奈良県生駒郡斑鳩町興留9丁目にあるJR西日本の法隆寺駅は、名古屋駅から亀山、奈良を経てJR難波駅に至る全長179,6kmの関西本線の駅です。
もともとは大阪鉄道の一般駅として、1890(明治23)年12月27日に開業しました。
かつては単式ホームと島式ホームの2面3線でしたが、現在は相対式ホーム2面2線を有する直営駅です。
以前は開業時に建てられた木造駅舎(旧駅舎)が単式ホーム側にありましたが、2007(平成19)年3月に法隆寺をイメージした和風の外観の橋上駅舎に建て替えられました。
2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は7,209人で、これは起終点駅を含む関西本線の全52駅中15位です。
この法隆寺駅は斑鳩町の代表駅で、世界遺産の1つである法隆寺の玄関にあたる駅です。
＜法隆寺駅の年表＞
・1890(明治23)年12月27日：大阪鉄道の一般駅として開業
・1900(明治33)年6月6日：大阪鉄道が関西鉄道に路線を譲渡し、同鉄道の駅となる
・1907(明治40)年10月1日：鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年10月12日：国鉄線路名称制定により関西本線となり、同線の駅となる
・1961(昭和36)年2月1日：貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日：国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1988(昭和63)年3月13日：路線愛称の制定により、「大和路線」の愛称を使用開始
・2003(平成15)年11月1日：ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
・2007(平成19)年3月10日：橋上駅舎竣工
・2008(平成20)年3月15日：直通快速の停車駅となる
・2009(平成21)年7月1日：ホーム上の喫煙コーナーを廃止して駅構内終日全面禁煙化
（駅 名 標）
（亀山方面を望む）
（JR難波方面を望む）
（法隆寺駅駅舎）
撮影年月日：2016(平成28)年1月10日
