晴れたらそらと遊ぼう!

天国へ散歩に行ってしまった「そら」と
その後迎えた「クレア」「ジル」とのわんこライフ🎶

宣告

2016年10月14日 | 闘病日記

長文になります。お時間ある時に読んでもらえたら幸いです。

先日10歳のお祝いをしたばかりなのに、
今日は辛くて苦しい報告です。
なるべく感情を抑えて淡々と淡々と…時系列に沿って…

10月4日 家でいつものように悪い右脚をマッサージしていたら、
ひざ裏にしこりのようなものを見つける。
あまり使わないから水が溜まったか、脂肪の塊でもできたかな?軽く考えていた。

10月8日 なんだかどんどん大きくなってるように思えて急ぎ受診。
細い針を刺しての細胞診。患部のレントゲンを撮る。
そして診断。
「犬種からいって、骨肉腫を疑ったが、骨はしっかりして骨密度はあるのでそうではない。
細胞診の結果、一番疑われるのが組織球性肉腫という悪性ガン。
これはガンの中でも最もたちが悪く、あっという間に全身に転移して亡くなってしまう例がほとんど。何もしなければ余命は1~3か月、抗がん剤を使っても6か月に伸びる程度。
治療が困難なガンです。」
かかりつけ医の院長は腫瘍学が専門。その先生からのまさかの宣告に、途中からは手足が震えて聞いているのがやっとでした。

10月12日 他に転移している場所がないかの検査。
血液検査ーほぼ正常値。問題なし。
エコーー特に問題なし。
内臓レントゲンー肺にわずかにもしかしたら?の小さい丸い影あり?
脚の腫れはどんどん広がり足首までパンパン。
この日の夜に腫瘍学のエキスパートの先生を交えての勉強会があるので、
そこでそらの症例を検討してくれると。

10月13日 先生出張の中電話をくれて、「みんなで検討してもやはりがんであることは間違いないと思います。
ただ組織球性肉腫と断定するにはもう少し大きく検体をとって、検査しないとわからない。
その際全身麻酔になるので、CTも撮って転移の有無も確認することはできる。
それらの詳しい話は出張から帰ったら16日に直接お話しします。」とのことでした。

10月14日 たまたま平日休みだったので、藁をもつかむ思いでセカンドオピニオン。
他院の腫瘍科受診。
診断結果は全く同じ。組織球性肉腫の可能性は大ということ。

正直、ここまで言われてもまだ誤診であってほしいと願い、
思いつめれば涙が出て、
この先そらがどんどん悪化していくのかと思うと、辛くて悲しくて
不安で打ちのめされそうになる。

帰宅したそらは脚を痛がってはいるものの、家の中ではなく一目散に外の犬舎に入りたがり、
家を守るという自分の仕事をしようとしている。
食欲もあるし、普通に元気だ。
10月10日久しぶりに雨がやんで散歩中のそら。

あと少しで死んじゃうなんてどうしても考えられないし、考えたくない。
でも、専門の先生が皆言うのだから本当なんだろう。
もう10歳も過ぎれば、いつかはそんな日も来るだろうと思ってはいたものの、
いざそうなると受け止めきれない悲しみがあります。

こういう病気の経過を、わざわざ記事にしなくてもとも思いましたが、
ずっとそらとの絆をつづってきた記録。最後までちゃんと残しておきたい、そう思いました。
だんだんアップするのも読む方も落ち込むような内容になるかもしれませんが、
記していきたいです。
よかったら読んでください。そして応援してもらえたら幸いです。