
先日、長野県林業大学校の学生さんがインターン(就業体験)という形で2日 間やってきました。二十歳の男子です。「農林業の『自営』の現場を知りたい。」との希望から、その学校で講義を受け持っている大学時代の同級生からの紹介 があったのです。自営と言っても極めて小規模なはるばる農園でいいのか?とも思いましたが、農業の現実は、地道な農作業の積み上げでしかないのだから、普 段の作業をやってもらおうと思いました。
林業の実務なども学ぶ学生らし く、作業着や足回りの準備もしっかりとやってきました。回りくどい説明などはしないで、さっそく手を動かしてもらいました。大豆の収穫、トラ豆の収穫、ハ ザ木の片付け、畑の支柱片付け、小麦のは種の準備など、地道な作業ばかりでしたが、予想以上に丁寧にそして自分で作業方針を工夫してこなしてくれました。 はっきり言って、仕事がはかどりとても助かっちゃいました。
彼は、実家は長野市にあって、祖父母の営んでいる農業を継ぎたいと少し考えているそうです。親はお勤めだとか。具体的にどうすかはこれから考えるようだけど、若者の進路の現場を見て、新鮮な気持ちになりました。
こ れとは別の話ですが、松本市内で「なわて水辺のマルシエ」(野菜や果物、クラフトの市)に出店していたときのこと。20代後半くらいの女性に、「私も田ん ぼやっているんですよ!」と話しかけられ、実家の田んぼでお米づくりをはじめたが、なかなか難しい、情報交換する場を教えてほしい、などと矢継ぎ早に尋ね られた。無農薬に切り替えることを家族にすんなり理解してもらえず、まず除草剤だけやめて、草取りをがんばっているとのことでした。田んぼに対する前向き な姿勢がとても印象的でした。
農家の若い世代が農業に向き合うのは、あるべき姿だなあ、と考えさせられる出会いが続きました。農村の高 齢化や担い手不足など、現実の流れは進んでいる中、私達のような新規参入者に加えて、農家の孫世代が案外抵抗なく、むしろ新しい視点や価値観を持ち込ん で、農に携わる動きが増えてくるかもしれない。小規模で非効率と言われる現状は、裏を返せば、多様であるということ。TPPという大きな波が押し寄せてきても、日本の農村には、それとは比較できない恩恵をもたらす可能性がまだ残っていると思う。
農林業のじえいと変換したら自衛と出たのをみて、はっと思った。小さく自立していることは強みになるのではないか。そして、大規模効率化でなく、ネットワーク化という展開もあるのではないかと。はるばる農園も他とのつながりによって次の展開を探る時期に来ているとかんがえています。












TPPへの参加を日本政府が進めていますが、そうなると今アメリカで通そうとしている家庭菜園禁止の法案が日本にも押しつけられてしまうかもしれません。
ホワイトハウス宛tpp反対署名にご協力ください。http://sekaitabi.com/whitehouse.html
根本的な価値観が違うのでしょうね。
コメントありがとうございました。