
昨日の秋晴れから打って変わって、雨降りのぐずついた天気。夜中にはきつい雨が降っていて、屋根を叩く音で目が覚めました。変わりやすい秋の天気です。
今日は少し昔の農機具をご紹介です。「唐箕(トウミ)」と言いまして、風を利用して穀物を選別する昔から用いられている機具です。
この唐箕は、穀物を上の受け口に入れ、開閉の引き板を調整しながら落下させ、同時にハンドルを回して胴の中に風を送り込みます。すると粒の充実した穀物は右下の口から落ちて出てきます。そして半成熟な粒は左の落ち口に出て、軽い物や外皮、ごみは左の口から風に乗って飛び出すようになっているのです。

現在のお米づくりは、そのひと通りの作業については機械化がなされており、耕作面積が小さな針畑郷でのお米づくりも例外ではありません。コンバインで収穫された稲は籾のまま、乾燥機に入れられ適切に乾燥、籾摺機で籾が取り除かれ、選別され、袋詰めされてゆきます。ですからこの唐箕の出番はありません。

この唐箕は古屋の梅本さん宅で使われているのですが、来年の種用の籾を集めるのに使われるのです。種籾は乾燥機に掛けませんし、基本的に稲木などの天日干しにします。それを次の春まで保存しておき、種蒔きをするのです。ですが最近は農協で早苗を販売していますから、それを利用する人が増えてきています。お年寄りにとっては重労働ですからね。

お訊きしますと、もう30年ほど前に購入されたそうです。その姿のほとんどを杉の木を使った構造です。最近はスチール製のものが主流だと訊きましたが、まだ使われているのですね。
協会農林社にもこの唐箕はありまして、蕎麦の選別にもこれを使います。米より粒が大きいので、ハンドルを廻す力の強弱で送る風を加減するのです。その蕎麦の実、まだ花盛りで黒い実が見当たりません。











上手く出来ているなぁと感心しました。
この作業、ほんと埃だらけになりますね。
農家の小屋や蔵には、いまでもヒッソリと残っているんじゃないでしょうか。
活躍の場が無く、勿体無いです。
収納スペースを小さくして 末端に小型電動扇風機を取り付けたらと考えている。所がホームページの写真は大抵風車の所だけ 写してあって ソバや米を選別する仕切りの詳細は判らない。今日は民具資料館に行く用があるので 見せて貰うつもりだ。トウミはもっと小型になるはずだと思う。