横浜心理カウンセリング ブログ

心理カウンセラーが教える体験談、心に響く言葉、心理学健康法等24年に亘り各種心理療法を学んだこと

吐きそうなぐらい過食する原因は、ストレスでなかった・ゲシュタルト療法体験談

2017-01-30 23:49:09 | 摂食障害・体験談

こんにちは。横浜で心理カウンセリングをしているハッピーライフ・トータルセラピーの堀井です。

 

横浜心理カウンセリングにいらした30代女性の体験談は、『吐きそうなぐらい過食する原因は、ストレスでなかった』・ゲシュタルト療法体験談です。 

 

私は、食事が終わっても、手持ちぶさたで落ち着かず、ついお菓子を吐きそうなぐらい食べてしまう。以前はアルコールに依存していましたが、今は過食してデブになり、膝も痛くなり、もう限界なので何とかしたいと思いました。

セラピスト堀井(以下・堀) 現在進行形で、過食してしまう出来事を話してください。ゲシュタルト技法で対話をします。

私 一人で食事が終わります。家でゴロゴロして何もやることがないので、手持ちぶさたで何か落ち着きません。ついお菓子に手が届き、一袋、二袋と食べ、気持ち悪い吐きそうと思いながらも食べています。

堀 食べているとどんな気持ちになりますか。手持ちぶさたになると何を感じますか。

私 食べていると何か癒される。手持ちぶさただと寂しくなる。

堀 では、寂しい自分のクッションを置いてみて座ってみてください。そこに座って私は心が満たされていないと言ってみてください。

 

私は寂しい自分になって、クッションに座りました。

 

私 心が満たされていない。その通りだと思います。

堀 食べるのを止めたらどうなりますか。

私 手持ちぶさたになる。癒されない。どこに癒し求めていいのかわからなくなる。

堀 アルコールに依存している時はどうでした。

私 私の存在からあなたは逃げていた。

堀 過食している今の自分は……。言葉を続けてみていってください。

私 過食している今の自分は、私が満たされたいために食べている。ただいくら食べても私は満たされない。

堀 それを聞いて、私はどう感じますか。

私 そうです。私は、寂しさを満たすように、ペットを飼ったり、結婚したり、いろいろ努力した。しかし満たされなかった。でも、努力している時は寂しさを感じない。目的があれば、食べることに執着していなかった。

堀 『今のあなたは、目的がない。だから寂しい気持ちはあなたにメッセージ送っているんだよ』と言ってみてください。

私 今の私には目的がない。だから、寂しい気持ちは私にメッセージを送っているんだよ。その通りです。仕事もやめたばかり。何も目的のない生活です。

堀 寂しさを十分感じてください。寂しい自分はいつからいますか。

私 5歳の時からいます。

堀 どこにいて。何が見えますか。

私 家の中で弟といる。母はいない。

堀 どうして寂しいんでしょう。

私 弟は隣で遊びながら食べているけど、母親からちゃんと見てと言われるので落ち着けない。私は遊べないし、ちゃんと見張っていないといけないので落ち着かない。

堀 本当はどうしたかったんですか

私 私も子供なんだから遊びたい、私ばっかり面倒見させないで欲しい。それなのに、母はちゃんと弟が食べてないと、「あなたがしっかりと面倒見ていないからでしょう」と私に怒る。

