
千葉の実家の犬、雄太が天国へいきました。
雄太は、多頭飼いの人からレスキューされた犬で犬種はチンです。
右目が緑内障にかかっていたのに、多頭飼いされていた事でなのか
ペットとして大切にされていなかったからなのか、とにかく
発見が遅れて眼球を摘出する事になってしまい、うちに来たときは片目のワンコでした。
最初に見たときはちょっとびっくりしてしまったのを覚えています。
うちに来た時には、レスキューされた時から数えたら何件めかで、
ひとつ前に飼われていたところでは、本当にとても大切に育てられていましたが
やはり里親募集中というような状態で、一対一という関係性ではありませんでした。
そういう意味では、一般的なペットとはちょっと違う人生(犬生?)で、
多分、飼い主に自分だけが思いっきり甘える事もなく、
性格からなのか、いたずらする事もなく生きてきたようでした。
それにどことなく、印象としてちょっと寂しそうな感じもしていました。
そんな特殊な人生だったからなのか、犬なのにほとんど鳴く事がなく、
うちで生活するようになっても、今までで数えるほどしか鳴いた事がありませんでした。
鳴かない犬というのがいるんだと、その時初めて知りました。

そんな人間の勝手で人生を生きた雄太だけど
本当にいい子で、優等生でした。
うちに来た時点で、多分年齢は推定10歳を越えるくらいだったはずなのに、
こちらの言う事はちゃんと理解しているようで、簡単な芸(?)はすぐに覚えました。
部屋の中では絶対に粗相はしないし、無駄吠えもしないし、本当にとても手のかからない犬で
逆に「もっと面倒かけていいんだよ」と言いたいくらいでした。
犬を家族として迎え入れようとすると、日本ではたいがいみんな子犬をほしがるけど
子犬じゃなくても、ちゃんと教育していけるということも
雄太によって初めて知りました。
実家で引き取る事になってからは、家族でしっかり愛情を注いで育てました。
私達夫婦は昨年熊本に移転してしまいましたが、そのあとはお父さんがずっと面倒をみてくれました。
最後の方はお父さんにいろんな場面で、要求するかのように
アクションを起こして吠えてみせたりしたそうです。
あの吠えない雄太が吠えるなんて、本当にびっくりしたものです。
きっと甘えていたのかもしれません。
今年の春から急に具合が悪くなり、そんな状態がしばらく続いていましたが
私が台湾に行っている時に天国に行ってしまいました。
今頃はきっと目も両方見えて楽しくしているかな?
今度生まれてきたら、子犬の時からちゃんと愛情をもらえる家にいくんだよ。
人間からひどい目にあって、きっと本当は人間を恨みたい気持ちもあっただろうに
そんな事はまったくなく、私達を慕ってくれました。
動物はものを言わないけど、こちらの気持ちも
いろんな事情も、きっとすべてわかっているんだと思います。
うちではわずか2年半をすごしましたけど、その間
雄太からは本当にいろんな事を学ばせてもらいました。
雄太、ありがとうね。
またいつか会える時までね。

コメント (0) |


































