Harmonia

こころとからだのバランスを・・・yoga&color&more・・・

ふたり

2006-11-26 01:21:03 | バスケットボール(青学バスケ部)

どうして、届かなかったんだろう。

岡田優介の純粋な思い。

あとふたつだったのに。

高校時代から日本一になることを夢見てきた岡田。

大学でトップに駆け上り、より高みを目指してきた正中。

このふたりには、日本一になる資格があったのに。どうして。

ふたりが同じユニフォームを着て臨む、学生最後の大会。

ふたりが日本一になるのを見たかった。

最後の大会まで、岡田の涙を見たくなかった。

今まで何度も流したからこそ、最後は笑顔で終わらせてあげたかった。

他の誰よりも、最後のインカレに賭けていたであろうに。

想いが純粋であるほどに、痛みが消え去ることはない。

その純粋さゆえに、応援し続けてきた。これからも応援していく。

応援に来てくれた高校のチームメイトたちと、笑顔でタッチを交わしたのは正中。

ストイックな彼は、自分たちの力が足りなかったからと、敗戦を冷静に受け止めたのだろう。そして、さらに上を目指すことを誓ったのだろう。

昨年リーグ優勝したときでさえ、よりレベルアップすることを目標に掲げた。

もしかしたらインカレでさえ、優勝したとしても、彼にとっては通過点なのだろうか。

 

どこまで行けば、彼は満足するのだろう。飽くなき向上心と強い心。

その行く末を見守っていきたい。

大学で組むことになったのが運命的とも言える、最強・最高のコンビ。

学生ラストゲーム、3位決定戦。

ふたりのすべてを見届けたい。