青空世界

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特定外来種ホワイトリスト予防原則

2017年06月19日 | Weblog
中国からのヒアリの侵入がニュースになっていますが、私達一般市民が日常で可能な取り組みが、

初期侵入を防止して被害の拡大を防止するのに大変有効だと思われます。

行政の取り組みは、任せられるレベルではありません。

以下はWWFの取り組みの記事ですが、これらを参考にしながら、

散歩しながら、釣りをしながら、レジャーでも、旅行でも、

見かけない生物に注意して、それが何なのかをネットなどですぐに調べて、

もしもそれが危険ならば、安全な方法で駆除するのが大切です。


以下一部引用転載
https://www.wwf.or.jp/activities/wildlife/cat1016/cat1100/#005
外来生物問題


侵略的外来種が引き起こす主な問題

感染症と外来種問題

特定外来生物法では解決できないこと



NGOの活動と国内規制の行方

WWFを含む国内の環境NGOは、特定外来生物法の法案が作られる過程で問題点を指摘し、政府関係者に対して法案の改正を働きかけてきました。特に強く要求したのは、持ち込まれた外来種が問題を起こしてから駆除などの対応を行うのではなく、侵入を防ぎ、被害を未然に食い止める「予防原則」を徹底すべきだという点です。

また、2004年にWWFは、国内の専門家や他の環境団体とともに数ヶ月をかけて独自の暫定版リストを作成し、特定外来種の選定に厳しい姿勢で臨むことを環境省に求めました。このリストには、明らかな影響を及ぼしている外来種はもちろん、予防の側面を重視し、今後影響が心配される種を含めた約400種の動植物の名前が記載されています。

さらに第一次指定種の決まった2005年1月31日には、生態系への懸念がありながらも指定にもれた外来種の多さを指摘し、第二次指定種の選定を迅速に行なうよう意見を述べました。


 「予防原則」とは

悪影響が不確かだからといって後回しにせず、未然に対処すること。
1992年に開催された国連環境開発会議で採択された環境と開発に関するリオ宣言の原則15に「環境を保護するため、予防的方策は、各国により、その能力に応じて広く適用されなければならない。深刻な、あるいは不可逆的な被害のおそれがある場合には、完全な科学的確実性の欠如が、環境悪化を防止するための費用対効果の大きい対策を延期する理由として使われてはならない。」と記されています。

指定対象種の決定

2005年6月1日の特定外来生物法の施行と同時に規制された37種の「第一次外来種指定対象種」に続く第二陣として、8月5日に「第二次指定外来種」の候補42種類が決定しました。第二次指定種の選定は、6月の法施行の準備と並行して作業を進めるという迅速なもので、さらに指定候補種にNGO側の要望が取り入れられたことや、環境省のみならず農水省や国土交通省も含む準備会が立ち上げられ、今後の指定種について検討する体制が作られたこと、一般市民や業者への普及啓発ツールが作成されたことなど、第一次指定にくらべ、いくつかの点において改善が見られました。



第一次外来生物指定対象種(37種類)

哺乳類
タイワンザル、カニクイザル、アカゲザル、アライグマ、カニクイアライグマ、ジャワマングース、クリハラリス(タイワンリスも含む)、トウブハイイロリス、ヌートリア、フクロギツネ、キョン

鳥類
ガビチョウ、カオグロガビチョウ、カオジロガビチョウ、ソウシチョウ

爬虫類
カミツキガメ、グリーンアノール、ブラウンアノール、ミナミオオガシラ、タイワンスジオ、タイワンハブ

両生類
オオヒキガエル

魚類
オオクチバス(ブラックバス)、コクチバス、ブルーギル、チャネルキャットフィッシュ

昆虫類
ヒアリ、アカカミアリ、アルゼンチンアリ

無脊椎動物
ゴケグモ属のうち4種(セアカゴケグモ、ハイイロゴケグモ、ジュウサンボシゴケグモ、クロゴケグモ)、イトグモ属のうち3種、ジョウゴグモ科(2属全種)、キョクトウサソリ科全種

植物
ナガエツルノゲイトウ、ブラジルチドメグサ、ミズヒマワリ




第二次外来生物指定対象種(43種類).

哺乳類
アメリカミンク、ハリネズミ属、シカ亜科、キタリス、タイリクモモンガ、マスクラット

両生類
シロアゴガエル、コキーコヤスガエル、ウシガエル、キューバアマガエル

魚類
カダヤシ、ケツギョ、コウライケツギョ、ストライプドバス、ホワイトバス、ヨーロピアンパーチ、パイクパーチ、ノーザンパイク、マスキーパイク

昆虫類
コカミアリ、テナガコガネ属

無脊椎動物
カワヒバリガイ属、カワホトトギスガイ、クワッガガイ、ヤマヒタチオビ、ニューギニアヤリガタリクウズムシ、モクズガニ属、アスタクス属、ウチダザリガニ、ラスティークレイフィッシュ、ケラクス属

植物
アゾラ・クリスタータ、オオフサモ、ボタンウキクサ、オオカワヂシャ、スパルティナ・アングリカ、オオキンケイギク、オオハンゴンソウ、アレチウリ、ナルトサワギク



とはいうものの、対策をとることが法的に義務づけられる特定外来種は二次指定候補種まで合わせても100種類にも満たないうえ、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)や外国産クワガタムシなどの社会的・経済的に影響が大きいと思われる種は指定されていません。オーストラリアなどに比べ、国内への侵入を未然に防ぐ「予防原則」も徹底されておらず、予算規模も小さいままで、必要な人員も不足しているなど、課題はたくさん残されています。

現在WWFは、海外の生物の持ち込みを原則禁止し、安全が確認されたもののみ輸入を許可する「ホワイトリスト」形式への変更を求めています。問題を引き起こしている外来種の中から特定外来種をリストアップし、その移入や移動を禁止する「ブラックリスト」形式を採用している現行法では、リスト外の生物が国内の生態系にもたらす被害を未然に防ぐことができないからです。
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