「対決展@東京国立博物館」がはじまる

まさに空前絶後の内容と言っても良いでしょう。いよいよ明日から東京国立博物館にて「対決 巨匠たちの日本美術」がはじまりますが、本日、それに先立っての内覧会に参加させていただきました。ここで展示の様子を少しお伝えしたいと思います。



日本美術を代表する巨匠たちが「対決」-東京国立博物館で
「対決展」公式サイト

この展覧会を余裕をもって観覧するには、おおよそ3時間ほどはかかるのではないでしょうか。平成館の4面の展示室を全て用い、計24名の作家による約100点ほどの作品が、まさにこれでもかと言わんばかりの密度にて紹介されています。率直なところ、「対決」という文脈で見せる必要性があるのかと思わないこともないわけではありませんが、そのような疑念は若冲の「石灯籠図屏風」や廬雪の「虎図襖」、それに蕪村の「夜色楼台図」を見るだけでも見事に吹き飛んでしまいます。ようは、展示されている個々の作品の多くがあまりにも素晴らしいというわけです。当地でも年に一度しか公開されないという「仙人掌群鶏図襖」をはじめ、この機会を逃すと、次にいつ東京で見られるかと思う作品も少なくありません。そういう意味では、近年稀に見る日本絵画の最強の名品展とも表すことが出来そうです。

以下、対決の各セクションから、私の気になったポイントを簡単に記しておきたいと思います。

「運慶 vs 快慶」 - 人に象る仏の性
それぞれ「地蔵菩薩」同士の一点展示。とりわけ快慶の菩薩立像の衣服の精緻な紋様は必見。

「雪舟 vs 雪村」 - 画趣に秘める禅境
いきなり訪れる展覧会の大きな山場。「慧可断臂図」(雪舟)の緊張感と「蝦蟇鉄拐図」(雪村)の躍動感が激しくぶつかり合う。

「永徳 vs 等伯」 - 墨と彩の気韻生動
静の「松林図屏風」に動の「檜図屏風」。ともに画家が意図していない形で伝わっている可能性のある作品を並べて見ることの面白さ。(松林図は下絵の、また檜図は切り取られている部分のある可能性。)新発見の永徳「松に叭叭鳥・柳に白鷺図屏風」と代表作「花鳥図」の主に木や葉、また波の描写における類似点。「秋萩芒図屏風」(等伯)で感じる、風のゆるやかな流れ。

「長次郎 vs 光悦」 - 楽碗に競う わび数寄の美
瞑想の長次郎と雅の光悦。「赤楽 銘道明寺」における、長次郎らしからぬ華やかさ。

「宗達 vs 光琳」 - 画想無碍・画才無尽
何と言っても「蔦の細道図屏風」(宗達)が圧巻。大地と空が反転するかのように交錯していく。その他、雲霞の如く松が宙へのびる「松図襖」(宗達)など。光琳の出品作は宗達に比べるとやや分が悪い。

「仁清 vs 乾山」 - 彩雅陶から書画陶へ
艶やかさで好勝負の仁清と乾山。「色絵吉野山図茶壺」(仁清)などの目に愉しい代表作などが勢揃い。

「円空 vs 木喰」 - 仏縁世に満ちみつ
円空7点、木喰5点。一際大きい「十一面観音菩薩立像」(円空)が目立つ。ちなみにこの仏の頭部に見る斑模様は、おそらくは上部よりの雨漏りによって出来たのではないかとのこと。

「大雅 vs 蕪村」 - 詩は画の心・画は句の姿
あえて私が挙げたい展示のハイライトはここ。色遣いの妙味でモネを超えた「瀟湘勝概図屏風」(大雅)と、静寂の雪景に侘び寂びを見る「夜色楼台図」(蕪村)の凛とした美しさ。

「若冲 vs 蕭白」 - 画人・画狂・画仙・画魔
展覧会最大の濃密な空間。「石灯籠図屏風」(若冲)の視覚効果は抜群。近くで石の湿った質感を確かめ、遠くから靄に浮かびあがる灯籠の景色を楽しみたい。「群仙図屏風」(蕭白)は凄惨の一言。がまの表面のエンボス状のマチエールなど、細部の細部に至るまでが、から恐ろしいまでの情報にて埋め尽くされている。このセクションだけでゆうに30分以上かかる可能性大。

