井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

冬芽の観察102シナノキとオオバボダイジュ

2017年03月13日 | 日記


シナノキとオオバボダイジュの冬芽。シナノキ科シナノキ属。
左:オオバボダイジュ 右:シナノキ
共に芽鱗2枚、卵形で良く似ているが、1年生枝がシナノキは赤く、オオバボダイジュは軟毛が密生して白っぽくなる。芽鱗が2枚で、1年生枝がジグザグになる点は両者共通。



シナノキとオオバボダイジュの葉。
左:オオバボダイジュ 右:シナノキ
オオバ(大葉)という位でオオバボダイジュの方が大きいのが普通。
オオバボダイジュの葉裏には星状毛が密生して白っぽく見える点がシナノキとの違い。ただしこの星状毛は次第に落ちてしまう。
ボダイジュという名をもつが大きな相違点はなく、「オオバシナノキ」と呼ぶ方が適当だとも言われる。



シナノキとオオバボダイジュの果実。
左:オオバボダイジュ 右:シナノキ
総苞葉(ヘラ形)の真ん中から果穂が出る点は両者共通。果穂の柄がオオバボダイジュでは短く(2~6mm)、シナノキでは長い(15~20mm)。
この形でバランスをとり、ヘリコプターのローターのように回転して落下速度を落として風に乗せて種子を運ぶ。風散布。
果実はどちらも球形でオオバボダイジュの方が若干大きい。オオバボダイジュの果実のは5個の隆起線(すじ)があるが、シナノキには無い。
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