お笑い芸人キングコング西野こと、にしのあきひろ氏がプロデュースした絵本です。
ひとりの芸人が書いた絵本というものではなく、数十名のスタッフを使って彼は総監督という立場のようです。結果、質の高い作品となっていて、絵本として楽しめるのですが、私がなぜこの絵本を買おうと思ったのかは、娘が「彼のブログ記事を読んだらいいよ」と教えてくれたからでした。
全文読みたい方は
キングコング西野公式ブログ 2017.01.19お金の奴隷解放宣言 を読んでみてください。
以下、重要な部分を抜粋してみます。
《自分は『えんとつ町のプペル』を子供にも届けたいのに、たった「お金」という理由で、受けとりたくても受けとれない子がいる。》
双方が求めているのに、『お金』なんかに「ちょっと待った!」をかけられているのです。
お金を持っている人は見ることができて、
お金を持っていない人は見ることができない。
「なんで、人間が幸せになる為に発明した『お金』に、支配され、格差が生まれてんの?」
と思いました。
そして、『お金』にペースを握られていることが当たり前になっていることに猛烈な気持ち悪さを覚えました。
「お金が無い人には見せませーん」ってナンダ?
糞ダセー。
……いや、モノによっては、そういうモノがあってもいいのかもしれません(←ここ大事!ニュースになると切り取られる部分ね)。
しかし、はたして全てのモノが『お金』を介さないといけないのでしょうか?
2000円という本代のお金が払えない人は本が見れないというのは、お金に支配されている奴隷状態だという彼はなんとインターメットで無料公開した!
今日をもって、『えんとつ町のプペル』を無料にします。
お金を払って買って読みたい人は、買って、
無料で読みたい人は、インターネットで最後のページまで無料で見れるようにします。
この心意気に感動、共鳴した私はすぐさまネットでポチッと購入したのでありました。
無料公開して、ただで見たい人はいくらでも見れるのに、それからすごい勢いで売れているようです。
この世はまさに逆手
売ろうとすれば、手を引っ込める
あげる、と言えば、買うと言う・・・
芸人さんの中には頭のいい人が多いと思いますが、こんなことを考えて、それを実行するとはビックリです。