ささやかな幸せ

関ジャニ∞、本、茶道、歌舞伎や文楽、美術鑑賞が好き!
好きなものに囲まれて毎日をごきげんに


『ジニのパズル』

2017-07-12 14:47:25 | 
 頭の中では、関ジャニ∞のアルバム「ジャム」の「生きろ」「Answer」「ノスタルジア」がずっと鳴っている。「生きろ」「Answer」を作曲したすばるくんの力に改めて感服。

 関ジャニ∞が表紙の「anan」を買いに行ったら、発売2日後だったのに書棚に見つからず焦る。書店員さんに探してもらって、奥に隠れていた最後の一冊をゲット。「かっこいいカラダのつくり方」ということで、皆さん、何かある時には体を仕上げてくる様子。私も大阪ドームのライブに行くので、ストレッチをしたり、睡眠をなるべく取ったりといろいろやっているところ。腹筋って6パックだと思っていたら、記事を読んで丸ちゃんの腹筋は、4パックしないことにビックリした。

『ジニのパズル』崔実(チェ シル) 講談社
 オレゴン州の高校を退学になりかけている女の子・ジニ。ホームステイ先でステファニーと出会ったことで、ジニは5年前の東京での出来事を告白し始める。ジニは日本の小学校に通った後、中学から朝鮮学校に通うことになった。学校で一人だけ朝鮮語ができず、なかなか居場所が見つけられない。特に納得がいかないのは、教室で自分たちを見下ろす金親子の肖像画だ。1998年の夏休み最後の日、テポドンが発射された。翌日、チマ・チョゴリ姿で町を歩いていたジニは、警察を名乗る男たちに取り囲まれ…。第59回群像新人文学賞受賞作。
 よかった。在日の問題は横に置いて、フラットな目線で読むのがいいと思う。
 ジニがステファニーとコロンビア・リバーを眺める場面は美しかった。そして、最後の場面。上手に影になろうとするジニにステファニーは言う。「一人だけ輝いても仕方ないもの。光は多い方が良いに決まっているわ。誰かが暗い顔して影になっていれば、世の中は幸せになるのかしら」北何とかと言うどこかの国のことにもあてはまるなあ。そして、過去を受け入れ、立ち上がろうとするジニがいい。
 ジニはひりひりするような感覚の持ち主。「昔からあった」「意味はない」「関係ない」という体制に意を反する。それは、大人たちにいろいろと突きつけられているようだ。答えに窮する大人たちは、物事を曖昧にしたり、排除しているのではないだろうか。
 テポドン発射事件で、ジニが男たちに暴力を受ける場面は辛かった。素性がわからないことをいいことに、中学生の女の子を朝鮮人だからと暴力をふるっていいわけがない。
「もし、目の前で、子供たちが辛い思いをしているのだとしたら。もし、大人たちが持っているプライドを少し捨てることで沢山のことを解決できたとしたら。そうすることで少しでも子供たちの未来が明るい方向へ向かうとしたら。大人は子供の為に努力するべきなのではないだろうか。」
 立ち上がるジニはいいけれども、果たして私は、どうなのか?子供たちのために何か努力をしているのだろうか?

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