横浜心理カウンセリング ブログ

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私の私が幸せでないのは、障害のある妹を助けていたから(その二)・ゲシュタルト療法体験談

2017-05-09 13:11:27 | 障害・体験談

こんにちは。横浜で心理カウンセリングをしているハッピーライフ・トータルセラピーの堀井です。

  

 横浜心理カウンセリングにいらした体験談は、『私の私が幸せでないのは、障害のある妹を助けていたから(その二)』です。

 

エンプティ・チェア技法を用いている。

 

(セラピスト堀井・以下堀)  今、家族に対して言いたいことありますか

私  母に対して、「私はしっかりしていない」と伝えたかった

堀  それでは、母に伝えてみてください

私  私は、しっかりしていません。私だけ家族全員から、お姉ちゃんとしか呼ばれなかった。私は、弱い人間だし、責任を引き受けられる人間じゃありません。そのことをわかってほしかった。

堀  もしも、弱音をいったり、怒ったりしたら、家族はどうなると思ったのですか

私  見捨てられる気がした。だから家族の輪に入るために頑張っていた。

堀  では、母になって答えてみてください。

 

私は、母のクッションに座りました。

 

堀  娘の言葉を聞いてどうですか

私  わかってあげられなくて、ごめんなさい。余裕がなくて。しっかりしているとばかり思っていた

堀  あなたが、しっかりとしたお姉ちゃんでいてくれたおかげで、に続けて言葉を言ってください

私  あなたが、しっかりとしたお姉ちゃんでいてくれたおかげで、私たちを守ってくれていたんだ

堀  でも当時の私はどうでした

私  あまり深く見られなかった。弱い人間だった

堀  母の言葉を聞いて、どう思いますか

 

私は、自分のクッションに戻り、答えました

 

私  母は弱い人間だったよね。でも母はそのことに全く気づいてない

堀  母をどう感じていましたか

私  よくわからなかった

堀  自分のことがわからなかったのと同じように母もわかっていなかった、と言ってみてください

私  自分のことがわからなかったのと同じように母もわかっていなかった。本当のことを母は言わないし

堀  本当のことを言わないから、わからないことにしていた、と言ってみてください

私  本当のことを言わないから、わからないことにしていた

堀  だって、障害があることを責めてはいけないし、無理しても愛さなければいけないから、と言ってみてください

私  だって、障害があることを責めてはいけないし、無理しても愛さなければいけないから

堀  私たち家族は、障害があるので無理をしていた、と言ってみてください

私  私たち家族は、障害があるので無理をしていた。そうでした、私たち家族は振り回されていました

私  私たち家族には、障害があるので振り回されていた

堀  障害があったから、感情も抑えられたし、本当の親子関係ではいられなかった、と言ってみてください

私  そこは、言えません

堀  もし言っちゃったら何が起こるのですか

私  人として言っちゃいけない

 

私は涙を流しました。

 

堀  涙がしゃべれるとしたら、何と言いたいですか

私  人として認めてほしい

堀  誰に言いたいですか

私  自分に対して

堀  それでは、言ってみてください

私  私は、どうしょうもない自分、でも人間であることには変わりがないから、そのことを認めてほしい

 

私は、もう一人の自分に見立てたクッションを置き、そこに座って答えました

 

私  もう大丈夫だよ。今まで認められなくてごめんね

堀  もう一人の自分から、その言葉を聞いてどうですか。

 

私は、また自分のクッションに戻りました

 

私  嬉しいです。私は、自分が自分自身をずっと認めていなかったんだな、と思います

堀  私は、妹を守るために、自分を認めてこなかったと言ってみてください

私  私は、妹を守るために、あなたを認めてこなかった。本当にそうだったなぁと思います

堀  もう、お姉ちゃんというレッテルで生きないし、人間らしくない自分も認めると言ってみてください

私  もう、お姉ちゃんというレッテルで生きないし、人間らしくない自分も認める

堀  もし、人間らしくない部分をだしたら、どうなると想像しますか

私  嫌われる

堀  では、もう一人の自分に聞いてみてください

 

私は再びもう一人の自分になって答えました

 

私  あなたを嫌わないよ。だって誰もが持っているものだし、あなただけではないから

堀  それを聞いてどうですか

私  安心した。泣けてきます。

堀  私は、人間じゃない面を持っている自分です。私は邪悪な存在ですと言ってみてください

私  私は、人間じゃない面を持っている自分です。私は邪悪な存在です。

堀  では、邪悪な自分のクッションを出してみてください

 

私は邪悪な自分に見立てたクッションを出しました

 

堀  私はどんな存在でしたか

私  いつも追いやられて、無いものとされてきた。家族なんてなくなればいいし、自分は死んでもいいし、世界も滅亡すればいい。あなたは、私を認めないから、スキがあれば出てきて、あなたを幸せにはさせない

