よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

国家の安泰を見守り続けて-奈良市:東大寺大仏

2012年02月16日 | 奈良(奈良市内)
さてさて、東大寺大仏殿にやって来たワタクシは、その中に入って東大寺大仏とご対面となりました。
ワタクシ達は「大仏」「大仏さん」などと言いますが正式な名前は「東大寺盧舎那仏像」と言うのです。
しかししかし、そんな長い名前を毎回書くのも面倒なのでこのブログでは「東大寺大仏」で書かせていただきます


この東大寺大仏でありますが、745年から造像が開始され752年に開眼供養が実施されました。
その間にのべ260万人が工事に関わったと言われています。驚くべきことですね


その高さは14.7mで、大仏殿に入るとその大きさに圧倒されます。よくぞこんなものを作ったものですねぇ


752年の開眼供養会の時には、一万数千人の参列者があり、その中には唐や高句麗は言うに及ばず、遠くインドの僧侶もいたとのこと
まさに平城京はシルクロードの終着点であり、国際都市だったのですねぇ。


これは四天王の一つである「広目天」です。迫力ありますねぇ。広目天は西方を守る守護神であり、千里眼を持つと言われています。


こちらも同じく四天王の「多聞天」です。多聞天は北方を守る守護神であり、武神として崇められています。
ちなみに残りの「持国天」「増長天」はここにはありません。


ワタクシ、ここに来ると感心するというか驚くというか、他の神社仏閣と違うのが「三脚使用はダメですがカメラの撮影は許可」ということなんですよ。
やるやんけ東大寺、立派やないか大仏殿…と心の中で呟いておきました


ではでは、鹿クンに見送られて大仏殿を後にするとしましょうか。

使用したカメラ:Canon EOS7D


東大寺大仏、平等院鳳凰堂、鹿苑寺金閣、姫路城等々、その時代に権力を持った人間が後世に残した建造物を見るたびに権力者の力の大きさを感じると同時に
建立工事や作業に携わった庶民の苦しさはいかなるものだったのかと思ってしまいます。
大仏造像に関わった人が260万人。彼らの血と汗と涙が、ここにはあるのですね



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