米国を代表するリベラル派経済学者で、『不確実性の時代』など数々のベストセラーで知られる米ハーバード大名誉教授、ジョン・ケネス・ガルブレイス氏が29日夜、老衰のためマサチューセッツ州ケンブリッジの病院で死去した。97歳。同氏の子息がAP通信に明らかにした。ガルブレイス氏は政治・社会問題に積極的に発言し、経済理論の枠を超えた知識人として各界に大きな影響を与えた。1977年出版の『不確実性の時代』は日本でも流行語になるほどの大ベストセラーとなった。2000年、米国民に与えられる最高の勲章である自由勲章を受章。04年1月、日本経済新聞に「私の履歴書」を連載した。 1908年カナダ生まれ。37年に米国籍を取得。当初は農業経済学が専門だったが、英ケンブリッジ大に留学しケインズ経済学を学ぶ。40年、米民主党ルーズベルト政権に加わり、戦時経済政策の立案や大統領スピーチの執筆にかかわった。経済誌フォーチュン記者などを経て、48年にハーバード大教授に就任。ケネディ政権下では駐インド大使を務めた。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 04/30 19:13)
97歳。。。大往生ですね。。。
今から30年位前。「不確実性の時代」がベストセラーになった時は、流石に私も何度も読みましたね。当時は読まないと?まるで取り残される「勢い」でしたからね。。。(^-^)
ガルブレイスは難しい経済学を分かりやすく説いた。。。ご冥福をお祈りする。。。。