横浜心理カウンセリング ブログ

心理カウンセラーが教える体験談、心に響く言葉、心理学健康法等24年に亘り各種心理療法を学んだこと

『宗教にのめり込んだ母の影響で、自由な自分を失っていた』・ゲシュタルト体験談

2016-12-24 01:35:49 | 宗教の影響による悩み

こんにちは。横浜で心理カウンセリングをしているハッピーライフ・トータルセラピーの堀井です。

 

横浜心理カウンセリングにいらした30代女性の体験談は、『宗教にのめり込んだ母の影響で、自由な自分を失っていた』・ゲシュタルト療法体験談です。 

 

母が幼少期から、姉に対していつも高圧的に怒ったことで、姉は不登校になりました。それを悩んだ母は霊能者や宗教にすがるようになり、私たちに写経や読経を強制するようになりました。姉は霊感が強く、不登校になってからは家庭内暴力を振うようになりました。その理由を姉は、神からの啓示だといい、母の影響もあって家族はその啓示のようなものに従わされるようになりました。私は、姉の暴力に怯えていました。また、母はそれからも宗教にはまり続け、何か気に障ることがあると「罰が下る」と言って、お経を読ませられたり、「今日は写経を何枚書きなさい」と言ったりして、私はそれに従っていました。

その頃から、私はもう誰とも話せず、人間不信になり、何のために生きているのかわからなくなりました。私の救いとなったのは、犬が寝ている時の体温を感じることだけで、それだけが、愛の温かさを実感できた行動でした。そんな私も結婚し、子どもが生まれました。しかし、子どもを産んでみると、母と同じようにコントロールしてしまつているかもと思っしまいました。また、いまだに人を信じられないので悩んでいます。

そういったことに悩んでいるとき、堀井さんのホームページを見つけて、セラピーをしていただくこととなりました。

 

セラピスト堀井(以下堀)

