映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

1510-仏塔を見る

2017年09月11日 | 30秒の心象風景
 兵庫県内の仏塔巡りを終えたころには、仏塔に対する知識がかなり豊富になっていた。どの塔も同じように見えていて、実際にはかなり個性的なものである。それは、それぞれの仏塔が歩んできた歴史を反映しているからだろう。その地域に存在することによって現れる変化というものを含んでいるにちがいない。近畿圏とか関西圏というイメージでひとくくりにすることが可能な特徴はあるが、古都の奈良や京都とは異なる要素があるのが地方に残された仏塔だろう。漆喰塗りのはずの亀腹が瓦葺になっているというものこの地方ならではの歴史的な事情が関わっているに違いない。相輪の形にも京都や奈良とは異なる特徴がみられる。

30秒の心象風景11130・相輪~遍照寺多宝塔~
https://youtu.be/gkXkXuBfdC4
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