横浜心理カウンセリング ブログ

心理カウンセラーが教える体験談、心に響く言葉、心理学健康法等22年に亘り各種心理療法を学んだこと

「嫌な気持ち」の奥に自由な自分が隠れていた(その一)・ゲシュタルト療法

2017-05-14 23:20:32 | 生きづらさ・体験談

こんにちは。横浜で心理カウンセリングをしているハッピーライフ・トータルセラピーの堀井です。

  

 横浜心理カウンセリングにいらした30代女性の験談は、『「嫌な気持ち」の奥に自由な自分が隠れていた(その一)』です。

 

私は兼業主婦をしています。仕事の時にもありますが、一番感じるのは何か家事をしようとすると、言い表せない嫌な気持ちになってしまいます。それがどうしてなのか知りたくて、ゲシュタルトセラピーのワークを受けたいと思いました。

具体的には、朝、子供を送りだした後や、子供が帰ってくる前に嫌な気持ちになり、色んなことを考えるのが嫌だから寝ちゃおう、ということが多いです。そうしないと不安とドス黒いものが溜まってしまうように感じます。

     

セラピスト堀井(以下・堀)  では、嫌な気持ちのクッションを置いて、それに向かって話しかけて下さい。嫌な気持ちを感じるのはどういう時ですか

私  家事をしている時、思うようにはかどらない

堀  では、嫌な気持になってみてください。私はあなたの中にいる嫌な気持ちです、と言ってみてください

 

私は、嫌な気持ちを具現化したクッションを置き、そこに座りました。

 

私  私はあなたの中にいる嫌な気持ちです

堀  言ってみてどうですか

私  スッーとしました。道ができた感じです

堀  どんな道ですか

私  トンネルの道です

堀  先に何が見えますか

私  永遠と続いていて、奥が深い感じがします。

堀  嫌な気持ちとして、それを表現してどんな気持ちですか

私  そうですね……。自分の一部だったんだと思います

堀  嫌な自分も私の一部です、と言ってみてください

私  嫌な自分も私の一部です。何か親しみを感じます

堀  では、親しみを感じた嫌な気持ちに向かって、家事が嫌になってしまうのは何でなの、と尋ねてみてください

私  家事が嫌になってしまうのは何でなの

 

私は再び、嫌な気持ちのクッションに座って答えました

 

私  何もかも自分でやらなくなっちゃうから嫌になる。気持ちが疲れ果てちゃう

堀  それを聞いてどうですか

 

私は、自分のクッションに戻りました

 

私  それは仕方がないこと。私しかやる人いない。疲れないように私なりにコントロールしている

堀  それを聞いて、嫌な気持ちはどうですか

 

私は嫌な気持ちのクッションへ移動して答えました

 

私  あなたは実力以上にやって無理をしている。だから疲れてしまうんだよ

堀  もし「コントロールしている」と思えないと 私はどうなりますか

 

私は、元の自分の場所に戻って答えました

 

私  何もやらなくなる

堀  両極端の気持ちがあるから、嫌な気持ちになってしまうんだよ、と言ってみてください

私  両極端の気持ちがあるから、嫌な気持ちになってしまうんだよ。その通りです。頑張り過ぎて、最終的には疲れてしまう。そういうパターンばかりだから、嫌になる。

堀  嫌な気持ちを感じてください。嫌な気持ちになって、私があなたの中に存在し始めたのはいつからですか。ふっと思う年齢の数字を言ってください

私  6歳か8歳かな。当時の私は、小学校に入って頑張ろうとしていたんだけど、私は勉強が理解できなかったことを思い出しました

堀  それを言ってどう思いますか

私  昔から嫌な感じは、確かにありました。頑張ろうとしもできないという葛藤は感じていました

堀  頑張りたい自分は、どんな風に頑張りたんですか

私  自由にやっていきたかった。みんなと同じように勉強も遊びもやっていきたかった

堀  自由に対しての、もう一方の極はなんですか

私  もう一方の極は、頑張りたかったけど、勉強は何をやっているのかわからなかった。自分の居場所が定まらなくて、フラフラしていた

堀  では、何時からわからなくなっちゃったの、 そしてフラフラしちゃったの、と自分自身に質問してみてください

 

私は、自分自身の内側を感じて、答えました。

 

私  幼稚園の時からかな。フラフラしても、常にみんなに合わせなきゃと思っていました

堀  幼稚園の時から、フラフラしていた。なのに、みんなに合わせなくちゃいけないという声があると、私はどうなるのでしょうか

私  とても窮屈になる。いろんな物を見つけるのが楽しかったのに……

堀  1つは自由で好奇心がいっぱいの自分、自由に見立てたクッションを置いてみてください。もう1つは、みんなに合わせろという声があったんですよね。みんなに合わせるというクッションを置いてみてください。この2つの自分を置いてみてどう

ですか

ですか感じますか 

私  正に、当時からの私の葛藤だと思います

堀  だれが、「みんなに合わせろ」と言ったんですか。最初に思いつく人は誰ですか。

私  あっ、それはお婆ちゃんです。

堀  おばあちゃんに言われたことを鵜呑みにして、今でもあなたに命令している、と言ってみてください

私  おばあちゃんに言われたことを鵜呑みにして、今でもあなたに命令している。なるほど、そうだったんですね

堀  そして、「自由でいたい気持ち」と「みんなに合わせなくてはいけないという気持ち」の葛藤で、嫌な気持ちが生まれちゃったんですね

私  なるほど、そうか

堀  では、また嫌な気持ちになってください

 

私は、嫌な気持ちに見立てたクッションに行き、座りました

 

堀  二人称で、自由な自分とみんなに合わせる自分がいて、私が生まれちゃったんだね、と言ってみてください

私  自由な自分とみんなに合わせる自分がいて、私が生まれちゃったんだね。すごい。身体で実感できました

堀  嫌な気持ちの正体を知ってどうですか

 

また、自分のクッションに戻りました

 

私  そういう繋がりがあったんですね

堀  身体の中にどんな感覚があのますか

私  ちょっと温かくなってきました

堀  温かさの感覚に言葉があって喋ると言ったら、何て言っていますか

私  自由になりなさい

堀  お婆ちゃんの言う通りでなく、私は自由に行動したい、とお婆ちゃんに向って言ってみてください

私  お婆ちゃんの言う通りでなく、私は自由に行動したい。身体の力が抜けました

堀  お婆ちゃんはそれ聞いてどうですか

 

今度はお婆ちゃんに見立てたクッションを出して、そこに座り答えました

 

私  あなたに窮屈な思いをさせてごめんなさい。悪気はなかった

堀  「みんなに合せて」と言ったのはどうしてですか

私  私の経験から、みんなに合わせていないと、あなたがダメになると思っちゃったから。でも、“あなたらしさ”を失わせてしまった……ごめんなさい

堀  お婆ちゃんの声を聞いてどうですか

 

 私はまた自分のクッションに戻りました。

 

私  嬉しいです。私もおばあちゃんのことは好きだった

堀  おばあちゃんのことは好きだけど、「みんなに合わせて」と言われることは嫌だった、と言ってみてください

私  おばあちゃんのことは好きだけど、「みんなに合わせて」と言われることは嫌だった。やっと言えた感じです。背中の血流が良くなった感じです

堀  その背中の血流を感じてみてください。流れている血流が喋るとなんて言っていますか

私  私はやっと解放された。おばあちゃんから言われた「みんなに合わせて」の声が、自由な私を阻害していたことがわかりました 

 

その二に続く

 

 ▲「やっと解放され、自由な自分があらわれました」との感想を頂きました。

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