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[SBSテレビ アルベール・カーン] Wonderful World of Albert Khan

2010-05-30 | --- 2.4 TV他
ABCだったかしら、どこかでちょっと前に「80年前の日本(やアジア各国)の
写真や映像をたくさん記録した銀行員アルベール・カーン」のことが紹介してあって、
アマゾンで本をみたりしてたんですよね。 土曜日、SBSテレビで放映されたので、興味深くみました

『私財をはたいて世界約50か国へ写真家を派遣、
72,000点以上のカラー写真(オートクローム方式)や述べ183,000m、
約100時間のフィルムを撮影した』
1909年にカメラマン兼運転手のアルフレッド・デュテルトルを伴い日本へ投資目的に旅行したことがきっかけになっています。
(In 1909 Kahn travelled with his chauffeur and photographer, Alfred Dutertre to Japan on business and returned with many photographs of the journey. This prompted him to begin a project collecting a photographic record of the entire Earth. ~Wikipedia)

『1929年の大恐慌でカーンの世界旅は終わることになる。
彼はほぼ一夜にして破産し、記録映像以外の全財産を競売にかけた。
以後、80歳で亡くなるまでの数年間、孤独な日々を送った。
1940年、パリはドイツ軍の手に落ち、カーンの死後、ナチの兵士が
自宅に捜索に入った。しかしなぜか膨大な記録フィルムには関心を示さず、
カーンコレクションは散逸を免れ、100年前の姿を映し出す貴重な記録フィルム
として後世に残ることになった ~NHK』

SBSの番組紹介『14:00:00 29/05/2010 SBS ONE
The Wonderful World of Albert Kahn: Japan in Colour
Duration: 60 min
Kahn's fascination with Japan resulted in rare records of
the people's lives, important events and crucial changes
in the early 20th century.』


ABCショップ
SBSショップでBBC制作のDVDが発売されているようでしたので
この番組(やはりBBC制作)はそのDVDの縮小版ではないかと思いました。

SBSでは、なぜか日本中心の映像が紹介されていました。
(後述NHKでは世界各国の映像、写真が紹介されていたようです)

マリーアントワネットの頃のフランスの街は
道路が糞(ふん)だらけ、だったそうですが、
その100年以上あとではありますが
日本はきれいだなとか、
食堂にあるメニューなど今も昔もあまりかわってないなとか
お風呂好きの国民に生まれてよかったわ、など
いろいろ思いました。

80年前の日本の写真と動画をみて一番思ったのは、
祖先が築き、今のある日本、
この文化、この国民、、
日本という国に日本人としてうまれてよかったということでした。
もしかして日本は今が一番繁栄しているときなのかしら..と
考えるとちょっと怖い....などなど、いろいろ先は思いやられますけどね。

この番組は『シリーズ 奇跡の映像 よみがえる100年前の世界』として
NHKでも50分番組として9回にわたり放映されたようですね。

アルベール・カーン コレクション よみがえる100年前の世界
デイヴィッド オクエフナ
日本放送出版協会


 


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