駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

負けたはずなのに時が過ぎればいつの間にか勝ってた

2017年09月08日 | プライベート

私はギャンブルをやらないので信じられませんが 
 
公営ギャンブルの売り上げってすごいですよね。 
 
競馬は2兆円以上 
 
競艇ですら1兆円近くあります。 
 
それだけ日本にはギャンブル好きがいるって事ですよね。 
 
バクチは身をほろぼす 
 
昔から言われてるのにこれだけ盛んって事は 
 
多分私達人間の本能に根ざしてるんでしょうね。 
 
しかし 
 
このギャンブル 
 
売り上げは下落傾向ですよね 
 
人口が減ってますからね。 
 
これからはどんな業界でも売り上げ減 
 
これを覚悟しなければならないでしょう。 
 
で 
 
私がギャンブルが嫌いな理由 
 
これは自分自身が良く分かってますが 
 
子供の頃散々ギャンブルをやったからです。 
 
ギャンブルって言ってもお金を賭ける訳ではありませんよ。 
 
メンコとかビー玉 
 
これを賭けてやったのです。 
 
まぁ私に限らず日本中の子供達がやってたんでしょうが 
 
しかし私が嫌いになったのは 
 
いわゆるメンコやビー玉で勝った方が相手の物を取る 
 
これだけで終わればそうはならなかったと思います。 
 
私の村では 
 
ビー玉やメンコの遊びその物から離れ 
 
トランプが流行り 
 
いつの間にかそのトランプでメンコとかビー玉を賭けるようになったのです。 
 
こうなると莫大な数のやりとりとなります。 
 
まさにバクチになるのです。 
 
で私達がやってたのは 
 
ソロと呼ばれるゲームで 
 
これは単なる運ではなく 
 
相手の心理を読む駆け引きが加わります 
 
ですから 
 
上手な人と下手な人 
 
これが分れます 
 
で私 
 
一番上手でした。 
 
シャーロックホームズを読んでましたから 
 
相手の心理を読むのに長けてた訳です。 
 
結果 
 
私は近所中の子供達のメンコを 
 
全て巻き上げました 
 
大きなダンボールにびっしりです。 
 
しかし 
 
この事が私の人生を大きく変えました。 
 
私の元にすべてのメンコが集まると 
 
その日以来 
 
友達が誰も遊びに来なくなったのです。 
 
淋しかったですね。 
 
で 
 
しばらくして私は近所の子供達に 
 
良い事があるからと言って 
 
私の家に集めました 
 
そしてみんなが揃った頃 
 
私は倉庫の屋根に上り 
 
集めたメンコを全て空から撒きました 
 
そして 
 
みんな群がってそれを拾ってるのを見て 
 
何か胸につかえてたものが取れた 
 
その快感を昨日の事のように覚えています。 
 
これがあるから 
 
私はもうギャンブルには興味がないのです。 
 
この体験は多分私だけではありませんね。 
 
私の友人達も誰もギャンブルをしませんが 
 
ギャンブルは人の絆を引き裂く 
 
これが子供の頃の体験で身にしみたんだろうと思います。 
 
まぁ今にして思えば貴重な体験ですね。 
 
でも 
 
私はギャンブルはしませんが 
 
投資はします。 
 
これも不労所得を目的とする 
 
と言う事では同じですが 
 
どこが違うんでしょうね? 
 
まぁエコノミストに言わせれば色々あるんでしょうが 
 
私が違いとして一番に上げるのは時間です。 
 
ギャンブルはその場で結果が出ますから 
 
負けても何度も何度も勝負が出来ます。 
 
競馬は一日12レースですから 
 
立て続けに一日中やってる訳です。 
 
時代劇で良く見る丁半バクチなんてのは 
 
多分数分おきですよね。 
 
これでは熱くなれば 
 
あっと言う間に全財産を失う 
 
これは当たり前の話しです。 
 
これに比べて投資は 
 
時間がかかります。 
 
私の場合は不動産投資と株 
 
これが主ですが 
 
いずれも30年も保有しています。 
 
で 
 
その時間がかかる投資 
 
バクチと比べてどんな利点が? 
 
言うまでもありませんね 
 
勝つ確率です。 
 
バクチは瞬時に勝負が決まりますが 
 
大体それを決するのは運です。 
 
しかもピンハネがありますから 
 
数学的には負けるのが運命づけられています。 
 
これに比べ投資は 
 
時間がかかる分 
 
勝率は高くなります。 
 
私はバブルの頃不動産も株も買いましたが 
 
バブル崩壊と共に大幅に下落しました。 
 
その段階で売却していれば 
 
私は大損したって事になります。 
 
しかしバブル崩壊から30年 
 
それを所有し続けると 
 
負けたはずの勝負が 
 
いつの間にか勝ってた 
 
って事になっています。 
 
下落した不動産は 
 
その後賃貸で貸し続けましたので 
 
その損失は家賃収入で埋める事ができましたし 
 
紙くずに近かった株は 
 
値を持ち直して利益が出ています。 
 
そんな感じで 
 
時間を味方に付ければ 
 
滅多に勝負は負けないって事です。 
 
ただし 
 
私のように還暦を過ぎれば 
 
その時間を味方につける事はできません。 
 
ですから 
 
若い内の特権です。 
 
ただ 
 
この時間と勝負の相関関係 
 
これはビジネス一般に言える事ですから 
 
長期の勝負と短期の勝負 
 
これのバランスは大切です。 
 
私は会社設立間も無い事からこれを意識してますので 
 
ここまで生き残ったひとつの大きな要因となっています。 
 
 
 
 

コメント
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