けさらん*ぱさらん

"happy forest" diary

風穴

2006年10月31日 01時54分15秒 | diary
最近、仕事が山場を迎えていて、寝る暇もなく働いていた。

目まぐるしく毎日が過ぎていった。友達との、いろんな約束も流れた。一日が、もっと長ければいいのにと、日に何度も思った。

そのうち日付もわからなくなった。

先週の木曜日には、そういう日が2週間近く続いていた。その日も電車に揺られて、窓に映った自分を見て立っていた。疲れきって、無表情の私。。
少し目のフォーカスをずらすと、自分の透き通った影の向こうに舞浜の観覧車が見えた。

明日と明後日は、早朝から撮影か…とか考えていたら、うっしーからメールが着た。

日曜日、りくと会わせてくれるというメールだった。

うっしーは、時々気まぐれに現われては、日常からかけ離れた風を起こしてくれる。

今の私は、ちょっと疲れてる…大丈夫だろうか。
そう思って返信をためらった。
ケータイから顔を上げると、目の前の窓に、イキイキとした顔の私が映っていた。
自然に笑ってしまった。


コピ・ルアック

2006年10月29日 23時23分39秒 | diary
コピ・ルアック。


それは、コーヒーを美味しくするおまじない。

コーヒー粉の上に、そっと人差し指を置いて、目を閉じて唱える。

「かもめ食堂」という映画でやっていた。
その映画は、小林聡美、もたいまさこ、片桐はいりというとても個性的なキャスティングで、フィンランドが舞台のほのぼのした映画だった。

ルアックというのは、実在している動物のことで、この動物は、美味しいコーヒー豆だけを選んで食べる習性があるらしい。そういう動物がいるという事は、ちょっと聞いた事があった。
でも、食べた実がお腹の中でうまく精製され、糞として出た豆がコーヒー豆として飲まれてるのは知らなかった!

そんな便利な動物が世の中にはいるのかぁ~と、感心せずにはいられなかった。
コピ・ルアックは、その動物にあやかったおまじないらしい。
こういう類のおまじないは、案外バカにできない。気持ちが籠もっていると、味が全然違うんだよ、とパティシエの妹も言っていた。
今度、誰にも聞かれないように、小さな声で唱えてみようかな(^^)

ナマケモノの友達より…

2006年10月15日 23時44分49秒 | diary
先週は、友人あやちゃんの誕生日だった。
「あ!誕生日だ!」と気付いた時には、もうその日も終わろうかという時間。

日付が変わる前に何かしようと少し考えた。例えば…電話で、マリリンモンローの真似っぽくバースディソングを歌う…とか?
試しに小さい声で歌ってみたけど、非常に気持ち悪い。これでは、二十年来の友情にヒビが入ってしまう。

当日、何かするのは諦めて、毎年どおりカードを送った。
その友達の誕生日の時は毎年変なカードを送っている。去年は、ウニ丼(真上からの写真)の丸いカードを送ったら「ポストにウニ丼が入ってる…」と彼氏も驚いていたらしい。

今年は、ナマケモノのポストカードにした。
手近にあった筆ペンでメッセージを添えたら、怪しさが倍増した。

数日後、あやちゃんから
「グッジョブ☆」
というメールをもらった。
これで今年も、二人の友情は安泰…か?(笑)

金木犀

2006年10月15日 23時04分13秒 | diary

続く…と明記しておきながら、全然続いてないじゃない(笑)
というわけで、先週の続きを書こうと思う。

うっしー宅での久々の飲み会は、その日明け方まで続き、翌日起きたのは、10時頃だった。

前の日から話題になっていた「スローカフェ」という所にみんなで行こうと話していて、開店までの11時まではUNOをやった。

さわやかな朝日と、UNO…その組み合わせが、なんとなく高校の頃に友達の家で徹夜でカードゲームをやった時を思い出させた。懐かしい。

開店時間が近くなり、みんなで外へ。昨晩も感じていたけど、うっしーの家の周辺は、とてものどかだ。夜も静かだったし、秋田の手形か岩内の相生を歩いてるような気分になる。
ぽかぽか陽気も手伝って、猫のあくびみたいな気分になった。

金木犀もたくさん花を咲かせていて、摘んで香りを確かめたりもした。

スローカフェは、土壁や木々に囲まれた、すごくナチュラル志向のお店だった。

東京には、沢山のお洒落なカフェがあるけど、怜さんのアパートメントや、るいさんとよしろうさんのいる青い鳥やコラボみたいに、時間を忘れて入り浸りたくなるようなカフェはまだ見つかってない。

