よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
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ポルトガル旅行記:4日目(その6)-「城壁に囲まれた小さな村」:オビドス

2017年10月29日 | 海外旅行ーポルトガル
Obidos, Portugal

さてさて、ワタクシ達現地ツアー一行はいよいよ最後の目的地であるオビドス(Obidos)という小さな村に着きました。
『谷間の真珠』という愛称を持つオビドスは、丘の上に佇む城壁に囲まれた小さな村なんです。
1228年にデニス王は、このオビドスを訪れて大いに気に入った妃イザベル王妃にこの地をプレゼントし、
それ以来オビドスは19世紀までポルトガル王妃の直轄地だったそうですよ


ガイドさんは城壁の中に入る前に、城壁の外にある小さなお店にワタクシ達を案内しました


オビドスの名産品がジンジーニャ(Ginjinha)という、サクランボから作るリキュールなんです。
ここはジンジーニャを造って売っているお店で、ガイドさんが言うには「城壁の中にあるお店のジンジーニャよりも、
ここの方が安くて美味しいんだ」ということです。向こうに写っている素敵な女性は、カナダ人の奥様です


無料で一杯のジンジーニャをいただきました。甘くて飲みやすいのですが、相当アルコール度数は高そうです。
お店のオッチャンはワタクシが美味そうに一気に飲み干すのを見ると、「もう一杯飲め」とおかわりをくれました。
さらに美味そうに飲み干すと、嬉しそうにもう一杯おかわりをくれました。
これ以上飲むと村の散策に支障が出そうでやめましたが、美味しいお酒だったので小さな瓶を三本買いました


ここはイスラム時代に作られたオビドスの入り口「ポルタ・ダ・ヴィラ」と呼ばれる城門です。
ここから村の中でへ入っていくのですな。ここもアズレージョが美しいです


城壁の中に入ると、家の壁はすべて白色で統一されてありました。
そして、どの建物も窓枠などを花で美しく飾っているんですよ


歳を重ねたらこういう「チョイ悪オヤジ」のような風貌になりたかったのですが、そうはなりませんでした。
どうもラテン系でこういう顔をしている人物を見ると、「マフィア」のように思えてしまうのです


リスボンから日帰りで行ける観光地なので、ここも観光客がすごくたくさん訪れていました。
メインストリートには土産物屋さんがズラリと並んでいました。
ただ、変に客引きしたりするお店が一軒もないのは、好感を持つことが出来たように思います


メインストリートの向こうに城壁があることがよくわかりますね。
欧州はどこの国に行っても城壁で囲んだ街がたくさんあります。
いかに欧州の歴史は、戦いが多かったかということですな


小さくてかわいくて抱きしめたくなるようなオビドスの村です。
ではでは、さらに奥の方へ歩いて行くとしましょうか

使用したカメラ:4,7,9枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


今回の日帰りツアーで、一番訪れたい場所がこのオビドスでした。
滞在時間が1時間しか取れなかったので、ゆっくりカフェでくつろいだりすることが出来なかったのが残念です。
でも、短い滞在時間でしたが、本当に可愛い村の姿を見ることが出来ました



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