よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

美しき五月-滋賀県大津市:坂本・旧竹林院庭園

2012年05月31日 | 滋賀
さてさて、大津市の坂本を楽しく歩いてきたワタクシですが、地元の方に「とても綺麗なお庭があるんですよ」と教えられたので
ワタクシはそのお庭に向かうことにしました。向かった先は旧竹林院庭園という場所です。

竹林院は坂本にある里坊のひとつで、延暦寺の中でも格式の高い寺院であったそうです。
しかししかし、明治時代初頭の廃仏毀釈の影響で竹林院は衰退して土地は個人のものになりました。
現在の庭園はこの時代に改修されたものであり、近代庭園として国の名勝に指定されているのです


ではでは、旧竹林院に入るとしましょうか


「緑が目に眩しい」なんて陳腐な言葉しか思い浮かびませんが、本当に初夏の緑が素晴らしい。


庭園の中には近くの清流から水が引き込まれているので、水が豊富です。
流れる水の音が涼しげで、汗が引いていきます


赤と緑は補色の関係にありますから、互いに色が引き立ちあいます。
そういうことも計算に入れて、庭を造っているのでしょうかねぇ


ちょっと抹茶でもいただこうかな…そんな気持ちになりますね。


そしてそして、お部屋の中から眺めるお庭もまた一興。
恥ずかしながらワタクシ、畳の上で10分ほど居眠りしてしまいました
よほど心地よかったのでしょうな


紅葉の季節にはライトアップもされるとのこと。これは絶対に紅葉の時期に来ないわけにはいきませぬ。

使用したカメラ:Canon EOS7D


・新緑の候。木々の緑が光り輝く季節になりました。
・風薫るさわやかな季節でございます。
・立夏の候、若葉が美しく輝く季節になりました。
5月と言えば、そういう言葉が季節のあいさつに浮かんできます。
どの言葉を見ても気持ちがワクワク、思わず戸外に出たくなるような言葉ばかりです。
美しい5月…今年も素晴らしい新緑を愛でることが出来ました



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初夏の風を感じながら…-滋賀県大津市:坂本・日吉大社

2012年05月30日 | 滋賀
さてさて、大津市坂本の日吉大社にやって来たワタクシでありますが、初めて訪れた日吉大社は見どころいっぱいでありました。
まずは西本宮にやって来たワタクシですが、西本宮の建立は1586年。ちなみに東本宮本殿の建立は1595年です。
現在の日吉大社の建造物はほとんどが安土桃山時代以降に再建されたものなのですが
なぜそうなのかと言いますと、ご存知のように織田信長が比叡山延暦寺を焼討にした時に日吉大社も灰にしているのですね


ところがところが、豊臣秀吉は日吉大社のの復興に尽力しているのです
これは、秀吉の幼名を「日吉丸」といい、あだ名が「猿」であることから、日吉大社を特別な神社と考えたためだそうです。
面白いものですなぁ


そういえば我が家のすぐ近くにも「日吉神社」があるのですが、これも日吉大社から分霊されたものなんでしょうね。


ではでは、西本宮を後にして東本宮の方へ向かうとしますかね


東本宮が見えてまいりました。中に入るとしましょうか。


こちらの楼門も立派です。歴史の重みというか、重厚さがずっしりと伝わってきます


神々しい空気、凛とした空気が全身を包み込みます。
この日の日吉大社は参拝者も少なく、本当に静かな雰囲気の中で歩くことが出来ました。


本殿の横で葵が自生していました。葵というとすぐに徳川家の御紋である「三つ葉葵」を思い浮かべるのは
時代劇の印象が強いからでしょうねぇ


初めて訪ねた日吉大社ですが見どころもいっぱいですし、新緑の美しさにも見せられました。
ぜひとも次は紅葉の季節に再訪したいものです。

使用したカメラ:Canon EOS7D


関西には歴史を感じさせる町並みが数多くあり、私はそういう町の多くを訪ねています。
しかし、ここ坂本は初めて訪ねる街であったのですが、魅力いっぱいの街でありました。
関西のことはたいがいよく知っているつもりでしたが、まだまだ知らないことが多いものですね



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神々の懐へ…-滋賀県大津市:坂本・日吉大社

2012年05月29日 | 滋賀
さてさて、大津市の坂本の街歩きを楽しむワタクシですが、次に向かった場所は日吉大社でありました。
比叡山の麓に鎮座する日吉大社は、およそ2100年前に創祀されたそうでして、全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮です。
平安京遷都の際には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社として、
また伝教大師(最澄)が比叡山に延暦寺を開かれてよりは天台宗の護法神として多くの方から崇敬を受け、今日に至っています


ワタクシは日吉大社には一度も行ったことがないので、ワクワクした気分で境内に向かいました


鮮やかな新緑に、鳥居の色も一層引き立ちます。


何とも言えない厳粛な雰囲気に、身が引き締まる思いです。


日吉大社には西本宮と東本宮があるのですが、まずワタクシは西本宮にやってまいりました


新緑の楓に囲まれた楼門はとても美しく、堂々たる姿に圧倒されます。


手前に拝殿、奥には本殿。聞こえてくる音は巫女さんが掃除をしている箒の音だけ。
なんとも贅沢な時間でありました。


楼門を中から眺めてみました。ちょっと気になるものがあったので近寄ってみました


西本宮楼門屋根下の四隅にはお猿さんの彫刻があります
「棟持猿(むなもちざる)」といいまして、屋根を支えていますが、見張りをしているようにも見えます。
方除・厄除の大社を語る上で欠かせないのが、日吉大社の神様のお使いである、「神猿(まさる)」という猿です。元来、比叡山に猿が多く生息しておりましたが、いつの頃からか魔除けの象徴として大切に扱われるようになりました。
「まさる」は「魔が去る」「勝る」に通じるようにつけられた名前であり、縁起のよいお猿さんです。
なんとも可愛いものですね。

