井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

樹木ウォッチング冬から夏へ197ヤブガラシ1

2017年06月18日 | 日記


ヤブガラシの群落。ブドウ科ヤブガラシ属。
ブドウ科のつる植物で、伸ばしたつるで他の植物に絡みつき、かぶさるように覆う。そんな形でその植物を枯らしてしまうので「藪枯らし」と呼ばれる。
この写真、葛の繁殖力も相当なものだが五分に戦っている。



ヤブガラシのつる。
ヤブガラシの巻きひげは葉と対生する。
始めは1本で伸びるが、やがて枝分かれし二股になり、両腕で抱きつくように絡みついていく。



ヤブガラシの葉。
一見掌状複葉に見えるが、5小葉の基部が1ケ所に集まらない。
側小葉から後ろ向きに1小葉が分れて5小葉となる。こうした複葉を「鳥足状複葉」と呼ぶ。アマチャヅルなどにも見られる。
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