「応挙 vs 芦雪」 - 写生の静・奇想の動
この展覧会の最大の見所(辻惟雄氏談)でもある廬雪の「虎図襖」が登場。まさに飛び出す絵本の江戸絵画バージョン。それに対するのは応挙の「保津川図屏風」。涼し気な川の渓流に彼ならでは迫真の描写が光る。

「歌麿 vs 写楽」 - 憂き世を浮き世に化粧して
一点の歌麿を除き、全て東博の館蔵品にて構成。重文7点、他5点の、さながら東博浮世絵名品展。

「鉄斎 vs 大観」 - 温故創新の双巨峰
一点対決。こればかりは鉄斎の圧勝。大観の優れたとは言えない「雲中富士図屏風」を最後に持ってきた真意は如何に。

展示出品リスト

展示期間は途中一回の展示替えを挟み、主に前後期の二回に分かれていますが、例えば宗達、光琳の風神雷神など、会期の最後一週間のみ出品される作品などもいくつか存在しています。また私の一推しの作品でもある蕪村の「夜色楼台図」などは、明日より13日までと8月の11日より最終日までしか展示されません。上記のリストを確認した上でのご観覧が良さそうです。




*展覧会基本情報
「創刊記念『國華』120周年・朝日新聞130周年 特別展 対決-巨匠たちの日本美術」
会期:2008年7月8日(火)~8月17日(日)
会場:東京国立博物館 平成館(台東区上野公園13-9)
休館日:月曜日(但し7月21日(月・祝)は開館、翌22日(火)休館。8月11日(月)は開館。)
開館時間:9:30~17:00(但し金曜日は20時まで、土曜・日曜・祝日は18時まで開館。入館は閉館の30分前まで。)
観覧料金:一般1500円、大学生1200円、高校生900円、中学生以下無料


なお、ブログパーツなどでもお馴染みの山口晃による各絵師の肖像画ですが、その原画が平成館一階、入口すぐ右手の展示室にて全点紹介されています。またこちらの展示に関しては写真撮影が可能です。(フラッシュ不可。)お見逃しないようご注意下さい。(山口デザインの缶バッジも必見です。館内ショップにて。)

「江戸絵画入門―驚くべき奇才たちの時代/河野元昭/別冊太陽」

個々の作品についての感想は、再度出向いた際にもう一度書きたいと思います。出来れば展示品の全てを見られるように行くつもりです。
コメント( 27 )|Trackback( 13 )
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コメント
 
 
 
楽しみです。 (prelude)
2008-07-08 00:01:38
こんにちは。

私もこの展覧会には大いに期待していて、いつもは評判を見聞きしてから当日券で入ることが多いのに、今回ばかりは前売券を早々に購入済みです。

そもそも私が日本絵画に関心を持つきっかけとなったのは「はろるど・わーど」で拝見した作品やそれに対するはろるどさんの文章による影響が大きく、そのはろるどさんが「日本絵画の史上最強の名品展」とまでおっしゃるのですから、期待は更に高まります。

所要時間3時間ですね。気合いを入れて時間を作り、余裕を持って観覧して来ようと思います。
 
 
 
Unknown (さちえ)
2008-07-08 00:05:01
内覧会に参加できなくてくやしかったので、あちこちにコメント残しちゃいます~
展示替えに合わせて何度か通わないといけませんね。
とりあえず木曜の夕方下見を兼ねてざっと見に行くつもりです。
関連図書も色々出ているようなので予習しないと!
 
