QLD 4000

G'day from Queensland!
オーストラリアで静かに暮らしています。

ブリスベンの映画「One Afternoon in the City」封切

2005-10-09 | --- 1.2 余興、娯楽
友達の、同僚の、中国人のお友達が監督をしている「One Afternoon in the City」の封切りに先週水曜日行ってきました 映画館の前でJoseph Mayを目撃した日です。

Dolphin Dance Filmという独立系のプロダクションがブリスベンのWest Endを舞台に作った映画です。

場所はJames Streetにあるセントロ・シネマ。

プレミアということで出演者やその家族がたくさんきていました。 シャンペンやおつまみもふるわれました。


≪監督のPeter Chiu≫

壁には出演者の写真とキャリアが掲示されていました。 キャリアといってもいくつかのCM(有名どころではケロッグ)にでて、どの番組でエキストラをしたという程度のキャリアのようでした。 ライアン役の人(最初のポスターの写真の一番左)は実生活では外科医さんでした。

予算ゼロ、スポンサー無し、という状況で70人ほどが出資・協力して作ったところにこの映画の見せ所(!)がありそう、です。

舞台はブリスベンのWEST END... フィルムを通して見るとヨーロッパの小さな街(元共産圏の)に見えました。。。

ストーリーはガールフレンドと長続きしない。。。。。え~っと、これが商業経路にのった映画であれば、ストーリーはWEBをみてくださいね!で終わって楽なのですが。。。え~っと、ガールフレンドと長続きしないショーン(最初の写真のポスターの一番右)が、あるカフェで村上春樹を(本当!)読んでいる女性(ポスター左から2番目)に一目ぼれしてしまいます。 その女性は友達らしきもう一人の女性(ポスター真ん中)と本屋やCDショップに立ち寄るのですが、その彼女をショーンは友達二人(前出のライアンとポスター右から二人目の女の子)と声をかけようか、どうしようか、と迷いながら追いかけます。 そこにショーンや友人の過去を回想した場面が加わります。 上映時間80分。

映画がはじまりました。。。うん? 画面が暗いし色も変.....ちょっといいデジカメ(3CCD)で録った、くらいのものかなと思いましたが、見ているうちに気にならなくなりました。 照明や音声に技術的なミス(きっと編集しても修復不可だった)がところどころありましたけど、それ以外には素人っぽさ(セリフや間のとりかた)はそれほどなく予算なしでここまで作れるのはなかなかと思いました


≪チケット≫

幕があくまでは途中で出たくなったらどうしよう、と心配しましたが「ン? あれはWEST ENDのどこ?」などと思っているうちに途中で出たくなるということもなく終わりました。

一目ぼれ、とか恋人と長続きしないのはなぜ、という主題自体がまず自分の好みでない、ということで内容そのものに興味はもてませんでした。。。

Hubby-映画館に出向くことはまれ-は、友人が数年前メルボルン映画祭のドキュメンタリー部門で最優秀賞をとって以来、Independentな作品には興味をもっており一家言もっています。。。「まあよくできていて、時には気のきいたセリフもあったけど、二度見たいというものではない。」........ (彼にとっての生涯最悪の映画)The Last Action Heroとどちらをみるかという究極の選択を与えてみると、One Afternoon in the Cityの方をみるかな、といっていました。 舞台となったWest EndのCDと本屋さんは行ったことがあるようで作品に親しみはもてたみたいです。

一方友達のご主人はあれじゃあ、2-3ドルでも高い!($10にたいし)と正直な感想を漏らしたそうです。 お友達は主人公がもうちょっとハンサムだったら面白かったかも。。。って。同感!!

一目ぼれ、といってもどれくらい深く一目ぼれしたか、が出ていなかったので、彼女をつけ回したのは、暇つぶしにしか見えませんでした。 人生の時間の無駄遣い。

小道具として使われていた村上春樹。 こちらの新聞The Courier Mail(BAM)で今年になって2回、しかも半ページくらいとかなりの紙面が割かれ好意的に紹介されていました。 アメリカでも人気があるようなのですが(というのは吉本バナナがアメリカで人気があるというのと同じで宣伝コピーにしかすぎない、という意見もあります)、ブリスベンでも人気がでてきているのでしょうか。 私はあまり好きではありません、と、いいつつ...........我が家の書斎へ......数えてきました.......うちの本棚には日本から持ってきた5作品8冊がありました。

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製作会社のドルフィン・ダンス・フィルムズより、あらすじです。

http://www.dolphindancefilms.com/Projects/projects.html

Do you believe in love at first sight?

Sean Lamont (Michael Fordyce) does. And he's out to prove it in what critics are claiming as 'a sad comedy about happiness.' Sean has never been lucky in love and has a long list of ex-girlfriends to prove it. However, fate appears to shine on him one day when he spies Ashley (Kelly Joyce) in a cafe, but she gets up to leave before he has a chance to meet her. Deciding to follow his heart, he goes after her, not knowing how or even if he should introduce himself. Along the way, Sean remembers past events, and these act to influence his actions. He is also joined by his best friend Ryan (Ian Chinsee) and his girlfriend Melissa (Georgia Pratt), who try to help him out with their own brand of advice. Complicating things further is the arrival of Rebecca (Emily Proctor), Ashley's friend. Friends, jobs, relationships, love, sex, movies, and more are on the agenda for this film. Will Ashley be the girl of Sean's dreams? Or will she end up being just another ex-girlfriend?
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『後日談 2005.11.21』
このページのブログを英語に訳して観覧した記録がありました。 Googleの英訳ツールを使ってありましたが、私の文体が口語調のせいか、内容は50%くらいしか伝わっていませんでした。 英単語だけみると、映画に関して否定的にも書いているように思われたかもしれません。 そういうことはありませんからね。

If you like to know the content of this page in English, pls let me know. I am happy to give you my translation.


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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
jorgen (bree)
2006-02-02 20:50:04
can you send me the translation of doplhin dance films acticle ? to prodiacpc@hotmail.com ? Thank you , i am from brisbane. and i am really interested about what you said about this new company . thank you
Hi Bree(?) (Happy Gilmore)
2006-02-04 14:59:54
This is not about the company but about my personal preferences on this particular film.



I have postetd my translation to your email adreess as requested.



Thank you very much for your inquiry!

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