よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

肉眼との違い-奈良県天川村:御手洗渓谷

2015年05月30日 | 奈良(奈良市以外)
Mitarai Valley, Tenkawa Village, Nara Pref.

さてさて、奈良県天川村の御手洗渓谷にやって来て、新緑の渓谷美を楽しむワタクシです。
爽やかな風が吹く渓谷は心地いいですね。坂道を歩いて汗ばんできても、気持ちいい風が吹いてくるのですぐに汗がひくんですよ


三脚を立ててスローシャッターを切ると、川の流れが糸を引いたような写り方をします。
スローシャッターならではの面白さでありまして、ワタクシは渓流や滝を撮る時に三脚は欠かせません


上の写真は1/6秒、この写真は1/8秒でシャッターを切っていますので、川の流れの速さが強調された感じになりますよね。
でも、カメラの面白さというのは低速シャッターだけではありません


上の写真とほぼ同じ場所で、1/28000秒という超高速シャッターを切ってみました。
水の流れが停止し、水の飛沫をキレイに見ることが出来るんですよね。肉眼では見えない風景がここにあります


ワタクシが使っているFUJIFILM X-T1は機械式シャッターですと1/4000秒までしかシャッターを切れないのですが
ファームウエアをアップデートした結果、電子シャッターで1/32000秒まで高速シャッターが切れるようになりました


今まで高速シャッターというのをほとんど使わなかったワタクシなのですが、1/32000秒というのは魅力でありまして
今まで撮ったことが無いような写真が獲れるかもしれません


御手洗渓谷で一番大きな「みたらい滝」なのですが、ここはスローシャッターで撮影してみました。
実はこの滝を撮ろうと思うと、吊り橋の上からの撮影になるんですよ


三脚を立ててスローシャッターにすると、吊り橋を人が歩いて橋が揺れるとお手上げです。
ですので、人が橋を渡らない瞬間を狙ってシャッターを押さねばなりません。朝が早かったので、まだ人が少なくて助かりました


いつも思うことですが「早起きは三文の得」とはよく言ったものです。そして、早起きが苦にならない体質でよかったです

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


デジタルカメラになって、ファームウエアをメーカーがバージョンアップしてくれると
ダウンロードするだけでカメラの性能が向上するのはありがたい限りです。
カメラが成長しているような感覚になり、愛おしさが増してくるんですよね



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