 
 
期待通りの展覧会ですね。 (RICARDO)
2008-07-08 17:10:42
これは必ず行ってみようと思ってます。
余裕を持って行った方が良さそうですね。
情報有難う御座いました。
 
 
 
歴史的大展覧会 (とら)
2008-07-08 22:22:31
こんばんは。昨日は良かったですね。
歴史に残る大展覧会のプレビューをジックリ楽しみました。
やっと記事を書きましたのでTBします。
 
 
 
Unknown (はろるど)
2008-07-08 22:51:05
@preludeさん

こんばんは。

>私が日本絵画に関心を持つきっかけ

そこまで言っていただけるとはブログ冥利に尽きます。私には本当に勿体ないお言葉をありがとうございました。

>この展覧会には大いに期待

対決という文脈には色々と批判もあるのかもしれませんが、
これほどの名品が集う日本美術の展覧会はそうないかと思います。
私も作品を見ていて久々に体が興奮してくるような感覚を味わいました。

>所要時間3時間

若冲、蕭白、それに蕪村など、一点だけでもついつい時間を忘れて見入ってしまう作品がかなりあります。そうした作業をしているといつの間にか3時間、という感じです。

もし余力があるようでしたら、本館、特に法隆寺宝物館などを巡るのもおすすめです。こちらも是非どうぞ。(そうなると一日がかりになってしまいますが…。ちなみに特別展は入口係員に申し出てスタンプをおしてもらえば、確か当日に限り最入場が出来たと思います。)

ご感想、楽しみです!


@さちえさん

こんばんは。昨日はご一緒出来なくて残念でした。
早速木曜に出かけられますか。ともかくまずは早い方が良いと思います。これで混まなかったらおかしいような内容なので…。

>関連図書も色々出ている

たくさん出ていますよね。上に挙げた河野さんのムック本は、直接展示とは関係ないものの、江戸絵画の図版も豊富でおすすめの一冊です。既にお持ちかもしれませんが、まずは書店でご覧になってみてください。


@RICARDOさん

こんばんは。コメントありがとうございます。

>余裕を持って行った

絵にお詳しい方はRICARDOさんでしたら、もっと時間をかけてご覧になられるのではないでしょうか。
素人目に見ても、これは見事だと思うような作品ばかりでした。


@とらさん

こんばんは。昨日はありがとうございました。

>歴史に残る大展覧会

同感です。語りぐさになりそうですね。
後ほどTB先をじっくり拝読させていただきます。
 
 
 
日本絵画の史上最強の名品展 (panda)
2008-07-09 00:40:11
 鋭く見所を突いた視点の はろるどわーど です。
 「国華」は岡倉天心らが発刊した高級美術雑誌。フェノロサと共に日本美術・仏教美術の再評価に尽力し東京芸術大学を設立した天心。その弟子大観の活躍尽力を評価されての登場かと。
 「対決」とは言えない組もありますが、それぞれが好きな一点を見つけるのも、比較するのも自由に堪能できる魅力の展覧会ですね。
 
 
 
Unknown (あべまつ)
2008-07-09 17:31:43
こんにちは。
はろるどさんも内覧にいらしていたのですね。
私も縁あってお邪魔しましたが、
本当に驚きの連続でした。
こんなお宝と遭遇できる機会が訪れるとは思いませんでしたが、凄すぎる展覧会に何度も通いたいものです。
 
 
 
さて、 (Tak)
2008-07-09 20:25:01
次はいつ行きましょう。
 
 
 
Unknown (あべまつ)
2008-07-09 22:08:15
こんばんは。
内覧会に私もお邪魔していました。
気付かずにはろるどさんの横にいたかも?知れませんね。

本当にこれ以上の展覧があり得るだろうかと思いました。日本美術史に必ず出てくる巨匠の本物の作品達。
圧倒的、底力の溢れる素晴らしい空間でした。

はろるどさんの記事に刺激されて、
私もお気に入りを上げたくなりました。
 
 
 
所要時間3時間はいりますね・・・ (ごーろ)
2008-07-10 09:53:02
何度も観たくなる・足を運びたくなる
濃い素晴らしい展覧会でしたね。
そんな簡単な言葉でくくれるようなものでもないのですけど。
うまくまだ語れませんw
ほんとこの熱気はネット上でも伝染しそうですね~

ここんとこ
大きな展覧会を観に行けていなかったので
ひさしぶり感動・感激・鳥肌立ちました。
後期どれだけの人たちが雪崩れ込むかは予測不可能ですが・・・
リベンジしますよぉ~!!

大観の「雲中富士図屏風」は初見だったので
自分なりに満足してます。
ちょっとここでクールダウンできました。
 
 
 
Unknown (すぴか)
2008-07-10 11:50:22
こんにちは。

私も初日に行って、すっかりあてられてきました。
素晴しい展覧会ですね。

展示期間の短いのもあり、前期・後期入れ替えも
予定立てるのたいへんです。

蕪村の《夜色楼台図》最初と最後だけ、特に
感動したので、もう一度など、何回通えば
いいのでしょう。
 
 
 
凄い事に… (ruru)
2008-07-11 00:11:26
御覧になった方々のブログを拝見すると、想像以上の様ですね…
日本美術の教科書を生で見る様な感じでしょうか!?

会期によって見れるものが違うなら、細かくチェックしないとマズいですね…
猛烈に楽しみになってきましたo(^-^)o
 
 
 
Unknown (はろるど)
2008-07-11 01:47:57
@pandaさん

こんばんは。ご丁寧に再度のコメントをありがとうございました。

>その弟子大観の活躍尽力を評価

なるほどそういうことなのでしょうね。「何故にあの作品?」とも思いましたが、大観で一気に江戸から近代へワープしたような不思議な感覚も味わえました。

>鋭く見所

ありがとうございます。次回は長々と感想を書いてしまいそうです…。


@あべまつさん

こんばんは。改めてのコメントをありがとうございます。

>日本美術史に必ず出てくる巨匠の本物の作品達

全く同感です。バラバラな方向性ながらも、ここまで力のある作品が揃うとぐうの音も出ませんよね。

>気付かずにはろるどさんの横にいたかも

ニアミスですね。男三人でうろうろと絵の前であれこれやっていたのが私たちです…。


@ごーろさん

こんばんは。

>そんな簡単な言葉でくくれる

そうですよね。あの圧倒感をどう言葉で伝えれば良いのやら…。
こればかりはもう行っていただくとしか言い様がありません。

>ちょっとここでクールダウン

なるほど清涼感がありましたよね。
最後に訪れる大らかな世界観で一息ということでしょうか。
若冲VS蕭白などで終ったら大変なことになりそうです。

>リベンジしますよ

同じです!早速、今週末にでも行きたくなってきました。


@すぴかさん

こんばんは。

>前期・後期入れ替えも予定立てるのたいへん

本当にそうですよね。とは言え、サントリーのような頻繁な展示替えもないので、何とか主要作は追っかけられるかなとは思います。

>蕪村の《夜色楼台図》

これは足が止まりました。あの雪景色の中へすっと入ったような錯覚を感じます。一見地味ですが、凄い作品ですよね。


@ruruさん

こんばんは。

>日本美術の教科書を生で見る様

図版でだけ見知っていた作品を生で楽しめるという感動もありますね。まさに仰る通りです。

>猛烈に楽しみ

「対決」とつけたことで集客がどう出るのか、率直なところまだ分からないのですが、まずはお早めの観覧をおすすめします。
 
 
 
凄かったです (palpal)
2008-07-11 22:41:22
こんばんは。
今日、行って参りました。
「対決」といっても比較する事で、作家・作品の新しい魅力を発見できたり、今まで漠然としていた自分の好みが、はっきりした感じがして、面白い試みの展覧会だったと思います。
 
 
 
Unknown (はろるど)
2008-07-11 23:41:20
@Takさん

こんばんは。

>次はいつ

Takさんは確か今日の夜に行かれたのですよね。混み具合など如何でしたか?私は早速明日にでもといきたいところです。(入場制限がかかっていないと良いのですが…。)


@palpalさん

こんばんは。TBをありがとうございます。

>比較する事で、作家・作品の新しい魅力を発見

確か仰る通りですね。
意外な組み合わせがそれこそ意外な発見へと繋がりそうです。

>自分の好みが、はっきりした

これは大きいですよね。
明快なコンセプトは見る側の嗜好も暴き出します。
 
 
 
旭日鳳凰図 (prelude)
2008-07-13 01:16:04
再びこんにちは。

まだ詳しい感想は書き終えていませんが、早速行ってきました。通常の美術展では2時間くらいしか時間を用意しないので、こちらで「所要時間3時間」というお話をうかがっておいて良かったです。

それで、はろるどさんならばご存知かと思い、一つ質問させてください。今回、図録を購入して眺めていたのですが、若冲筆による「旭日鳳凰図」(作品番号86)という作品を図録で見て大きな衝撃を受けました。

しかし、この作品はまだ展示されておらず、実物を鑑賞することができず残念に思っています。もちろんもう一度、足を運ぶという手もありますが、会期が進むにつれて大混雑が予想され躊躇しています。

そこでお尋ねしたいのですが、この作品が所蔵されている宮内庁三の丸尚蔵館に赴けば何かの機会に鑑賞することはできるのでしょうか。

もしご存知でしたら、お教えいただけると幸いです。
 
 
 
Unknown (はろるど)
2008-07-13 12:18:35
preludeさんこんにちは。

>若冲筆による「旭日鳳凰図」(作品番号86)という作品を図録で見て大きな衝撃

あの作品は本当に素晴らしいですよね。私も初めて見た時は何とも言えない感動を味わいました。日本美術への一般的な通念を覆すような作品です。

>宮内庁三の丸尚蔵館に赴けば何かの機会に鑑賞

三の丸尚蔵館で以前、伊藤若冲の最高傑作として名高い「動植綵絵」が展示替えを重ねて約半年間公開された際、この「旭日鳳凰図」が合わせて展示されたことがありました。

拙ブログ記事
http://blog.goo.ne.jp/harold1234/e/257cf2c653106dfec864914f39c7e354

ただご存知かもしれませんが尚蔵館は所蔵のお宝をなかなか公開しません。大変に気まぐれです。(スペースが手狭なせいもありますが…。いわゆる常設展というものがありません。)
旭日鳳凰が出たのが2006年なので、次となると率直なところいつになるか分からないと言うのが実情です。
仰るように今後は混雑も激しくなりそうですが、
尚蔵館の作品は出ているときになるべく早くご覧になられた方が良いのではないかと思います。
 
 
 
Unknown (ruru)
2008-07-13 18:57:59
行ってきました。
4時間かかりました・・・
対決と云うより、1つ1つの絵を普通に拝見しました。
日本画の素晴らしさを確認できた感じです。後期も楽しみですね
 
 
 
Unknown (はろるど)
2008-07-13 20:28:42
ruruさんこんばんは。
私も今日行ってきました。4時間でしたか!でも、じっくり見ているとそのくらいかかりますよね。

>日本画の素晴らしさ

同感です。ノックアウトされっ放しでした。
 
 
 
ありがとうございます。 (prelude)
2008-07-14 00:24:11
こんにちは。

お答えいただきありがとうございます。あれほどの「お宝」をなかなか公開してはくれないのですか。何度見てもため息の出る作品ばかりですし、やはりもう一度足を運ぶ方向で検討したいと思います。

リンク先のエントリーにある作品も拝見しましたが、パソコンの画面で眺めるだけでもそのすばらしさが伝わってきますね。今後は三の丸尚蔵館の情報も、こまめにチェックしようと思います。
 
 
 
Unknown (はろるど)
2008-07-15 00:46:14
preludeさんこんばんは。ご丁寧にありがとうございます。

尚蔵館の作品はいわゆる「御物」ですから、そもそも一般に公開することに活動の方向が向いていないのかもしれませんね。
若冲の「動植綵絵」をはじめ、永徳の至宝「唐獅子」なども尚蔵館の所蔵品です。ただしこちらもいつになっても公開されません…。(そもそも唐獅子を公開するだけのスペースすらないような気もします。)

御物とはいえ、国の財産でもあるわけですから、まさにこの宝の持ち腐れ状態は何とかしていただきたいものですね。
 
 
 
行ってきました! (tsukinoha)
2008-07-21 06:09:24
壮観でした!
個々の対決はあまり気にせずというか、それよりも全体の中の位置というものを感じました。
最終週に再トライしますが、おそらくすっごく混雑でしょうね・・・。
 
 
 
Unknown (はろるど)
2008-07-21 14:09:40
tsukinohaさんこんにちは。

早速行かれましたか!本当に壮観の一言に尽きますよね。

>おそらくすっごく混雑

風神雷神図は人気がありますから、やはり大変な混雑となりそうです。私も行きたいのですが、今から戦々恐々しています…。
 
 
 
Unknown (あおひー)
2008-07-27 10:48:18
こんにちわ。
みなさん、ほんと記事にされるのが早いなあ~。
なかなかこれだけ見所がいっぱいだとどれを書こうか悩むところ。
風神雷神はやはりさらに混雑するんでえしょうねえ。
 
 
 
Unknown (はろるど)
2008-07-28 21:38:51
あおひーさんこんばんは。

>風神雷神はやはりさらに混雑する

琳派展でも出るので今は良いかなと思いつつ、やはり最終週にもう一度行ってしまいそうな気もします。
今のところ混雑はそれほどでもないような良いもしますが、
さすがに会期末は大変なことになるかもしれませんね。
 
 
 
もう一度行って来ました! (prelude)
2008-08-02 11:44:57
こんにちは。

結局、どうしても「旭日鳳凰図」の実物を鑑賞したくて、もう一度行ってしまいました。同じ展覧会に二度も足を運んだのは初めてですが、はろるどさんに背中を押していただいて本当に良かったです。

「旭日鳳凰図」はやはりすばらしい作品で、あの鮮やかな色彩や鳳凰の鋭い目つきなどはもう、私ごときが感想など申し述べること到底不可能です。

また、他の作品ももう一度鑑賞することで、前回とはまた違った印象を抱いた作品も多々あり、やはりすばらしい作品は何度見ても新たな発見があるのだなと思いました。

それから、はろるどさんもご指摘の「虎図襖」ですが、あれは虎の顔のところでしゃがみ込んで、下から見上げると、これまた格別の迫力がありますので、ぜひお試しを(こういうのを釈迦に説法というんですよね。お気を悪くされたら済みません)。

なお、私が行ったのは7月末日の15時ごろでしたが、展覧会の冒頭を除けばそれほど混雑していませんでした。さすがに3回も行くのは無理ですが、これでもまだ直に接していない作品があるというのは何とも口惜しい限りです。

興奮のあまり長くなってしまい済みませんでした。なお、私がこの展覧会の感想を書き終えるには、数ヶ月かかりそうです(笑)。

それではまた。
 
 
 
Unknown (はろるど)
2008-08-03 00:26:26
preludeさんこんばんは。
力の入ったコメントをどうもありがとうございます。preludeさんご感動がこちらにも伝わってきました!

>「旭日鳳凰図」はやはりすばらしい作品で、あの鮮やかな色彩や鳳凰の鋭い目つきなどはもう、私ごときが感想など申し述べること到底不可能

いえいえ、とんでもありません。ですが、あの艶やかさを前にすると本当に言葉を失ってしまいますよね。いつになるか分かりませんが、次回、また動植綵絵が全幅公開される機会があれば、是非preludeさんもご覧になってみて下さい。卒倒するかのような興奮を味わえます。(笑)

>「虎図襖」

釈迦などとは勿体ないお言葉でありますが、本当に下から見ると飛び出してくるというか、掴まれてしまうような勢いを感じますよね。ただどことなく愛嬌もあるので、あまり恐怖感というのはありませんが…。

>展覧会の冒頭を除けばそれほど混雑していません

そうでしたか。展示替え後は私も未見です。お盆期間にも入るので混雑はしそうですが、私もそろそろ行ってみたいと思います。

宗達や光琳あたりは如何でしたか。
もしご関心がおありでしたら、この秋の大琳派展は多分大変なことになりそうなので是非おすすめしたいです。
http://blog.goo.ne.jp/harold1234/e/16624c65d154798f0d8a1d7894e73514
 
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