いつも心に太陽を

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意識喪失体験

2017-04-18 22:08:00 | 健康~Healthy
さて。
昨日の受診では、いろいろな初体験がありました。
なかでも一番衝撃だったのが、生まれて初めての 失神 です。

検査前の補助点滴を打ち、待合いの廊下で座っていると、
俄かに気分が悪くなり、動悸がして、視界が白くなってきた。

あ、やばいかも・・・

食事抜きで針を刺すと十中八九ノックダウンすると経験上
知っているので、人間ドックでは仰臥位で採血してもらいますが。
今回は血を採るワケじゃないし大丈夫と思ったのが甘かった。

頭がクラクラとして、座ってても真っすぐ体を保てない。
廊下には他の患者さんしかおらず、SOSの声をあげにくい。
目の前にある診察室は「検査中」の看板がかかっていて、
部屋に飛び込むのにも抵抗が
病院関係者が確実にいるのは受付だと思い付き、立ち上がると
ものの数歩で一気に血の気が引くのを感じる。
必死で歩いていって女性職員に助けを求めた途端、
意識が遠のいて、彼女の肩に体重を預けた。

気がついたらベッドの上。
お医者様や看護師さんが、私の体にバイタルチェックの
器材をあれこれ取り付けて、下肢拳上の指示を出している。
こんな展開って、ドラマの中のことだと思ってました。

男性医師が顔を覗き込んできて、「大丈夫ですか」と
問いかけてくる。
自分の身体に意識を向けると、両手がビリビリとしびれて
力が入らず、頭や顔にドッと冷や汗が噴き出ている。
呼吸が浅く早く、脈も早い。
だけど、次第に脳内がクリアになってきていて、気は確かだと感じる。

私、生きてるなーって思った。 じーん


でも、なんだろう。
あのまま、もう少し意識を保っていることもできたと思うけど。
職員さんに身体を支えてもらったとき、「任せていいや」と
力を抜くことができて、なんだか幸福感のようなものに包まれてた。
あんなに無防備になれたのって、すごく貴重な気がする。
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