茨城で、どどんぱっ!

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

家族。

2017-01-16 22:37:55 | Weblog
本日、職場の同僚の学習院大卒のO嬢の娘さんの結婚がとうとう決まった話を聞いた。
O嬢の子供さんは息子2人、娘1人、三人いるが皆、いい年なのに誰一人結婚しない!
未だに家族揃って毎日一緒に生活してることに、人生計画と違った、
と、こぼしていたものだが、、、

O嬢は、これっぽっちも邪推な心を落ちあわせていない、
100%ピュアな心の持ち主。
人を陥れよう、とか、人を疑う、とか、
そういうことをしたコト、間違いなく無い人。

そういうO嬢をご主人が大切に思っていることは、
話の端々に感じる。
そんな夫婦の元で育った子供達が心健やかに育ったコトは
間違いないと私は確信していたので、
多少、結婚が遅くても間違いない幸せな家庭を持てる子たちだろう、
そう思っていた。

そして、やっぱり私の思っていた通りだった。
求婚した未来の夫の結婚のご挨拶にきたときの話は、、
素敵な話過ぎて、書けない。

やっぱり娘もそんなに愛されているんだ、、
言葉に、それが感じられる素敵なご挨拶だった。
そしてその言葉を受けて娘の父親の贈った言葉も又素敵過ぎた。

憲法24条の話をしようと思う。
そう父親は母親であるO嬢に話す前に耳打ちしたそうだ。
え?憲法24条って、どういう条文だっけ?
一緒に話を聞いてた同僚と首を捻ったが、、、
そうか、24条から、そういう言葉にして贈ったのか、
なんてエスプリ効いた素敵な言葉にしたものかと感嘆。
インテリジェンスのある夫妻だ、やっぱり。

このご挨拶の日にO嬢は、鯛ののったチラシ寿司、
ローストビーフ、昆布の煮しめ、グラタン、etc.
そんなに手作りを振る舞ったと聞き、
ここにも厚い愛情を感じる、娘と相手に対して。
普通は外に食べに行っちゃうだろ。
少なくとも我が実家では、こんなご馳走で客人をもてなすことはなかった。

O嬢の家族の結婚のご挨拶のときの話は、
皆んなが互いに相手を敬い大切に思っている事が感じられ、
胸が温かいもので一杯になった。

折しも、私は年始に読んだ本、
「鬼畜の親たち」
実際に最近事件になった親が我が子を殺した事件を
3件、ドキュメンタリーで追ったもの。

読み終わった後の何とも言えない、
ザラザラした灰色の重い、心に残った塊。。

虐待は虐待を産む。
劣悪な環境で育った子供は劣悪な環境を繰り返す。
負の連鎖。
自分の知っている世界が全てだから、
それが良い悪い、ではなく、
それが当たり前の生き方になってしまうのだ。

子供を殺してしまった親たちは彼等なりに愛してはいた、
その事実に一番驚いたが。。

考えていると、人間は生まれた瞬間では、
既にもうその先の人生は決まっている気がする。

親のDNAを受け継いで、知力、体力、性格が決まっており、
その家庭環境の愛情、財力で、その進める道が決まってくる。

例えて言うなら、DNAは電車。
高速の新幹線であったり、中古の全然スピードも出ないオンボロ電車。
それぞれ性能が違う。
そしてその電車の走るレールが、それぞれの置かれた環境。
整備されたレールそスイスイ走れる場合もあれば、
ボロボロの錆びたレールを脱線しないようにノロノロしか走れないこともある。
そして、そのレールの軌道も様々。
遥か遠く、夢のような目的地に伸びているものもあれば、
僅か数百メートルの何もない所で突然終わっているものもあるかもしれない。

新幹線&整備されたレールの組み合わせであれば、
何もせずに自動的にバラ色の人生が決まっている。

でも、その逆の組み合わせの場合は、、、

人生は実は生まれた瞬間に決まっている、
そんなコトに今さらながら気づく。

だけど、やっぱり最後に思うのは、
運転手は自分自身なのだと云う事。

惰性で走るだけなら既に決まっている人生も、
オンボロ電車で突然に終わるガタガタのレールであっても、
すごく大変だが運転手の頑張りで、夢の様な目的地に到達することは不可能ではない。
運転手という主体がちゃんとあるのだもの。
そこにまだ微かな可能性あると思う。

眠くなってきて何書いてるのか、よくわからなくなってきたから、
もうやめよう。。






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