私が、秋田でよくカフェに行っていたのは、その場所が素敵だったからという事もあったけど、そこに集まる人達が好きだったからだったんだ。
と、今更実感している。

うっしーも、似たような事を言っていたので驚いた。こっちでも、もう少し居たら、いい所がみつかるかもしれない。焦らず探していこう。


スローカフェでは、野菜がたっぷりのセットと、「デザートは別腹」というお決まりの流れで(笑)
ケーキセットもいただいた。
その間も、時間はゆっくり流れた。
お昼が過ぎて、フナキ君が秋田へ帰る時間になったので店を出た。

そしてりんちゃんは横浜へ戻り、フナキ君は秋田へ帰った。
私は、有楽町で映画を見て、夜には江戸川の自宅に着いた。大移動の二日間だった。


星影の径

2006年10月11日 01時54分36秒 | diary
連休の2日目に、国分寺へ最近結婚したうっしーを訪ねた。

途中で、花束も用意していった。色は水色。この色は、カラーズの時のうっしーの色だったし、「水色は花嫁を幸せにする」という言い伝えをどこかで聞いた事があった。だから、二人に花をあげるならこの色。と、ずいぶん前から決めていた。

花束を買った後、りんちゃんと待ち合わせている目白に向かった。りんちゃんは私より少し前に秋田から横浜に引っ越しているうっしーの友達だ。以前、私のこのブログを見て誉めてくれた事もあった。

初めて二人で話した時、
「fukuは、読みやすい文章を書くよね。なんかさっぱりしててさ…。例えて言うなら…う~ん…酢飯のような文章…。」と言ってくれた。

…酢飯?

私は、「それって酸っぱい文章って事?笑」と笑いながら聞いたら、違うよ!と焦っていた。

あれからも、りんちゃんは「fukuは面白い」と言ってくれるけど、その度に、「爽やかさを「酢飯」で表現するりんちゃんの方が、余程面白いわよ…。」
と心の中で思うのだ。

りんちゃんと会うのも久しぶりだったので、お互い話す事はたくさんあった。
電車やタクシーを乗り継いでうっしー宅に着いた時にはずいぶん夜も遅かった。それなのに、二人は快く迎え入れてくれた。

久々のうっしーとの再会。奥さんとは初対面だったけど、どことなくうっしーに似た空気を持つ、内面から美しさが出てるような素敵な人だった。

お酒を飲んでゆっくり話した後で、月も綺麗だし散歩がてらコンビニへ行こうと4人で外へ出た。
夜道を歩いてると、月明かりの下を歩くうっしーと奥さんの影が、一つに見えた。

その姿は、安らぎに満ちているように見えた。ずっと前からそうだったかのように、二人がひとつに見える。

うっしーは、いい人を見つけた。

お部屋に戻ってゆっくりと積もる話をしていたら、フナキ君も来た。彼は連休を利用して東京へ遊びに来ていた。他の友達に会ってから来たので、ほろ酔い状態だ。フナキ君が加わり、秋田で遊んでいた去年に戻った気がした。
(続く)


2006年10月08日 12時21分27秒 | diary
私は、背が164センチある。
小さい頃から大きかったので(変な日本語だなぁ笑)「自分は大柄」という意識は強い。

でも、手だけは小さいとよく言われる。今日、一番長いところで計ってみたら、16センチだった。
前に計ったのは…小3の頃かな?その頃から、あんまり変わっていない。

母予報

2006年10月07日 03時52分23秒 | diary
昨日、母からメールが着た。
「明日、二か月分の雨が一日で降るらしいから、地下に入る時は注意!」
との事。

「?」な内容だけど、とにかく尋常じゃない量の雨が降るって事は感じ取れた。気を付けろと言われても…地下鉄ってことは、洪水にでもなるのかな?(^^;)

そして今日。
やっぱり雨で、私は上司と2人で定例会議に行っていた。
前日の母のメールの話をして、地下鉄のエスカレーターを上っていた。
「気を付けろと言われてもねぇ…」と言って一歩踏み出した時、
後ろを歩いていた上司の傘が、ちょうど私の靴の踵に入り込んで、危うく転びそうになった。

上司と2人で「すごい!予報当たったー!!」と驚いた。

母予報は、凄い。


睡眠スイッチ

2006年10月07日 03時13分47秒 | diary
思い出したくない事を思い出して
眠れなくなる事がある。
考えても仕方のない事。
答えの無い問いが、頭の中でぐるぐると回ってる。


睡眠スイッチがあって、電気みたいに「パチッ」っと切り替えられたらいいのに。
と思う。


…あ、それじゃあ、起きる時は誰がスイッチを入れるんだろう。
これでは永眠になってしまう…笑