よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

二つの塔が見える光景-奈良県葛城市:當麻寺

2015年04月07日 | 奈良(奈良市以外)
Taimadera Temple, Katsuragi City, Nara Pref.

さてさて、満開の桜を愛でようと奈良県葛城市の當麻寺にやって来たワタクシ達でありますが
昨日のブログにも書きましたように、ここ當麻寺には東塔、西塔の二つの三重塔が聳えております。
當麻寺の境内を西に向かい、浄土庭園と呼ばれる庭の手前から振り返ると、この二つの塔を見ることが出来るんですよ


左奥に東塔、右手前に西塔…ワタクシは當麻寺の中で、ここから眺める光景が一番好きなんです


遠くに霞む大和の山々を従えるかのような東塔の気高き姿。この美しさにワタクシはため息が出るのです


桜の花越しに見る西塔の高貴な姿。ああ、何度見てもワタクシはこの光景が大好きです


奈良といえば東大寺、興福寺、薬師寺、唐招提寺、そして法隆寺と、世界遺産にも登録された名だたる寺院がありますが
ワタクシはここ當麻寺は、これらの寺院に決して負けない魅力があると思うんですよね


今年も桜の花を眺めることが出来ました。どうして桜の花って、こんなにワタクシ達の琴線に触れるのでしょう。
そういえば、欧米では学校の新年度が9月から始まるために、日本もそれに合わせて9月を新年度のスタートにすべきだという意見がありました


確かに外国へ留学することなどを考えればその方が合理的ですし、長い夏休みを終えれば新しい年度が始まるというのも
児童や生徒にとっては気持ちがリフレッシュするのかもしれません。
先生たちにとっても、新年度の準備がゆっくりできるというメリットもあるのでしょう


しかし、ワタクシには入学式というものは、正門の側に咲く満開の桜の下を新入生が歩いてくる姿があってこそという気持ちが強いんですよね。
合理的ではないかもしれませんが、入学式の後に桜の木の下で新入生親子が写真を撮っている姿が好きなんですよ。
9月に入学式…炎天下の中で、汗だくで迎える入学式って風情が無いように思ってしまうワタクシです


なにも欧米の基準に合わせなくても、日本には日本の教育文化があるんじゃないかと思うワタクシなのです

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


奈良に旅行に行く人の大半が、奈良市内の中心部を訪れるだけで奈良を後にするようです。
もちろん奈良市内のお寺や神社も素晴らしいのですが、ちょっと足を延ばした場所にも素敵なお寺が多いんですよね。
私はこの當麻寺以外にも、長谷寺、室生寺、談山神社などは時間のある人にはお勧めしたいです



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