井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

冬芽の観察90アカナラ2

2017年03月01日 | 日記


アカナラの樹皮。ブナ科コナラ属。
同じコナラ属のミズナラやカシワなどの樹皮は縦裂け型、樹齢があがるに従い裂け方が増すのに対して、アカナラの樹皮は裂け型が浅く、平滑型に近い。



アカナラの葉。
ミズナラ、カシワの葉には葉柄が殆どゼロであるがアカナラの葉は長い葉柄をもつ。葉縁は3~9裂片に裂ける。カシワに似た印象があるというので「アカガシワ」の別名でも呼ばれるとも言われるが、英名のred oak(レッド・オーク)の直訳とも言われる。
特徴のある葉の形で、一度覚えたら見間違うことはない。



アカナラの芽ぶき。
アカナラの芽ぶきは赤みを帯びていて、これがレッド・オークの名の謂われであるという説もある。
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