津山の城東地区に残る町家を訪れた。津山市が「城東むかし町家」として保存公開している旧家であるが、町の歴史を伝える建造物の特徴を見せてくれる。母屋は縁側を透明なガラス戸で囲っていて、まるでサンルームのようになっている。その透明硝子はゆがみの残る古いもので、建造当初は高価なものだったと思われる。板ガラスの製造技術が現在ほど進んでいないため、透明硝子に独特のゆがみが残っているのである。今はもう手に入らないだろうと思われるゆがみの残る透明硝子。そんな硝子板をたくさん用いているガラス戸が印象的だった。
30秒の心象風景10820・ゆがんだ硝子~津山城東~
https://youtu.be/kWtn1bOhGW0
30秒の心象風景10820・ゆがんだ硝子~津山城東~
https://youtu.be/kWtn1bOhGW0