高原千尋の暗中模索

行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しく止とゞまる事なし。

南相馬市在住女性「ぬまゆのブログ」

2011年12月21日 | 東日本大震災

 南相馬市在住の女性「ぬまゆ」さんが綴る「ぬまゆのブログ」は衝撃的である。

 南相馬市は福島第一原発から20キロ近辺に位置しており、原発に近い区域は「警戒区域」に指定され、市の中央付近は「緊急時避難準備区域」に、そして原発からやや遠い北側の地域が「計画的避難区域」というように3つの区域に分割指定されている。紹介する「ぬまゆ」さんがどの区域に在住されているかは不明だが、深刻な放射線汚染が彼女を蝕んでいる。

 相馬市の独自の線量調査では、低い地域で0.1μSv/h(地上1m)前後、高いところでは、3.2μSv/h(地上1m)を計測している。平均は無いが、おおむね0.5~2.0μSv/h(地上1m)という状況である(南相馬市・環境放射線モニタリング結果参照)。1.0μSv/hとすれば年間の外部被曝量は、1.0μSv/h×24時間×365日=8760μSv=8.76ミリシーベルト である。山下先生によれば「年間100ミリシーベルトの被曝でも人体に影響がない」ということなので、8ミリシーベルトは些細な被曝線量ということになる。

 では実際の「ぬまゆ」さんの健康被害状況を転記させていただく。



 3.11直前に、
 「 虫歯の治療 」は、終わっていました。
 歯茎も、歯も、何ともありませんでした。
 「フツーの歯」でした。
 いまは、こういう状態です。

 上の「前歯」は、2本ともに「セラミック」です。
 奥の白い「歯」も、「セラミック」です。
 それ以外の歯は ・・・
 治療が追いつきません。
 歯科医さんは、
 なんとか、「根本を残して」くださいました。
 年明けに、
 「支柱を立ててくださる」みたいです。

 これでも、
 ただちに、【健康に被害がない】などと、 
 言えるのですか ?

 日本政府のみなさま、
 「理屈の通ったご回答」をください。
 
   「医師」と名乗る怪しげなコメントが ありましたが・・・
    2011/12/20(火) 午後 5:10より抜粋 



 言葉が見つからない。低線量被曝など非科学的という意見(?)が医学会、科学会、マスコミを支配しているが、科学的かどうかの議論は空しいだけである。人類の科学など、たかだか2500年の歴史しかない。宇宙の時間から見れば瞬間だ。無知の知を悟るべきである。2500年前、ギリシャに跋扈した詭弁者(ソフィスト)たちが2011年の日本を席捲している。ソフィストは実際には犯罪者に等しいことを自覚すべきだ。そのことを「ぬまゆ」さんは自らの症状をブログに記すことで訴えている。


 昨日は、
 さんざんでした。
 立っていても、座っていても「めまい」がします。
 今日も、同じですが ・・・

 ゆうべ、
 お風呂で、シャンプーした後、
 手ぐしで、髪をほぐしたら、
 髪が・・・
「束になって」抜けました。
 しばらく、
 呆然と立ち尽くしてしまいました。

 長かった髪は、2週間ほど前に、
 ばっさり切りました。
 少しでも、抜け毛を減らしたくて・・・
 外出する時には、
 ウイッグ(長髪のカツラ)を着けています。
 「前髪」も、
 わずかしか、ありません。
 「生えぎわ」が、くっきりと見えます。
 あんなに「たくさんあった髪」が、
 たった9ヶ月で、
 こんなに、無くなってしまうとは・・・

 そして、
 風呂上がりに、
 足に違和感を感じて、
 「爪」を見ると・・・
 ほとんどの足の「爪」が、
 デコボコに欠けていました。

 爪切りで、切りそろえようとした瞬間、
 自分の目を疑いました。
 両足の「人差し指の爪」が、
 2つとも・・・
 根元から、そっくり外れかかっていて・・・
 触ったら、外れました。
 いまは、
 絆創膏 で、わずかにくっついている爪を、
 覆っています。

 今日、
 歯科医院に行きました。
 去年まで、
 あんなに 元気だった受付の方が、
 「疲れ切った表情」をしていました。
 「声」も、
 やっと出しているような感じで、
 痛々しかった・・・

 「子どもたち」にも、
 元気がありません。
 以前のように、
 はしゃがなくなりました。

 日本政府は、
 「冷温停止【状態】」と、発表しましたが、
 そんな「言葉」は、ありません。
 「冷温停止」か「否」か・・・ なのです。
 文系の狡猾な【詭弁】です。

 「状態」などという言葉をつけて、
 あたかも、
 【第2ステップ】が、終了したような「発言」・・・。

 「本来の【冷温停止】」とは、
 【循環注水冷却】をしなくても、
 【燃料棒が、20℃に下がったこと】を言います。

 ある、「経済学の学会」が、
 福島県で、開催される予定だったのが、
 【危険だから】ということで、
 「他県で実施する」ということになりかけています。

 南相馬市は、
 南の「小高区」が、
 【立ち入り禁止エリア】から、
 外されようとしています。
 しかし、
 【避難勧奨地域】に指定されなければならない「深野地区」には、
 何の指示もありません。
 雨どいで、20マイクロシーベルトを超える地域です。

 猶予されていた「住民税」・「車税」などが、
 一気に 請求され始めました。
 「猶予」など、
 初めからしなければ、
 こんなに、【多額の税金】を
 数ヶ月にわたって支払う「必要」は、なかったのです。
 通常通り、請求してくれていたら、
 何の問題もありませんでした。

 すべてが、
 「後から、請求される」状態に陥っています。
 生活だけでも、やっとの世帯が、
 月に【5万円以上もの税金】を、支払っていけますか?

 日本政府のやり方は、
 すべてが、メチャクチャです。

 そもそも、【支払い猶予期間】と言っても、
 結局、
 いつかは、【支払い義務】が、発生するのです。
 それを、
 「雪だるま式」に膨らませて、どーするんですか?

 南相馬市民は、
 これから、いったい、どうすれば・・・
 「土地評価額」まで
 果てしなく【ゼロ】に、近づいて・・・

 わたくしたちの将来設計は、
 一瞬で、
 【泡】と化しました。

    日々、変わる体調・・・どうにもならない南相馬市・・・
    2011/12/17(土) 午後 3:46 より


 
 マスゴミはいったい何を見て、“報道”しているのだろう? 日本はいったいどこに向かっているのだろう? 
 すべてが「後から、請求される」状態、とぬまゆさんは言う。健康被害もそのひとつだろう。ただ、これはお金ではなく命で支払わなければならない。
 「ぬまゆ」さんの悲痛な叫びが一人でも多くの人に伝わることを願いたい。

 ぬまゆのブログ( THE FINAL )
 http://vera5963.blogspot.jp/


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