井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

樹木ウォッチング冬から夏へ164ヤマモミジとハウチワカエデ6

2017年05月15日 | 日記


ヤマモミジの紅葉1。カエデ科カエデ属。
ヤマモミジは普通1年分の葉を一度に開き「一斉開葉型」と呼ばれる。
落葉広葉樹の紅葉には寿命説があって、一斉開葉型のヤマモミジなどは樹冠の紫外線を多く受ける葉の寿命が縮められてより早く紅葉するというのだ。
なんとなくそれらしく見える部分もあるが、寿命説を裏付けるほど落葉の時期に差はない。
樹冠の紅葉が目立つのは、葉緑素の分解回収とアントシアニン合成などが太陽光の働きでスムースにいくからとも考えられる。



ヤマモミジの紅葉2。
落葉広葉樹の葉は普通落葉前に葉緑素を分解回収し、隠れていた黄色の色素(カロチノイドなど)が現れる。葉柄基部に離層が作られ、残った糖分が酵素の働きでアントシアニンが合成される。
太陽光の多く当たった部分が赤く色づき、当たらなかった部分は黄色のまま残る。



ハウチワカエデの紅葉。
ハウチワカエデの紅葉の仕方には不思議がある。
日当たりの良いところと悪いところとの差というより、葉脈の働きに秘密がありそうだが、合理的な説明は難しい。
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