堀「大変な思いをされてきたんですね。では、あなたの後ろにクッションを置いて、そこからあなた自身に向かって『人なんか信じちゃダメだよ』と言ってください」

私「人なんか信じちゃダメだよ」

堀「もしあなたが人を信用したら、どうなりますか」

私「傷つけられることになる」

堀「あなたのなかに『人なんな信用しちゃダメ』の声は、いつからとりこまれましたか」

私「母が友人に悩みを相談したら母か傷いて帰ってきて、小学生の私に愚痴を聞かされた時、私は『人を信じちゃいけないん』だと決めました」

堀「お母さんがそう言ったから、『自分の中の声』はあなたに命令するようになったんだ、と言ってみてください」

私「お母さんがそう言ったから、『自分の中の声』は私に命令するようになったんだ」

堀「『自分の中の声』になってみてください。あなたをコントロールしてどんな気持ちですか」

私「私をコントロールして、優越感を覚える」

堀「もしあなたをコントロールできなくなったら、どうなるんですか」

私「私を自由にさせてしまう。『自分の中の声』の居場所がなくなる。私が劣等感で消えたくなる」

堀「『自分の中の声』が私をコントロールしているから、私は生きていけるんだよ、と言ってみてください」

私「『自分の中の声』が私をコントロールしているから、私は生きていける」

堀「その声を聞いてどう思いますか」

私「こっけいだし、なんで私を縛るの」

堀「声になったつもりで質問に答えてください」

私「あなたを縛り、言うことを守らせると平穏になる。だから、あなたが自由になるのは、悔しいし、あなた自身が劣等感を覚えてしまう」

堀「その声を聞いてどう思いますか」

私「自分の人生を生きたい。自由になりたい。だからもう縛らないで」

堀「手が握りこぶしになっていますが、その手が喋るとしたら何と言っていますか」

私「もう『自分の中の声』は要りません。私は自由だ。『自分の中の声』に頼らなくても私は何とかする。消えてください」

堀「どんな感情から言っていますか」

私「怒り。私は怒っています」

堀「私は自由にさせないことに怒っています。今まで言えなかったのはどうしてですか」

私「怖かったから。でも今の私は自由に怒れる」

堀「『自分の中の声』がなくても、あなたは傷つきながらでもやっていけますか」

私「今の家族は、私を傷つける人はいないですから、大丈夫です」

堀「なのに、今の私の中に『自分の中の声』があると、家庭でどうなるか伝えてあげてください」

私「蝕まれる」

堀「嫌だったら言わなくていいですが、私が母みたいになっちゃうから、と言ってみて」

私「『私が母みたいになっちゃうから』。私が家族をコントロールしているのかもしれないです」

堀「もし、私が家族をコントロールできなかったら、私はどうなるんですか」

私「居場所なくなる」

堀「母は居場所なくなるから、家族をコントロールするといったのと同じですね。母を今でも母を基準にして、母になりたくないと頑張っているのではないですか」

私「そうかもしれません。無意識だけど。反面教師にしている。私は自由になりたいだけなのに」

堀「自由でいる私を、『私』を主語で表現してみて下さい」

私「私は楽しみます。私は笑います。私は家族が自由で伸び伸びしていることを喜びます」

堀「『だって、わたしはずっと自由を求めていたから』と繰り返して言って」

 

私は堀井さんに言われたことを繰り返し口にしました。自然と涙が出てきて、最後は号泣してしまいました。

 

堀「今の家族が不機嫌だと『私が悪い、私のせい』と思ってしまいませんか」

私「いつも、そう思います。家族以外、親しい人に共通して感じます」

堀「他人の境界線がないので、自分の感情と相手の感情がわからなくなってしまうんですね。家族を縛らないと、何が怖いんですか」

私「居場所がなくなる」

堀「自分を縛る厳しい基準があるんですね」

私「そうなんです。私の基準を守ってくれないとイライラするし、相手をずるいと思ってしまう」

堀「どんな基準で家族を縛っていますか」

私「私は、キレイ好きなので、細かい私の基準に反するとイラっとする。会社の資格試験の勉強をしないといけないことにイラつく、同期が出世しているのに夫が出世しないことにムカつく。子供にも同じ気持ちで接しています」

堀「そこに自由はありますか、ありませんか」

私「ありません。いくら夫が出世しても、幸せはありません。でも苦しいです」

堀「『あなたの声があるから、苦しい。自由になれない』と言ってみてください」

私「『自分の中の声』があるから苦しい。自由になれない。本当にそうだと、今自覚しています」

堀「では、今度は『そして、私は夫や子供を自由にさせないと言ってみてください』」

 

私は泣きながら、堀井さんの言ったことを繰り返し言いました。

 

堀「改めて聞きますが、自由にさせないのは、誰ですか」

私「私です。」

堀「今、幸せですか」

私「……この声がなければ幸せです」

堀「この声があるから、『幸せ=自由』になれないんですね。自由になりたいのは、今が不自由なんですね。幸せな人は、もともと幸せになりたいはないんです。今が幸せだから」

私「そうか。わかりました。自由じゃないから、自由になりたいと求めるんですね」

堀「そうです。もうかつての母は、いません。自由を選択するのも、自分です。お母さんと、私の境界線を引いてみて下さい。どんな感じですか」

私「独立した感じです」

堀「『私は、独立しているので、私の自由は私が決めます。もうお母さんの声は必要ありません』と言って、後ろの母のクッションをとってみてください。どう感じますか」

私「なんだか、楽になりました。心も体も楽です」

堀「では、夫と子供のクッションを目の前に置いてください。どう見えますか」

私「独立した人間に見えます。二人とも笑っています。やっと求めていた自由の意味が分かりました」

 

 ▲「母の縛りが取れ、自由で独立した自分を選択できる」との感想を頂きました。

 

      >> ゲシュタルト療法のページを見る 

>> ホームページを見る

>> プロフィールを見る

 

 

心理療法を中心とした統合セラピー横浜
TEL 080-5483-2162
横浜心理カウンセリング・ゲシュタルト療法・再体験療法 半額相談申込メール

『癒し』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 『仕事を頑張りすぎて苦しい... | トップ | 『恋愛や仕事が上手くいかな... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL