「紙のかたち展」 とらや東京ミッドタウン店ギャラリー

とらや東京ミッドタウン店ギャラリー
「紙のかたち展 - 切って魅せる - 」
4/28-6/12(後期展示)



とらや東京ミッドタウン店ギャラリーで開催中の「紙のかたち展 - 切って魅せる - 」へ行ってきました。

「虎」と記されたのれんでお馴染みのミッドタウン地下の「とらや」ですが、その中のスペースでミニ企画展が行われていることをご存知でしょうか。

「第20回企画展 紙のかたち展」(PDF)@とらや東京ミッドタウン店ギャラリー

今回のテーマはずばり「切り紙」です。現在開催中の後期では、日本人が古くから親しんできたこの文化に新たな息吹を与えた、1975年生まれの切り絵作家、福井利佐の作品が紹介されていました。


「羽衣」

図版を一目見るだけでは、これが切り紙であることはおろか、紙で出来ていること自体も信じられないかもしれません。


「菖蒲饅」

モチーフは多種多様です。今回は虎や初夏、和菓子などがメインですが、他にも花や鯉などの動植物や、時におどろおどろしくもある顔面を、極めて細密に紙から切り出しています。


「夫婦鯉滝登り」

ゆるやかな線、そして重なる線はもはや艶やかと言えるかもしれません。またその奥に広がる色の効果もあってか、作品に立体感があるのも大きな特徴でした。薄い紙で出来ているにも関わらず、近くに寄って見ると大変な迫力があります。

なお作家サイトに作品が多数紹介されています。こちらも必見です。

福井利佐WEBサイト

狭いスペースでもあるので作品数は限られますが、何気なく立ち寄ったにも関わらず、しばらく見入ってしまいました。



6月12日まで開催されています。

「紙のかたち展 - 切って魅せる - 」 とらや東京ミッドタウン店ギャラリー
会期:4月28日(木)~6月12日(日)
休館:無休(東京ミッドタウン休業日に準じる)
時間:11:00~21:00
住所:港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガレリア地下1階
交通:都営地下鉄大江戸線六本木駅出口8より直結。東京メトロ日比谷線六本木駅より地下通路にて直結。東京メトロ千代田線乃木坂駅出口3より徒歩3分。
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