井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

オタネ浜の花23ハマナス3

2016年10月20日 | 日記


ハマナスの花の断面。バラ科バラ属。
ハマナスの花、花床が壷状になって多数の雌しべを包む。花は5数性で放射相称、これらはバラ科の特徴ということが出来る。
柱頭が壷の外に伸び出している。複数の雌しべ(子房)が複数の果実をつくる。


ハマナスの果実の断面。
内側に見える白いもの、一般には種子と言われるが、実はその一つ一つが果実(痩果)である。
オレンジ色の果肉状の部分は花床(花托)が変化したもので、正式には果実ではなく、「偽果(ぎか)」と言われる。
「真果」とか「偽果」などといわれるが、これは果実の定義事態に問題があるためである。
果実は子房と付属部分が成熟してその中に種子を入れたものと定義しているので、裸子植物には果実が出来ないことになっている。
ただ1度決められた定義は容易に変えられない。



ハマナスに生じる虫こぶ。ハマナスメトゲコブフシ。
ハマナスの新芽にタマバエの仲間によって形成される虫こぶ。
球形に肥大し3~6cmほどになり、表面には多数の刺が密生する。内部には2~3mmの幼虫室が多数出来、それぞれに幼虫が1匹づつ入る。
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