ではでは、日吉大社の散策を続けましょうか。

使用したカメラ:Canon EOS7D


日吉大社を歩いてみて、新緑の楓の木が多いことに驚きました。
神社の方に訊いてみると境内には3000本を超える楓の木があるとのこと。
これは秋の紅葉を見に来ないわけにはいきませんね



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石積みの街-滋賀県大津市:坂本

2012年05月28日 | 滋賀
さてさて、滋賀県大津市の坂本にやって来たワタクシでありますが、この街を歩くと特徴ある景観が広がります。
街の至る所に立派な石垣が残っており、まるでお城の傍を歩いているような気持ちになります。


ここ坂本には穴太衆(あのうしゅう)と呼ばれる、信長や秀吉の時代に活躍した石垣職人達が住んでいました。
今もその末裔が職人さんとして活躍しています。


彼らが作った里坊の石垣は自然石を巧みに積み上げた堅固なもので、白壁の塀と調和してしっとりと落ち着いた雰囲気を漂わせています。
石垣の前の水路には、美しい湧き水が流れています。


街のいたるところには里坊と呼ばれる延暦寺の末端寺院があり、宗教都市の趣を感じます


立派な鳥居が見えてきました。石段を登ってみましょうか…


ここは日吉東照宮です。言うまでもなく徳川家康の死後、彼を大権現と讃えて建てた東照宮のうちの1つです。
江戸時代前期に完成したといわれています。日光の東照宮には及ぶべきもありませんが、なかなか立派なものでした。


眩いばかりの新緑に囲まれて、日吉東照宮は静かな佇まいを見せてくれました


ふと頭の上を見上げると…
全身が緑に染まるような気がしました。

使用したカメラ:Canon EOS7D


宿場町、城下町、寺内町…伝統的な町にはその成立に様々な形態がありますが、ここ坂本は典型的な門前町の一つです。
門前町らしい落ち着いた佇まいが素晴らしい街なのですが、私が今回感動したことがもう一つありました。
坂本には比叡山高校という高校があるのですが、ここの生徒さん達が早朝から学校周辺の道路の掃き掃除をしており
私のような部外者にも「おはようございます」と気持ちよく声をかけてくれます。
朝練をしていたテニス部の女子高生達が全員で「おはようございます」と言ってくれると、照れくさい気持ちにすらなりました。
比叡山高校というと「甲子園で初めて完全試合をされた学校」という印象しかなかったのですが
礼儀や躾をしっかりと教えてくれる素晴らしい学校だと印象を改めました



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美しき門前町へ-滋賀県大津市:坂本・滋賀院門跡

2012年05月27日 | 滋賀
さてさて、滋賀県大津市の仰木を訪ねて棚田の風景を楽しんだ後、次にワタクシが向かったのは大津市の坂本でありました。
坂本という地区は比叡山延暦寺の門前町として栄えまして約50ヵ寺の里坊があります
里坊は、山上での修行を終えた老僧に与えられた坊舎で、いずれの里坊にも自然石を用いたり、借景などの趣向を凝らしたみごとな庭園があるのです。
ワタクシは坂本に着きますと、まず最初に滋賀院門跡という里坊に向かいました。


ここはもともと京都の北白川にあった法勝寺を、江戸時代初期に現在地に移し、のち後水尾上皇から滋賀院の号を賜わりました。
江戸時代末まで天台座主(ざす)となった皇族代々の居所であったため高い格式を誇り、滋賀院門跡と呼ばれます。
ちなみに門跡とは皇族や貴族出身者によって継承される特定の院家・寺院を指す称号なのですな


ワタクシは8時20分に滋賀院に着きました。参拝時間は8時30分からとなっております。
「10分待たんとあかんなぁ」と思っていたのですが、お寺の方が「お参りいただいていいですよ」とおっしゃってくれました


しかもしかも、「よかったらお寺についてお話しさせていただきましょうか」と言ってもらえました。
ワタクシは誰もいないお寺を独り占めし、ゆっくりとお話を聞かせていただくことが出来たのです


お寺の中には江戸時代初期の狩野派の障壁画がたくさんありました。(もちろん撮影は禁止です)
そしてそして、見事なお庭も一人でゆっくりと眺めることが出来ました。


いつも思うことですが、早起きして目的地に行くといいことがいっぱいでありまして…
ワタクシ、早起きが得意でよかったよかった


これは勅使門です。勅使というのは皇室からの使いですから、このお寺の格式の高さがうかがえますね。
さすがに延暦寺の本坊らしい堂々とした外構えです。


さらにさらに、皆さんに見ていただきたいのがこの石垣なのです。
この石垣は何なのかと言いますと…また明日に説明させていただきますね

使用したカメラ:Canon EOS7D


滋賀県大津市坂本。以前、比叡山延暦寺に行くときにこの街を通ったのですが、その時はほぼ素通りでした。
あらためて今回はゆっくりと坂本の街を歩いたのですが、こんなに素晴らしい街だとは思っていませんでした。
皆さんに、坂本の街を紹介できることを嬉しく思います



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