このまま永久に-奈良県斑鳩町：法隆寺

さてさて、斑鳩町の法隆寺にやって来たワタクシ達は
まずは五重塔や金堂がある西院伽藍をゆっくりと散策しました。


1300年間変わらない光景。歴史の重みをしっかりと感じとり、ワタクシ達は西院伽藍を後にしました。


振り返るとそこには、見事な青空と満開の桜があるのです。これを幸せと言わずして、何と言いましょう。

西院伽藍を後にしたワタクシ達は、夢殿を中心とした東院伽藍に向かったのですが、
向かう途中の境内もまさに桜が満開。絢爛豪華な絵巻物を見ているような気持ちになります。


ピンクの桜と緑の松…この取り合わせもいいものですねぇ。


陽光…そんな言葉がふさわしい、見事なまでの春の一日です。


広大な法隆寺の境内は、春の喜びにあふれていました。
この光景は今までずっと変わることなく、そしてこれからもずっと変わることなく…
永久の美としてこの地に残っていてほしい。いえ、残っていることでしょう。


そしてそして、「桜を愛でる」という日本人の心も、いつまでも永久に残り続けてほしいものです。


いやいや、つまらない心配をしなくても、ワタクシ達の体に刻み込まれた「桜を愛でる」というDNAは
間違いなく後世に伝えられていくことでしょう。こんなに日本人は桜が好きなのですからね。

使用したカメラ：Canon EOS7D


今年は冬の寒さが厳しかったせいで、梅も桜も大きく開花が遅れましたね。
「このまま桜が咲かないのでは」なんて心配もしましたが、杞憂に終わりました。
今年も桜は美しい姿を見せてくれ、私たちはその姿に喝采をあげました。
変わらない春の光景…この光景も永久の姿であることを願います。


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