堀  それを聞いてどうですか

 

 私は元にいた、自分のクッションに戻りました。

 

私  あなたがいることはわかっていたけど、怖かったし、いい子でいたかった

堀  私はいい子でいたかったから、あなたの存在を……に言葉を続けて

私  私はいい子でいたかったから、あなたの存在を人目に触れないように隠していた

堀  もし、あなたを出したら私はどうなっていましたか

私  妹や家族を守れなかった

堀  あなたがいたおかげで

私  辛い状況でも、前に進んでこれた

堀  でも、今のあなだたったら

私  もう守る必要はないし、自由でいい。

堀  言ってみてどうですか

私  スッキリ、力が抜けた

堀  邪悪な自分は、それを聞いてどうですか

 

私は、邪悪な自分のクッションに座り、答えました

 

私  今までは、あなたの事を苦しめたけど、今あなたが認めてくれたので、もう悪さをしない

堀  それを聞いてどうですか

私  よかった。邪悪な自分も受け入れられました。なんだか不思議と力が出てきます嫉妬や怒りを出してもいいんだなあと思えます。

堀  では、障害のクッションに向かって、あなたがいたから嫉妬も怒りを出せなかったと言ってみてください

私  あなたがいたから嫉妬も怒りを出せなかった。本当の気持をいつも隠さなければいけなかったし、それが自分であることを認めてはいけないと思い込まされてきた。邪悪な自分はないことにしていたし、両親にも本当のことを言えなかったし、なんか妹はめんどくさい存在だった。

堀  ひとことで、あなたの存在は

私  諸悪の根源です

堀  私が幸せになれないのは、全てあなたがいたせいだ、と言ってみてください

私  私が幸せになれないのは、全てあなたがいたせいだ

堀  言ってみてどうですか

私  心を隠すために偽善者になっちゃったんですね。抑圧をされていたんだなあって思います

堀  あなたが、私の抑圧の原因だった、と言ってみてください

私  あなたが、私の抑圧の原因だった。ホントそうです。

堀  私はあなたに怯えていたし、暴力的なお父さん以上に恐怖だった

私  私は怯えていたし、暴力的なお父さん以上に恐怖だった。実感します。

堀  だって、私のすべての感情を抑圧しないと妹と暮らしていけなかったからと、言ってみてください

私  だって、私のすべての感情を閉じ込めちゃったから

堀  自分の負の感情は、父の暴言より、あなたのパワーの方が大きかったと言ってみてください

私  自分の負の感情は、父より、巨大だった

堀  だって、あなたのせいで、私は見捨てられちゃうと思ったから

私  だって、あなたのせいで、私は見捨てられちゃうと思ったから。うん。それが一番の恐怖だった。

堀  まるであなたは、どんな存在だったんですか

私  アンタッチャブル。触ったら爆発する。

堀  では、今度は障害のある妹になってみてください

 

私は、妹に見立てたクッションを置き、そこに座りました

 

堀  それを聞いてどうですか

私  私自身はあなたに、何かしたわけではないし、私はいるだけ。私は何かをしたわけではないよ

堀  あなたが勝手に反応しているだけ、と言ってみてください

私  あなたが勝手に反応しているだけ

堀  もし、あなたが私と対等に付き合ってくれたとしたら、私はどうなったでしょう

私  私は別に変わらない。あなたがどうでも私には関係ない、あなたが勝手にそう思っているだ

   け……

堀  ではご自身に戻って、それに答えてみてください

 

私は自分のクッションに戻りました。

 

私  ふーん。怖くも、怯える必要もなかったんだね。ただ障害としているだけだったんだね。私が勝手に怯えていたんた。そうだったんだ!

堀  見捨てられるとまで、思ったのはどう感じますか

私  昔は怖かったと思ったから必要としたけど、今は怖くないとわかったので、そんな感情は私に

   は必要ありません。

堀  言ってみてどう感じますか

私  とても穏やかな気分です

堀  自分が怖いと感じ、見捨てられると想像したんですね

  そうですね。私が創り出しました。ブラックホールのように

堀  足先が動いていますが、足先はなんて言って動いていますか

私  楽ちんでいい感じ、笑えてきます。ルンルンな気分です

堀  一番初めに並べた無意識のパターンは、どう感じますか

私  私は、めんどくさいことをしてきたなあと思います。わざわざ苦労を作り出していたんだなあと実感します。

 

そのセッションを終え、見捨てられる感覚はなくなり、比較されることの恐れもありません。幸せは、シンプルなんですね。

 

 

 

 ▲「見捨てられる感覚はなくなり、幸せはシンブなんだなぁと思いました」との感想を頂きました。

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