです。 
 
当時証券会社には大きな電光掲示板があって 
 
そこに株式の銘柄がたくさん表示してありました 
 
つまりタイムリーに値動きを知るためです。 
 
そのロビーにはいつも人が溢れていました。 
 
いわゆる投資家です。 
 
毎日毎日仕事をせずに 
 
一日中ボードを見て株の売り買いをしてる訳です。 
 
この姿を急に見苦しいと思うようになったのです。 
 
毎日冷暖房の効いた証券会社のロビーで 
 
何の生産活動もしない人達が 
 
誰かが汗水垂らして作った米を食べ 
 
誰かが働いて作った服を着てる訳です。 
 
この姿に 
 
自分自身は絶対にそうはなりたくない 
 
って強く思いました。 
 
私の場合はこの思いは私の問題として完結する訳ですが 
 
これが社会の問題として大きく捉えたのが 
 
カストロであり毛沢東です。 
 
つまり 
 
この矛盾は 
 
社会状況によっては 
 
革命をもたらす程深刻な問題でもある訳です。 
 
今の日本は全体的に豊かですし 
 
欧米と比べて格差は低いですから 
 
社会が混乱する事はなさそうですが 
 
しかし 
 
若い人が不労所得に走れば 
 
間違いなく社会は立ちゆかなくなります。 
 
これが分かってるから 
 
私は不動産屋でありながら 
 
不動産投資に否定的な訳です。 
 
まぁしかし日本の社会は健全ですね 
 
富の継承は困難な社会です。 
 
相続税によって 
 
富は再分配されて行きます。 
 
ですから 
 
不労所得で生活できる人には 
 
自然と調整作用が働く 
 
そんな風に見えます。 
 
昨年は 
 
たくさんのアパートの売買を行いました。 
 
これは一見 
 
富を得る人 
 
あるいは失う人 
 
って風に見えますが 
 
しかし実際にはそうではありません 
 
不労所得に頼る生き方が 
 
いずれ行き詰まるとすれば 
 
一方は新たに重荷を抱え 
 
一方はその重荷から解放される 
 
そんな見方もできます。 
 
いずれにしても長くこの仕事をしていて思いますが 
 
過剰な富は 
 
それを得たり維持したりするために 
 
色んな物を犠牲にします。 
 
それを実際に見ていますから 
 
人生にとって一番大切なのは 
 
勤労意欲 
 
これさえ失わなければ 
 
人生は捨てた物では無い 
 
そんな風に思います。 
 
一生懸命働いてためたお金で少しの投資で小遣い稼ぎ 
 
ここまでは健全ですが 
 
他人のお金で不労所得 
 
これに思いが走ると「 
 
高い確率で悲惨な人生が待ってる 
 
私が持ってる確信です。 
 
勤労意欲は何も変えられない宝 
 
今つくづく思う事です。 
 
若い頃証券会社のロビーで学ぶ事が出来て 
 
本当に良かったって思っています。 
 
 

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