hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

大先生と先生と友人

2017-07-25 05:37:11 | 日常
今年度初の吹奏楽コンクール審査だった。



中学生の演奏を聴きながら、感動したり羨ましく思ったりするのはいつものことだが、よく知る作曲家の知らなかった作品を聴きながら、まるでサインのように、その作曲家の特徴的なフレーズや和声進行が出てきて、その人の作品だとわかってしまうのがとても興味深かった。

作曲家は能動的に作品を書くこともあるが、多くは委嘱など、依頼を受けて書くことが多く、編成、時間、難易度、テーマなど、きっとその時々に色々な要望や制約がある中で良い作品を書こうという努力、そしてスクールバンドなどの被献呈者に対する思いなども伺い知ることができる。

学生の頃は、お会いしたことのない大作曲家や大先生の作品をありがたい気持ちで聴いたり、当時、和声やソルフェージュの先生が書いた作品に意外な一面を垣間見たり、最近では友人や同僚の作品に感心したり尊敬したりしている。




いつも観光する時間は無いが、それでも早起きして、外の風景を少しだけ見ることができた。


















食事も美味しかった。








運営役員の先生方からの差し入れ