堀 寂しさを感じていると、落ち着かず、その奥には怒りがあるんですね。この落ち着かなさは、過食と同じ感覚ですか。

私 あっ、ほんと全く同じ感覚です。

堀 5歳の時に、弟の面倒みさせて、母になんて言いたいですか。

私 子供に子供をも押し付けるのは無理がある。それなのに褒められるどころか怒られるのが理不尽だ。お姉ちゃんだからと、押し付けるのは割に合わない。

堀 一番怖いことは何ですか。

私 やらないと、母は無視するし、暴力の仕返しが怖いから我慢するしかない。しかも、母は家事を手抜きしている。

堀 母が手抜きした分、私がやらなければいけないと言ってみて

私 母が手抜きした分、私がやらなければいけない。腹立ってきました。

堀 怒りの感覚に口があってしゃべるとしたら

私 ふざけんな。

堀 母のクッションを出して、母に向かって言ってみてください、

私 あなたは普通じゃない。家のことをしないで、宗教に通い、家のことやらずその分私が犠牲になる。

堀 なのに、私が一人で弟の面倒を見ているのは、母に暴力や無視されると怖いから。監視させられると思うと落ち着かない。罪悪感をもって、面倒見ていたんですね。

私 そうです。

堀 では『そして、今でも一人でいると落ち着かず、罪悪感を覚えないために過食している』と言ってみて下さい。

私 今でも一人でいると落ち着かず、罪悪感を覚えないために過食している。あっ、わかった。仕事をしていない自分に罪悪感を抱いているんです。

堀 そうでするね。仕事をしていない罪悪感を覚えないために食べちゃうんですね。

私 そうか。確かに。

堀 私は、母のせいで一人でリラックスする時間を味わえない。言ってみてどんな感じ。

私 私は、母のせいで一人でリラックスする時間を味わえない。本当、今までの人生で、一人でリラックスしたことない。

堀 一人でいると、母が出てきちゃう。いつも、一人でいると罪悪感を抱いちゃう。だから食べちゃう、お酒を飲んじゃう。

私 一人でいると、母が出てきちゃう。いつも、独りでいると罪悪感を抱いちゃう。だから食べちゃう、お酒を飲んじゃう。おー、全て真実だ。

堀 罪悪感は、怒りを自分に向けて攻撃してしまいます。過食もそうです。では、母に今でも5歳から、残っている気持ち伝えてみて下さい。

私 お母さん、私、弟の面倒見たくないので、友達のところへ遊びに行きます。

堀 母になってみて、答えて

 

私は母に見立てたクッションの上に座りました。

 

私 私は、みんなの幸せのために宗教を頑張っているの。私は、偉いんだから私に従いなさい。家の手伝いぐらいしなさい。

 

 次にそのクッションを離れ、元いた場所に戻り、母に反論しました。

 

私 バカじゃん。あんた頭おかしい。私は幸せになっていないし。一家離散で、家族みんな迷惑している。あなたが、家のことをやらないで、宗教に逃げて、あなたの都合のいいようにされてきた。

堀 罪悪感を埋め込まれて、家のことをやってきた。怠けちゃいけないとか、遊んじゃいけないとか。お前に埋め込まれた罪悪感のせいで幸になれない。

私 罪悪感を埋め込まれて、家のことをやってきた。怠けちゃいけないとか、遊んじゃいけないとか、お前に埋め込まれた罪悪感のせいで幸せになれない。確かに、本当にそうです。

堀 私は悪くない。全てお前の罪悪感を埋め込まれた呪いのせい。

私 あー。今まで、たくさん本読むなどして、努力したけど、結局、母に繋がる。堀井さんのワークも3回も受け、もうお前の存在は消し去ったと思ったけど、まさか食べることで、お前に出会うとはおもわなかった。

堀 まるで、不幸の教祖さまみたいだ。お前の呪いがかかっていた。それが、分かったので、もう自分を責めない。悔しいけど、まだ呪われていた。仕事していなくたって、私は悪くない。

私 まるで、不幸の教祖さまみたいだ。お前の呪いがかかっていた。それが、分かったので、もう自分を責めない。悔しいけど、まだ呪われていた。仕事していなくたって、私は悪くない。もう、どうでもいい感じになりました。もう、呪は解けました。

堀 私は呪いが解けたので、私の選択で食事の量を決めます。私がコントロールします。私は孤独を楽しめます。といってみて。

私 私は呪いが解けたので、私の選択で食事の量を決めます。私がコントロールします。私は孤独を楽しめます。今は落ち着いています。コントロールできそうです。不思議にいろいろ、やりたいことが思い浮かび、できる感覚になっています。

 

このワークでやっと母の呪いが解け、人生を楽しめる自分になったような気がしています。

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (しゅしゅはん)
2017-01-28 07:48:19
大変、興味深いお話でした。ありがとうございます。これからもブログ、楽しみに拝見させて頂きます。
Unknown (堀井敏夫)
2017-03-26 18:05:12
しゅしゅはん様
コメントの返し方が、本日わかりました。
遅れまして申し訳ございませんでした。
これからも、読んでくださいね

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